嗚呼、テレ日トシネマ−雑記−


予告なく加筆・修正しまくってます。東京育ちの73年生まれが書くテレビと映画と心霊と宇宙人の日記です。
コメントがつくとメールで知らせるように設定してあるので、何かありましたら過去記事でもお気軽にどうぞ。
渋谷・新宿界隈にて、現在公開中、近日公開予定の邦画情報(単館系限定)は、
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2005-01-31(Mon)

[][]『DV』まもなく公開(2/5〜3/18まで)

劇場で流れてる予告見てるだけでも「最後にきっちり救ってくれないと鬱になるから観にいかねーぞ、こらぁ!」といった気分にさせられるぐらいキッツイ内容の社会派作品『DV ドメスティック・バイオレンス』が今週末から公開される。監督は『苺の破片』の公開も控える中原俊。DV夫を演じるのはハマり過ぎな遠藤憲一。妻役は、『怪奇大家族』でミーバー星人(和服美人の方)を演じた英由佳。ちなみに本作のメイキングを担当するのは本田隆一監督。製作配給は出演者の名を見て察してください*1

『DV ドメスティック・バイオレンス』 2/5(土)〜3/18(金)まで(2/26よりモーニングショー)f:id:eichi44:20050120231027:image


【監督】中原俊【脚本】KAZU/永森裕二【撮影】下元哲

【出演】遠藤憲一/英由佳/高野八誠/中原和宏/高橋かすみ/山本浩司/松田祥一/三上真史/でんでん/りりィ/小沢和義

85min/ビスタサイズ/2004年

□上映館:渋谷シアター・イメージフォーラム


【STORY】鬼頭泰子(英由佳)、29歳。ひと回り年上の夫・昭吾(遠藤憲一)を心から愛し、幸せな結婚生活を送っていた。だが3回目の結婚記念日を境に、泰子は夫の執拗な干渉に悩まされる。夫の中に沸き起こった激しい嫉妬心。日常的に振るわれる暴力。何故、夫は豹変したのか? 信じられない速度でエスカレートしていく夫の暴力に耐え切れなくなった泰子は、自分と同じ境遇の中年女性・霧島(りりィ)の紹介で、ある事務所を訪ねる。出てきたのは宗方(小沢和義)という男。彼は泰子に言った。「殺してもいいんですよ、正当防衛なら。あなたが死ぬことはない。」 そして、こう続けた。「DV被害者が一番に乗り越えなくてはならないこと。それは“自分自身が被害者である”ということに気づくことです」……。

2/5(土)は11:15の回上映後に初日舞台挨拶あり*2。ゲストは英由佳、遠藤憲一、小沢和義、中原俊監督を予定(追記:初日舞台挨拶の模様)。


−追記−

2/12(土) 17:15上映前にトークショーあり。ゲストは中原俊監督、渥美雅子(弁護士)を予定。


【関連記事】

中原俊監督インタビュー

英由佳インタビュー

*1山本浩司、小沢和義とくれば、、、もちろんバイオタイドです。

*2:ソースはMovieWalkerさん。公式にはまだ出てません。

2005-01-30(Sun)

[]ドキュメンタリー大賞作を撮った撮影カメラマン

ほんとは放送前までに書きあげたかったんだけど、時間が無くて間に合わんかった…(残念)。


第13回FNSドキュメンタリー大賞を受賞した「罪の意味−少年A仮退院と被害者家族の7年−」という作品が、今日の午後、フジテレビ系列で再放送された。これ、見た人いるだろうか。関西テレビ制作ということで、関西ではもうだいぶ前に放送されていたのだが、関東でも昨年の12月4日深夜に「NONFIX」などが放送されてるような枠でオンエアされていた。自分はその時のをたまたま録画していて、今年に入ってからようやく見たのだが、これ、いつも見てるTVドキュメンタリーとはなんだか雰囲気が違うのだ。構成があまりかっちりしてなくて素人っぽいってのもあるんで「そのせいかなー」と最初は思ってたんだけど、そうじゃない。それ以上に「画」なんだな。「画」が違う。TVドキュメンタリーにしては珍しく、何気ない、でもものすごく印象的な風景ショットがポーンポーンと挟まれてくる。灯りのともった電灯がひとつ、夕景の中にポツーンと映されていたり。高台から街やタンク山を映す際の空の分量がやけに多かったり。なんか「変わってるなー」と思って…。で、「ディレクターの趣味なのかなあ」と思い、ちょっとスタッフ関係を調べてみた。


