OLYMPUS μ[mju:]の時代

或る日、突然、オリンパスのミュー(初代)が手元にやってきた。
ほどなくしてミュー2に切り替わる。
かなりの長い間ミュー2を使っていたが、或る日既に生産中止品で
手に入らない事を知る。

初代のミューは一台だけだったが
ミュー2は何台使ったのだろうか?

フィルム時代のスナップのほとんどはミュー2で撮ったものだ。
本当によく出来たカメラだった。
レンズは35mm/F3.5の固定焦点から35mm/F2.8になり、
そして一番良かった機能は”ストロボ”発光禁止モードがあり
これは常時”発行禁止”にしていた。

あれから代々の小型カメラはディジカメに移行しているが
先ずは”フラッシュ”発光禁止モードがあるかどうか
一番の選定理由で、次はサイズとレンズの焦点距離と明るさ。

広角系も35mmから28mmになり、25㎜とか中途半端な画角を経て
ようやく24mmまで辿り着いた。
が、日常的にスナップ目的なら35mm位での画角で十分ではないか?
とも思う。

近年のコンパクトは1年もたないので
昨年よりOLYMPUS TG-4 Toughを導入した。
焦点距離(35mmカメラ換算)4.5mm〜18.0mm(25mm〜100mm)開放F値 W2.0〜T4.9
と改めて調べてみると広角系は25mmだった。
流石に丈夫だと思ってきたが…最近動画撮影時のAFの外れ方が酷く
やっぱり”お前もか?”という結論。
防水・防滴・防塵…等々の外装は素晴らしいかもしれないが
中の制御系の寿命には限りがある様だ。
 ともかくモータとかセンサーとかどこかがおかしくなって
AFの外れが酷くなっていくのだろう。