プログラマが守るべきたった一つの原則

原則:理解できないコードを書いてはならない。

この原則から導き出される、レベル別アドバイス

超初級
コードを書くとき、自分が何を書いているか理解しているか? 曖昧な理解のまま「とりあえず、それっぽく動いたからOK」と完結していないか? 自分が書いた内容を理解し切れていないのは死亡フラグだ。
初級
別にググって見つけたコードをコピペしても構わない*1が、そのコードの内容を正しく理解できているか? 理解したうえで、不要な部分を取り除いて、必要な部分だけ使用しているか? コピペする際に、コピー先のコーディングスタイルに合致するように修正しているか? どれか1つでも欠けているのなら、君は他人を発狂させる天才だ。
脱初級
コーディング中にどれほど自分のコードを理解できていようとも、所詮人は忘れる動物である。1ヶ月後の自分のためにも、キレイなコード*2を書き、内容を思い出しやすくしておくこと。この時、一手間加えて他人が理解しやすいコードにしておくと、影で文句を言われなくなる。
中級(中の下ぐらい)
もう自分には十分な理解力が備わっていると考えているのなら、他のパラダイムの言語を学べ。理解の土台は1つではないと心得よ。命令的より宣言的である方が、理解に必要な背景は大きいものだ。宣言的より命令的である方が、細かいところに手を入れやすいものだ。
上記以上
特になし。というか、言われるまでもなく分かってるっしょ。

*1:但し、ライセンスには気をつけること!

*2:分かりやすい名前を採用し、適切なデータ構造とシンプルなアルゴリズムを用いて、適切に分割されたプログラムを書くこと。プログラムから読み取れない/読み取りにくい情報を、データ構造に関しては詳しく、アルゴリズムに関しては要約して簡潔に、コメントとしてコードに添えること。