エガワヒロシのブログ

2018-05-25

デモ暮らし


音楽の完成度っていうのはどこまで追い込むかで違ってくる。特に1人で作っているような場合はジャッジは自分でするしかないので、全ては自分次第だったりする。しかも僕のように作曲コンペに提出するデモを作ってる場合、デモはデモで、完成品ではないので、どこまで作るかジャッジは難しい。どの程度のデモを求められてるかは、相手によっても違ってくる。

でも最近は、これは俺にとっては勝負の場であって、歌う人にはデモであっても、自分にとっては完成品なんだと思うようになった。なので、僕のデモは暑苦しい。熱量が詰まりまくってる。それが正しいのかはまだわかんないけれど。

その感覚で昔作った曲を聴くと、昔のデモのアラが見えまくって手直しをすることになる。このハットのオープンのベロシティが…とか、このベースのEQが…とかやってると、ほぼ作り直しになったりする。

そして蘇った楽曲を聴くと、昔の自分の作曲能力も悪くないよなあーって思う。曲を作る才能はあったんだなと。それを人にちゃんと聞かせる才能がなかった。努力も足りなかったのかな。反省。

作曲家は作曲をする人だから、良いメロディーを書けば良いんだと思う。それ以外は枝葉であって本分ではない。

でも、サラリーマンなんてやって、社会に出て、プレゼンなんて場を経験すると、そんな甘いことは言ってられないと思うようになる。実社会では、とにかくクライアントに受け入れてもらえるように、あらゆることに気を配っていく。そうやってみんな仕事を取っている。アイデアが良いんだからこれで良いだろ?なんて言ってても、まず採用はされない。それと同じで、音楽においても、出来ることはしなきゃいけないと思ってる。何が足りないのか、何が不要なのか、最後まで考え抜いて完成度を高めて行く。勿論、自分がかっこ悪いと思うものを入れることはないけどね。入れ方わかんないし。まあそういう態度は芸術の心構えに反する!って言われたらすいませんって謝りますけど。

なんで僕は毎日デモという名の本気の音楽を作って暮らしてます。それが僕のデモ暮らし。これでもっと採用されたら言葉に重みが出るんだけどねえ。デモ集めてる担当者に届いてますかね、俺の熱量。こんなに暑苦しいのはいらない!って思われてる可能性もあるけれど。

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