梅雨茸

     ○梅雨茸忍者の如きけむり吐く
(つゆきのこにんじゃのごときけむりはく)
(粘菌)アオウツボホコリ
       ○雨の日の赤青黄色黴の華     秋甫
       ○平気らし草食男子パンの黴    々
       ○粘菌の広がりやまぬ梅雨最中   々
 菌の姿を映像化されると、実に美しい世界が広がっている。粘菌やキノコもその仲間うちであるらしい。この世の一瞬の美しさに何か啓示を感じる。「般若心経」の世界を観るような気もするのである。
 昨夜はサッカーワールドカップ日本×コロンビア戦を観戦する。「棚からぼた餅」的な印象だったが、コロンビアの不運は10人で終始試合を展開しなければならなかったことだろう。