制作スタッフの詳細は以下の通り。

プロデューサー:杉本真一

ディレクター:柴谷真理子

撮影:関口高史

音声:長谷川周作

編集:野上隆司

制作著作:関西テレビ放送


今回制作にあたった柴谷真理子ディレクターは、これが初めてひとりで撮ったドキュメンタリー作らしく、経歴を見ても、これまで自主でドキュメンタリーを撮っていたような人ではなさそう。となると、カメラマンかーと思いいろいろ検索してみたら、まさにビンゴ。撮影を務めた関口高史カメラマンの知り合いが関西でのオンエア時にたまたまこの番組を見ていて、その時こんな記事を書いていた。

July 02, 2004

時代遅れの男になりたい(By河島英吾)

関西テレビで先ほど放送されていた、「罪の意味」を見ていて。

これは、例の神戸市北区で起こった事件のこと。


途中まで音声を上げて、内容も見ていたのだけど、イメージカットが数秒つづいたところで音声を消した。

意味のない映像がそれなりに長く続く。。

意味の無い映像が、さらに数カット。。

だけど、それらには意味は必ずある。


関口高史カメラマン。


映像を見ながら、その人が撮ったはずだと確信した。


(−中略−)


それから、10年経った今年、関口さんが「ドキュメンタリー映像大賞」を受賞したと知った。


映像美とかではないアングル。

でも、すごく心地よかったり、含みをもったアングル。

癖のある映像が数カットつづいた時に、なんとなく気づいた。


どんなに辛いことがあっても、人には弱音を吐かず、自分を騙し続けた男が最高の勲章を手にいれはった。


(−以下略−)


全文はこちらを参照してください(ちなみに関口氏は某有名人の甥っ子だそうです)。


・・・関テレの関口高史カメラマン。ちょっと名前を覚えておこう。。。同じ関テレの鈴木 幸夫、竹田 学両氏と共に2003年度報道展・撮影部門金賞を受賞した「夏の終わりに 光る稲妻」も観てみたい。



ちなみに、本作のナレーションを担当してるのは俳優の山本太郎。「あ、関西人だし、左之助でプチブレイクしたからね」などと侮るなかれ。「NNNドキュメント」やNHKのスポーツドキュメントが好きな人は結構気付いてるかもしれないが、実はここ1,2年、ヤツはかなりの数のナレーションをこなしている。その売れっ子ぶりはおそらく若手俳優じゃ群を抜いてるのではないかと。下手くそな頃を知ってる身としては、最近の上達ぶり売れっ子ぶりは嬉しい限り。



【関連記事】

柴谷真理子ディレクターの受賞インタビュー

tt 2005/01/30 23:42 見ました。2度目です。タンク山の空と雲は無常観の伝わる映像でしたね。偶然とはいえ、あの路上の漫才に出会ってしまう巡り合わせっていうのは何なんでしょう。心中はどうあれお兄さんが少し笑ってくれて、見ている私は救われました。

eichi44eichi44 2005/01/31 00:58 なんなんですかねー。お兄さん、7年前からほとんど時間が動いていないようで、終始フワフワして見えました。ラストでほんの少し前に動き出してくれたのには少しホッとしましたね。ドキュメント作品としては、もうちょっと的を絞ってくれてもよかったかなと。あまりにもたくさんの問題を一度に投げ出されたので、なんだか途方に暮れちゃってます。

2005-01-29(Sat)

[]テアトル新宿が整理券制になった

なんかそういうことらしいので、『トニー滝谷』観に行く人はお忘れ無く。朝からその日の分の整理券を配るそうです。ちなみに、今日の舞台挨拶には山本浩司も加わる予定。(追記:・・・と書いたけど、山本浩司は来なかった模様。テアトルさん、あの告知はなんだったんだ)

2005-01-28(Fri)

[][]『雨よりせつなく』まもなく公開(1/29〜2/25まで)

