USBによるカーネルデバッグのまとめサイトのまとめ

1万円近い謎のケーブルが届いたのでまとめる。


USBによるカーネルデバッグができると何が嬉しいか

デバッグ対象(ターゲット)がシリアルインターフェースを持ってない場合でもカーネルデバッグが可能。逆に言うと、ターゲットがシリアルインターフェースを持っている場合は選択肢に入れる必要は無い。

何が必要か、どうやって要件を満たしているか確認するか

USB 2.0 カーネル デバッグ 前編
USB 2.0 カーネル デバッグ 後編

デバッグケーブルはどのように入手するか

現時点ではPLX Technology 社製 NET20DCしか選択肢は無い。

どのケーブルを USB 2.0 カーネル デバッグに使用できますか。

USB 2.0 デバッグ接続用に特別に設計されたデバッグバイスを使用する必要があります。
(中略)


PLX Technology は、Net20DC という USB デバッグバイスを製造しています。LX Technology の Web サイトへのリンクについては、この FAQ のリソースセクションを参照してください。他のメーカーの互換デバイスが利用可能な場合がありますが、Microsoft は PLX Net20DC 以外のデバッグバイスをテストしていません。


USB に関する FAQ: 中級レベル

日本では販売されていないので、個人輸入するか代行業者に依頼する。

  • 個人輸入の場合 $83 + $55(送料等)。私の場合、発注から到着まで丁度1ヶ月かかった*1
  • 上記の代行業者に依頼する場合はそれより高くなる(私が見積もりを取ったときは@18,795円だった)。期間は1〜2週間程度らしい。

どうやって設定するのか

USB 2.0 カーネル デバッグ 前編もしくはWinDbg−USB2.0接続がわかりやすい。


必ずbcdeditでデバッグエントリーを設定すること。msconfigで設定してもなぜか反映されない。


ホスト、ターゲット共に、デバイスマネージャーで正しくEHCIに接続され認識されているか確認できる。

*1:発送始めるまでに25日間かかってた。