ジロを見てステージレースは自分に合わないとわかる

今日もジロ第6ステージを見たけど、どうも見ていてテンションが上がらん。
もちろん今日のようにゴール前のスプリント勝負のシーンとかは盛り上がるのだけど……

「集団でゴールすればタイム差は出ないから別に1位でなくともいいや〜
とか
「今日は駄目でも明日リカバーすればいいや〜
的な感じがヒシヒシと感じられるんだよね。

1日で勝敗が決まるワンデーレースにはそれがない。
1位かそれ以外か。集団ゴールに何の価値もない。
その日に全てがぶつかり決着が付くので見ていてもテンションが上がる。

ジロはなんかもう間延びしすぎで後半レースだけ見るだけでもいいかな〜と思ってしまう。
もしかしたら後半には勝敗が決して消化試合になり下がっている可能性すらあるのか?

そもそも、例え最終ステージでビリでも総合で1位ならそいつがナンバー1……と言うシステムがどうも性に合わない。
もちろん総合で1位という事は全体を通して上位に入っており総合的に1番凄いという理屈は分かる。
ようはリーグ戦的な考えだよね。
でも自分はワールドカップみたいに予選はリーグ戦でも決勝はトーナメントで毎回がオールオアナッシングって方が好き。
ガチンコになるし、常に勝った方が強いってのが明確じゃん。

自転車で言えば「先頭を走る者がいつも正しい」的なノリが始終貫かれる方が好きだと。


もちろん、ワンデーレースの最高峰のクラシックレースでも「数日後のリエージュ優勝が目的だからロワンヌは調整にする」とか思惑は働いていたりすると思う。
そう言う場合でもロワンヌ勝利を目指す選手もいるし、その勝利はジロなどの1ステージ勝利より桁違いの価値があるだけによりガチになる。

そう言う意味で今年の5大クラシックレースを全部見られたのは幸運だった。


更に理想を言えばチーム戦も好きじゃないので全員が個人戦と言うのを見てみたい。
ステージレースは試合数の母数が多いのでより実力に近い総合力が弾き出されるが、結局は”チーム力”って要素が大きい気がしてしまう。

チーム力とかメンバー力とか抜きで、文字通り世界最強のクライマーやレーサーを決めるレースを見てみたい。

該当するのは世界選手権自転車競技大会の個人ロードレースぐらいか〜?
でもあれも微妙に国別対抗だったような……

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