平原綾香「Jupiter」の作詞家としても知られる吉元由美の短編集「いつもなら泣かないのに」を、モデルとして活躍中の田波涼子主演で映画化した『雨よりせつなく』が明日から公開される。共演は、ナレーションを務めた『トニー滝谷』と公開日が重なり、明日は舞台挨拶掛け持ちで大忙しな西島秀俊

『雨よりせつなく』 1/29(土)〜2/25(金)までf:id:eichi44:20050120230951:image


【監督】当摩寿史【脚本】飯田健三郎/森下佳子【撮影】藤澤順一

【出演】田波涼子/西島秀俊/黒坂真美/深浦加奈子/綾田俊樹/笹野高史

87min/2004年

□上映館:シネ・アミューズ


【STORY】綾美(田波涼子)、27歳。恋愛はいくつもしてきたけど、いまは結婚より仕事に生きようかと思い始めていた。そんなある日、同じ会社に勤めている倉沢彰夫(西島秀俊)を偶然フリーマーケットで見かける。彼は製造中止になった旧式のラジコンを探し回っていた。その後、会社で残業中だった綾美は、些細なきっかけから倉沢と初めて言葉をかわす。以来、互いの距離を測りながら、慎重に少しずつ近づいてゆく二人。すれ違う。遠くからみつめる。向き合う。並んで歩く。追いかける。腕を掴む。初めて隣どうしで座ったとき、倉沢はある女性との忘れられない過去を綾美に話し出した……。


1/29(土)10:55の回に初日舞台挨拶あり。ゲストは当摩寿史監督、田波涼子西島秀俊を予定(当日朝10:00より整理券配布)。(追記:初日舞台挨拶の模様)



【関連記事】

試写会舞台挨拶の模様(2005/1/24 ヤクルトホール)

2005-01-27(Thu)

[]記憶容量の限界がやってきた

最近ホントにいろいろなことが思い出せなくて怖い。元々、人の名前とかモノの名前とかややこしい外来語とかは全然覚えられない性質なのだけど、それが更に加速した上に、『ネバー・エンディング・ストーリー』みたく、知らないうちに古い記憶がどんどん消えてってる感じ。「名称」や「単語」と、それを説明する事柄、、、「エピソード」だったり「プロフィール」だったりの結びつきがすごく薄れてきてる。正解を教えられても「え? そうだったっけ・・・」てことが多く、心底ヤバイ状態。何度も書いてる名前なのに、はてなのキーワードリンクが貼られないと「この漢字じゃなかったっけ?」とあわてて調べ直したり。今日だって、「村上春樹」と書きながら頭の中では「村上龍」の顔を思い浮かべてたし、よそからコピペしたのに「“山本浩司”ってこの漢字で良かったんだっけ? これは野球選手じゃなかったっけ? もしかして今までずっと間違えてきてたんじゃ…」なんて急に不安になり、あわててgoogleで検索かけてみたり。最近こんなことばっかだ。


どうやったら忘却にストップがかけられるのだろう。記憶の埋め直しをする以外に方法は無いのだろうか。「スパスパ」か「あるある」で特集してほしい(切願)。短期記憶の強化方法は知ってるけど、長期記憶は知らんのだよ。

[][][]『トニー滝谷』まもなく公開(1/29〜4/8まで)

第57回ロカルノ国際映画祭でトリプル受賞*1を果たした市川準監督の新作『トニー滝谷』の上映がいよいよ今週末から始まる。原作は村上春樹の同名短編小説*2。とにかく劇場で流れてる予告編(こちら)は「これに優る宣伝は無いだろ」ってぐらいすこぶる良い仕上がりなんだけど、本編はどうなっていますやら。宮沢りえちゃんはサンタフェ以来の可愛さじゃない?(高野文子とかのマンガに出てきそう) ちなみに本作のラストは、監督が村上春樹と何度もファックスでやりとりして、原作とは別のラストを作り上げたそうです。

『トニー滝谷』 1/29(土)〜4/8(金)までf:id:eichi44:20050127005638:image


【監督・脚本】市川準【撮影】広川泰士【音楽】坂本龍一

【出演】イッセー尾形/宮沢りえ/篠原孝文/四方堂亘/水木薫/草野徹/谷田川さほ/小山田サユリ/山本浩司/塩谷恵子/猫田直/山崎彩央/塩山みさこ/木野花

【ナレーション】西島秀俊

75min/2004年

□上映館:テアトル新宿(〜3/18まで)/ユーロスペース(〜4/8まで)


