蛇のひげ

     ○蛇のひげに青眼をもてまねかれる
(じゃのひげにせいがんをもてまねかれる)
龍の玉
中国に竹林の七賢人といって世の中から離れて自分の世界に遊んで居られる七人の方々があった。その一人に阮籍というお方が居て、かの人を訪ねて人がやってくると、阮籍は好感のもてる者には青眼で迎え、厭な者を迎えるときには白眼になったというのだ。
最近どうも、人から青眼で迎えられる自身がない。で、家に引き籠り気味なのだが、初対面で後に繋がらない関係なら平気である。