- 作者: 横山秀夫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
著者お得意の警察小説。それ故にとてもリアルだ。
まあ本当にこれがリアルなのかどうかはもちろんわからない。しかし思わずそう思ってしまうほど会話や心理描写が優れている。
やってることは小さい。自分の今のポストを守ることだけ。それに比べたら震災なんてどうでもいいといった感じ。これは感じ悪い。
どんな組織にもこういう足の引っ張り合いみたいなことはあるもんだ。それがたとえ警察でも。
そう考えたら警察に期待することすらばかばかしい。