【STORY】その男の名はトニー滝谷イッセー尾形)。早くに母を亡くし孤独な幼少期をおくったトニーだが、ひとりでいることを特に寂しいと思ったことはなかった。そんな彼がひとりの女性(宮沢りえ)と出会い、恋に落ちる。「なんていえばいいのか、、、服を着るために生まれてきたような人なんだ」。トニー滝谷の人生の孤独な時期は終了し、最愛の人との幸せな生活が訪れる。しかし、ある日突然、彼女は死んでしまった。部屋ひとつ分のたくさんの服を残して。。。

「妻が居なくなったことになれるための時間が欲しいんです」。トニーはアルバイトにきた女性(宮沢りえ・二役)に、ある頼みごとをする。「亡くした妻の服が、家に沢山残っているんです。…それをここで働くあいだ、制服のかわりにあなたに着てほしい」。残された服たちは、まるで彼女のために作られたみたいに、ピッタリだった……。


1/29(土)は両劇場で初日舞台挨拶あり。テアトル新宿は11:00の回上映後、ユーロスペースは14:00の回上映前。ゲストは市川準監督、イッセー尾形宮沢りえを予定。尚、ユーロスペースはこれに西島秀俊も加わる予定。実は西島くん、この日10:55からシネ・アミューズで行なわれる「雨よりせつなく」の舞台挨拶にも行くので、テアトル新宿の方には行かれないのだと思われます。(追記:記者会見&初日舞台挨拶の模様1



また、一週遅れの2/5(土)より、『トニー滝谷』のメイキング『晴れた家』も同じくテアトル新宿にてレイトショー公開される。併せてどうぞ。

『「トニー滝谷」メイキング 晴れた家』 2/5(土)〜3/4(金)までf:id:eichi44:20050207220545:image


【構成・編集・撮影】村松正浩【音楽】侘美秀俊

【出演】市川準/イッセー尾形/宮沢りえ

【ナレーション】山本浩司

72min/DV/2004年

□上映館:テアトル新宿(21:00〜レイトショー)


村上春樹独特の世界観を構築するため、横浜市の空き地に組まれた特設セットでほとんどのシーンが撮影された映画『トニー滝谷』。これは、2週間にわたるロケーション・セット撮影に密着し、市川監督と主演2人のやりとりや、駆け回るスタッフの様子などを収めたメイキング・ドキュメンタリーである。”


『晴れた家』専用サイト   

村松正浩監督公式ブログ  


こちらの料金は1500円。『トニー滝谷』の半券を提示すると更に300円割引されるそうなんで、両方観る予定の方は捨てずに財布にでも入れといてくださいね。尚、2/5(土)は初日舞台挨拶あり。ゲストは村松正浩監督、山本浩司を予定。


【関連記事】

完成披露試写会舞台挨拶(2004/10/13)

イッセー尾形インタビュー

*1:審査員特別賞、国際批評家連盟賞、ヤング審査員賞

*2村上春樹著「トニー滝谷」(文藝春秋社刊『レキシントンの幽霊』所収)

tsukimitsukimitsukimitsukimi 2005/01/30 03:26 情報、参考になります。ありがとうございます。私は関西にて観る予定です。制作発表のときからずっと心待ちにしてきた映画なので、楽しみです。

eichi44eichi44 2005/01/31 10:18 あ! blocでお見かけしてる方だー! 関西ではもうちょっと先になるのですね。

2005-01-26(Wed)

[][]『Under10 minutes DCF』ノミネート上映はじまる(1/29〜2/4まで)

ジャンルを問わず10分以内の映像作品を広く公募し、優秀作品・作家にはDVD化やプロデビューもサポートしようという新たなる新人発掘映画祭『第1回アンダー10ミニッツデジタルシネマフェスティバル』が開催される。2/10(木)に行われる最終審査会においてグランプリが選出されるわけだが、それに先駆け、現在ノミネートされてる作品を更に絞り込もうと、今週末から渋谷シネ・ラ・セットにて一般審査を兼ねたノミネート上映が行われる。期間は1週間。ノミネート作品の中には、先日、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門奨励賞を受賞した新海岳人監督『夢』や、『極東のマンション』で各種映画祭を席巻して回った真利子哲也監督の新作『車のない生活』なども入っております。

