2011-12-08 【自業自悔】
『和歌詠み』12月10日
「朝食をとる人それにおにぎりと珈琲だけで済ませる者も」(山葵)
「冷たさと吹く風の音避けるためぼてこ来る人ぬくさを拾う」(山葵)
「みそ汁とにぎりと紅茶師走にはかすかに聞こえるジャズのひと匙」(山葵)
<「ぼてこ万里の店」TEL 0532-41-4325豊橋市大岩町火打坂6-2>
【今日の和歌】
賀茂真淵 かものまぶち
晩夏
行く雲もほたるの影もかろげなり来む秋ちかき夕風のそら
(流れ行く雲も、蛍の光も、見るからに軽い感じである。訪れる秋も近い夕風の吹く空よ。)
夕立をよめる
大比叡(おほびえ)や小比叡(をびえ)の雲のめぐり来て夕立すなり粟津野の原
(大比叡・小比叡にあった雲が巡って来て、いま粟津野の原で夕立が降っていることである。)
(◇粟津野(あはづの)の原 琵琶湖南岸。滋賀県大津市に粟津町の地名が残る。近江八景の一つ「粟津の晴嵐」として知られ、かつては松並木の美しい景勝地であったという。)
(琵琶湖を遠望する大景。「夕立すなり」は万葉集に「音すなり」などとあるのを踏まえていると思われる。この「なり」は伝聞推定の助動詞であったが、江戸時代には本来の意味が解らなくなっていた。)
高殿にすずめるかた
高き屋はすずしかりけりあらがねの土てふものし夏にやあるらん
(高く聳え立つ建物の上は涼しいことよ。土というものが夏であるのだろうか。)
(◇あらがねの 土にかかる枕詞。)
(陰陽五行説では木火土金水のうち火を夏に対応させ、土は各季節の土用にあたるのだが、土こそ夏ではないかと五行説を訝しがる気持を籠めている。)
【自業自悔】自分が犯した悪事や失敗を、自分自身でくやむこと。
<祇園精舎の鐘の声 http://plaza.rakuten.co.jp/takekihito/ も読んでね>
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