エガワヒロシのブログ

2018-03-09

グーチョキパー


昨日、マークボランとデヴィッドボウイではマークボランだというボラン派宣言をしました。あの特定の帯域に偏ったT-REXサウンドは、僕が偏愛するローファイポップの父だと思っていて、新しい音を提示したオリジネイターとしてめちゃくちゃリスペクトしているんです。あの金太郎飴サウンドへのリスペクト。そういう意味でのボラン派。ホラン千秋もまあまあ好きだし。しかしこの2人の比較には続きがあります。

この2人をあげたのは、あの英国のバカバカしさ全開のムーブメントグラムロックの代表的な2人ということで比べたのだけど、実は同時期にもう1人大好きなミュージシャンがいます。それはブライアンフェリー。英国杉良太郎的流し目ダンディズムおじさん。これで僕の三大70年代ミュージシャンが揃います。

ロキシーミュージックも好きだけど、特にソロが好きで。あのキッチュなのかゴージャスなのかよくわからんいかがわしさが大好きなんです。少し捻ってあるけれど、よく聴くと王道のロックンロールってとこも良い。

ではボラン派宣言した僕がブライアンフェリーとどっちが好きか?と言われると…実はフェリー。急転直下のフェリー派宣言なのです。同じように実はシンプルながらオリジナルなロックンロールを奏でる2人だけど、ボランの方がよりシンプルなのでちょっと飽きる。あとボランはアイドルだけとフェリーは俳優で、細かな表現で唸らせてくれる。なのでフェリーに軍配をあげたくなる。

ではフェリー派宣言はしたけれど、フェリーとボウイではどうなんだ?と言われると、これが実はボウイ。この2人の比較だと完全にボウイ。大逆転のボウイ宣言。その俳優的な完成度、ぶっちゃけ格好良さでは断然ボウイ。だってあんな指差して笑ってしかるべきグラムロックの中で、しかもあんなキワモノのジギーなんてやってるのに、ど真ん中にカッコいいんだもの。音楽の深さや振り幅もボウイの方が凄いしね。

でもこのボウイの本物感をひっくり返すものをボランには感じるのです。本格派俳優をアイドルが超える感じ。手の込んだ和菓子の美味しさを人工甘味料の甘さが超えていく感じ。有無を言わさぬ一点突破。それがマークボランの良さ。

結局この3人はみんな大好き。それぞれがグーチョキパー的な存在。1番わかりやすいボランがグー、1番尖ってるボウイがチョキ、フェリーはよくわかんないけどパー。これが僕の三大70年代ミュージシャンの立ち位置なのです。はい。どうでもいい話ですいません。

これでもう1人70年代の人が出て来たら困るなあ。まあツェッペリンってタイプじゃないし、キッスは聴いてないし。あ!!クィーン!まああれはバンドだから。うん。よし。おしまい。