『Under 10 minutes Digital Cinema Festival』ノミネート上映 1/29(土)〜2/4(金)まで

□上映館:渋谷シネ・ラ・セット


【上映作品】

■Aプロ

『日曜日の悪戯』高野雄宇

『A boy who wanted to be a super hero』村上寛光

『Don't fear failure』齋藤浄江

『Switch』萩原正己

『清原のおしっこ』新島大悟/寺田哲也/横川詠一

『LiMLEE』青木耕作

『どどろ』堀内良平

『The Trains』ひらたたかひろ

『Hai and Low』森下征治

『2.5 CAMOUFLAGE』丸山紗綾香/西岡渉

『ラケットと歯ブラシ』今西祐子

『ギマニメーション「ナクシタクナイ」』PJギマニメーション製作実行委員会/未来テレビ/ギマトモタツ/AC部/前田達也

『夢』新海岳人

『ヘコヒョン7』カワイオカムラ


■Bプロ

『車のない生活』真利子哲也

『Mary's Diet』PROPAN

『ペン達の戯れ』武田直幸

『ツノボケ』大森清一郎

『猿と白熊』田中隼

『The poetry of suburbs』JURYOKU

『ハイツクバリ』青松タクマ/松野泉

みんなのうた壱岐紀仁

『touch "%" percent』河上聡

『KOUGAN』写楽

『作家ライクライフ』青柳透

『FRANK〜Frank and the blessing of reverse containment〜』art unit COCOA/Jim Woodring/ART HAND

『係』和田淳

『漢字のなりたち〜象形文字のふしぎ〜』田村忠士

[]高橋洋&安里麻里監督作品再上映(1/29〜2/11まで)

そんなわけで、以前にもお伝えしましたが、高橋洋監督『ソドムの市』と安里麻里監督『独立少女紅蓮隊』『子連れ刑事』が今週末からアップリンクXにて再上映されます。上映&トークショーの日程は以下の通り。

f:id:eichi44:20050121230829:image

□上映期間:1/29(土)〜2/11(金) □料金:1200円

□上映館:渋谷アップリンクX ※上映スケジュールの詳細はこちら


【上映作品】

A:『ソドムの市』(104min/DV/2004)

 監督:高橋洋

 出演:小嶺麗奈/浦井崇/中原翔子/園部貴一/宮田亜紀/吉行由実ほか


B:『子連れ刑事 大五郎!あばれ火祭り』(10min/DV/2003)

 監督:安里麻里

 出演:宮田亜紀/高橋洋ほか

C:『独立少女紅蓮隊』(72min/DV/2004)

 監督:安里麻里

 出演:東海林愛美/立花彩野/太田千晶/宮下ともみ/R-NA/津田寛治/でんでん/伊藤猛/河原さぶ

  ※『独立〜』『子連れ刑事』は同時上映


【トークショー日程】

1/29(土)  18:30〜 『ソドムの市』上映後

 ゲスト:高橋洋監督×『ソドムの市』出演者(浦井崇、宮田亜紀、中原翔子、安里麻里)

2/3 (木)  18:30〜 『独立少女紅蓮隊』上映後

 ゲスト:安里麻里監督×柳下毅一郎(特殊翻訳家)×高橋洋(監督)

2/5 (土)  18:30〜 『ソドムの市』上映後

 ゲスト:高橋洋監督×木原浩勝(作家)×中原翔子(女優)

synwsynw 2005/01/26 23:57 「独立〜」週末に行こうと思ってましたが、トークショーありなら
やはり2/3の方が断然お得ですね(しかも豪華メンバーですし)。
毎度、かゆい所に手が届く(笑)情報にお世話になりっぱなしです。
あと、行定監督トークショーレポ中の長澤まさみちゃんは可愛過ぎ
ですね(笑)。

eichi44eichi44 2005/01/27 00:18 生・まさみちゃんはホントにかわいかったです! 顔ちっちゃいし、細いし。なんでいつも写真うつりが悪いんだろう(苦笑)。行定監督と福本さんには、ほとんど小学生並みの扱いされてましたけど、それもまたかわいい。
アップリンクXってまだ一度も行ったこと無いんですよね。どんなとこだったか後で教えてくださいませ。

