エロゲにおける実妹と義妹のトレンド
先日エロゲ業界の中の人とお話しする機会があった時に出てきた単語なのですが、最近は「実妹厨」というものが存在するのだそうです。曰く「シナリオの内容とはまったく関係なく、攻略可能な妹はすべて血が繋がっていなければならないという考えに取り憑かれた人達」。「そんな奴らが本当にいるのか?」と思いましたが、実在するらしい(笑)。数としてはそれ程多い訳ではないみたいですが、「やたら声がでかい」との事。いわゆる「ラウド・マイノリティー」というやつですね。従って、そういった人達がいるから「妹の設定はちょっと慎重になる」というような事を話されていました。で、私としては実妹であろうが義妹であろうが突っ込んで出せりゃどっちでも構わないんですが(おっ)、最近のエロゲにおける実妹と義妹のトレンドを見れば、「彼らの声の大きさが分かるのではないか?」と思って、ちょっと調べてみました。
【参考データ】
エロゲにおける攻略可能な妹の推移
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2004年にソフ倫の規定が変わり、実妹設定が可能になってから実妹の割合はずっと増加しているようです。規定が変更されてすぐ実妹率が40%を越えたという事を考えると、実妹ヒロインというのはエロゲブランドが待ち望んでいた必須要素だったのかもしれません。ただ、現在の実妹:義妹の割合はおおよそ6:4ですので、実妹が圧倒的に優勢という状況ではありません。そう考えると実妹厨の声はそれ程大きい訳ではないみたいですね。