ミムラスは圧倒的に正しい


牡蠣アタックの余波でミムラスのライブについても書いてなかった。

先々週の金曜日に中目黒で行われたミムラス主催のライブ。これは書いておかなきゃいけないくらい大変なものだったのです。ミムラスはニューアルバムでオランダシンガーソングライター、ティムトレファーズと共演。日本でも一緒にライブをやりたい!といってなんと!自分でクラウドファウンディングを使ってお金を集め、自分で呼んでしまったわけです。なんでも自分でやる女、ミムラスの真骨頂!ディスイズハードコア

ミムラスはオランダまで行ってMV撮ったり、アナログ作ってみたり、カセットも作ってみたり、本当に行動力が凄い。それでいて音楽はチャーミングなソウルポップ。人懐っこいメロディー、残る言葉、お洒落なコード、そして手触りの残るサウンドプロダクション。シンガーソングライターとして理想的だと思う。でも活動は大変だ。傍から見ててもそれは伝わる。

今のシンガーソングライターシーンってどうなってるのか?残念ながら、どちらかといえば音楽が主役ではない。顔やコミュニケーション能力が重視されて、音楽が真ん中にいないことが多い。そんな中で音楽を真ん中に据えてこのシーンから一歩抜け出した山田稔明君とかもいるけれど、音楽中心での活動してるなあーと思える人ってバンド上がりが多く、その違いはライブハウス経験の有無ではないかと思ってる。カフェライブだけでやって来た人はお客さんとの近さが人気の基本になってるので、音楽が人間にマスキングされてしまう。

勿論それに自覚的で、抗ってる人もいっぱい知ってる。おじさんのファンしかつかないと悩んでる若い女性シンガーソングライターは、陰鬱なレディオヘッド流れの音楽を抵抗するように演奏していた。音楽的な冒険を果敢にしてるシンガーソングライターも沢山いる。でも人間人気の中に埋もれてしまう。

ミムラスはそんな流れに一石を投じるべく、オリジナルでDIYな、どちらかといえばパンクシーンとの共通項を感じるような活動をしている。2年くらい前から英語も習い始め、今では海外に出て行って絆を築いている(今もオランダからフランスに行ってる)。音楽を取り戻せ!そんな活動を続けるレジスタンスジャンヌダルクミムラスに重ねてしまう。

ミムラスを見ていると尊敬という言葉しか浮かばない。年下の妹分みたいな存在だけど、信頼しているし、応援してるし、もはや家族だ。でもそんなことを抜きにしても、音楽が素晴らしい。素直に音楽が届いてくれたら良いなー、そう思ってる。大事なのは音楽。まあミムラスは人も魅力的なんまけどね。

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egawahiroshi
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