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英蟯虫

2018-04-03

『夏美のホタル』

| 07:35

『海辺の生と死』を観てから『君の膵臓をたべたい』を観た。

その後で『夏美ホタル』を観た。
プロのカメラマンを目指す人間が主人公なのだが、流石邦画
詰めが甘くリアリティが無いところが結構あった。

主演女優がバイクの運転免許を持っているとかいないとか
そんなことはともかくとしてカメラの扱いが完全にインチキ。
まぁバイクのところもリアリティが無いけども。
普通どんな田舎でも道路の上にテントは張らない。
 (野宿したことが無いのだろう)

さて、映画の中で使われていたのがNikonのF3とMFのレンズ。
焦点は適当に合わせるような動作はしているが
露出を確認したり合わせたりしている動作は無い。

F3の場合、露出補正等々結構頭を使わないといくらフィルムカメラ
だと言ってもそうそう簡単では無い。
せめてフィルムを交換するシーンとかあれば少しはマシだった。
ちらっと写っていたのはカラーフィルムに見えた。
 
滞在先の民家で急に現像を始めたが…。

現像液とか印画紙とか持ち歩いていたのか?
赤外線電球はどうしたの?
一番の問題は露光機(引き伸ばし機)はどうしたのか?

SRに積んでいた様には見えない。

肝心な写真行為の描写が雑過ぎた。

2018-02-05 『漁港の肉子ちゃん』西加奈子

昨年くらいからか、ひよんな事から西加奈子の小説に触れる機会に恵まれた。

久々に小説に耽溺出来るようになった。
近年の小説は商業第一主義的で、安っぽく、最後まで読み続けられない
お粗末な小説ばっかりだった。

西加奈子の小説を読むときは、あっと言う間に読まずに
ゆっくりじっくり時間をかけて読む。

漁港の肉子ちゃん』もゆっくりゆっくりと読んだ。

あとがき、文庫本版あとがき、解説…
全部でワンワンと泣いた。

本筋でも泣けたが、西加奈子が何故こうした小説を書くのか?
という小説行為の根源的な理由についての記述で泣いた。

2017-02-13

『地獄でなぜ悪い』

| 01:24

長いようでいて実際にはごく短い期間なのかもしれないが、
24時間拘束が延々と続くと身体だけでなく魂も壊れてくる。

ようやく一瞬だけだが人生の句読点を打てた気がする。

弁当を作り、山を歩いて試写を続ける。
曇り空に冷たい強風が吹く。

午後早くに自室に戻り、麦酒を数本呑んでから
新しいウイスキィーを開栓しオン・ザ・ロックスで3杯。
旨い!
まぁいただいた本人様の結婚の祝いを個人的に独りで行って
いただけなのだが。
丁度本人様から電話があったのですぐにコールバックして
状況を伝えた。

焼き飯を作って食べ、しばらく横臥した。
午後9時電話で叩き起こされた。

しばらくしたら覚醒してきたので、
園子音監督作品の
地獄でなぜ悪い』を続きから観る。

途中からげらげら笑いながら見る。
 明るい狂気!
深作作品とかブルースリーとか観て育っていないとこの作品を
深くは味わえないとは思ったが、そんなの知らなくても
十分に明るい狂気!は味わえると思う。

 ここ数か月、否、ここ数年のくだらないウダウダやグダグダ
全てぶっ飛んだ気がする。

 映画の持つ根源的なパワーを感じた。

NikonがDLの発売中止や大規模なリストラを発表していた。

 これも一つの転換期なのだろう。

2016-11-06

OLYMPUS μ[mju:]の時代

| 08:52

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或る日、突然、オリンパスのミュー(初代)が手元にやってきた。
ほどなくしてミュー2に切り替わる。
かなりの長い間ミュー2を使っていたが、或る日既に生産中止品で
手に入らない事を知る。

初代のミューは一台だけだったが
ミュー2は何台使ったのだろうか?

フィルム時代のスナップのほとんどはミュー2で撮ったものだ。
本当によく出来たカメラだった。
レンズは35mm/F3.5の固定焦点から35mm/F2.8になり、
そして一番良かった機能は”ストロボ”発光禁止モードがあり
これは常時”発行禁止”にしていた。

あれから代々の小型カメラはディジカメに移行しているが
先ずは”フラッシュ”発光禁止モードがあるかどうか
一番の選定理由で、次はサイズとレンズの焦点距離と明るさ。

広角系も35mmから28mmになり、25个箸中途半端な画角を経て
ようやく24mmまで辿り着いた。
が、日常的にスナップ目的なら35mm位での画角で十分ではないか?
とも思う。

近年のコンパクトは1年もたないので
昨年よりOLYMPUS TG-4 Toughを導入した。
焦点距離(35mmカメラ換算)4.5mm〜18.0mm(25mm〜100mm)開放F値 W2.0〜T4.9
と改めて調べてみると広角系は25mmだった。
流石に丈夫だと思ってきたが…最近動画撮影時のAFの外れ方が酷く
やっぱり”お前もか?”という結論。
防水・防滴・防塵…等々の外装は素晴らしいかもしれないが
中の制御系の寿命には限りがある様だ。
 ともかくモータとかセンサーとかどこかがおかしくなって
AFの外れが酷くなっていくのだろう。

2016-11-04 Fuji Film Bene

悪魔の三姉妹

| 07:59

年々悪魔の三姉妹の囁きが酷くなってくる。

PentaxFA Limitedというシリーズのレンズ3種類である。

SMCP-FA 77mm f/1.8 Limited
SMCP-FA 43mm f/1.9 Limited
SMCP-FA 31mm f/1.8 Limited

どれか一種類を選べばいいようだが、そうもいかないらしい。

どれもこれも中途半端な焦点距離で、フルサイズ機が出るまでは
APS-C機しかなく、余計に中途半端な焦点距離だった。

大半の作例が”花”か”猫”の柔らかいイメージのモノばかりである。

ここにきてこれらの悪魔の三姉妹だけでなく
昔っから使っているアサヒペンタックスのMFレンズを
フルサイズ機で使う方法を思いついた。

結局悪魔の囁きから逃れることは出来ないのだろうが…
ある程度は自分自身に対して言い訳は出来る。
 ただ余計な詐欺沼にはまり込む可能性があるが。

さて、どうするか?

Fuji Film Bene

| 07:37

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あの冬に中国に行った後にも色々な人やモノに出会った。

中国の後は再度韓国に行ってからその次は印度だ、と漠然と考えていた。

SADEに出会い、そして印度展で
藤原新也著作に出会い、本物のシャルミラ・ロイの生演奏を聴きながら
タゴール・ソング」を知った。

それから約1年後に印度に行くことした。

印度に持っていく機種選定にあたり、色々な機材を探したが
最終的にはフジの"Bene"に決めた。

乾電池で動作し、内容はフィルム交換が出来る”写るんです”という仕様に決めた。
まぁ当時はそんな気分だった。