2005-01-25(Tue)

『聖なる映画作家 カール・ドライヤー』2日限定上映(1/29,30)

カール・ドライヤーの代表作が多摩センターのパルテンノン多摩小ホールで今週末、2日間限定上映されます。たしか一昨年、ユーロスペースでもやってたような・・・(ついこないだ新文芸坐でもオールナイトが)。特に黒沢清ファンの皆さん! もちろん『吸血鬼』やりますんで見逃してる方はこの機会にどうぞ。

『聖なる映画作家 カール・ドライヤー』 1/29(土)、1/30(日)

□上映館:パルテンノン多摩小ホール


1/29(土)

13:00 「裁かるるジャンヌ」 ※無声映画(演奏付き)

 (作曲・演奏 : 鈴木治行(電子音+α) 企画 : C計画 )

15:00 「奇 跡」

17:40 「吸血鬼」

19:20 「怒りの日」


1/30(日)

11:00 「吸血鬼」

13:00 「ゲアトルーズ」

15:30 「裁かるるジャンヌ」 ※無声映画(演奏無し)

17:30 「奇 跡」


料金:1回券 前売 1,000円 当日 1,200円

   2回券 前売 1,800円 当日 2,000円

※1回券は1作品有効(日付指定)。2回券は期間中の2作品または2名に有効。

伊藤沙莉が火10「みんな昔は子供だった」に出てる!

たるみさん(id:doukyoninday:20050123#p1)とこで知った。テレビつけた。スカート履いてる! あいかわらずドスの利いた声で(嬉)。一話目観たとき全然きづかなかったなー。ダメじゃん(反省)。今期は『H2』に森廉くんが出てるようで(まだ二話目観てないの)、こちらも一話目で気付かなかった(反省)。誰かに似てると思ったら森廉くんだったのかあ。今期は楽しみが増えてワクワクです。

谷村美月ちゃん『東京ゾンビ』にも出演

、、、と『笑う大天使』のHPに書いてありました。↓

http://www.albatros-film.com/movie/michael.html


『笑う〜』には『稀人』の宮下ともみちゃんも出てるんだね。



『東京ゾンビ』の公式はまだ出来てないみたい。

しかたないので原作者さんのサイトでも貼っておこう。撮影は昨年の10月に終了してます。

花くま工場



ちなみにスタントチームつながりということで、『妖怪大戦争』も無事クランクアップ

http://blogs.dion.ne.jp/g_tamax/archives/475782.html

198198 2005/01/25 17:33 こんなこと言ったら失礼かもしれないけどキャストみんな気が強そう・・フワフワした感じの子はいないのかなぁ(原作ファンなだけに複雑

eichi44eichi44 2005/01/25 18:23 既にいろいろな期待は投げ捨てちゃいましたから...わはは。

2005-01-24(Mon)

[]行定勲特集トーク(前半)、行定勲×福本淳×森直人

昨年10月末に第14回TAMA CINEMA FORUMで行われた「行定勲監督特集」に行ってきました。内容は『ひまわり』『きょうのできごと』『世界の中心で、愛をさけぶ』の上映と、ゲストによるトークショー。以下、そのレポです。


世界の中心で、愛をさけぶ』上映前に、映画評論家森直人氏の司会進行によって行われた今回のトークショー。ゲストは、今日の主役である行定勲監督、『ひまわり』『きょうの〜』の撮影を務めた福本淳カメラマン*1、『セカチュウ』に出演してる長澤まさみちゃんの3人。ただし“行定特集”と言うこともあり、まさみちゃんは途中からの登場となった。


まず今回の特集上映について。映画祭で自分の特集が組まれるのは初めてだと語る行定監督は、そのことに感激しながら「今年は『きょうのできごと』『世界の中心で〜』の2本が公開されたのに、『世界の〜』ばかり注目されて『きょうの〜』はさっぱり…ってこともないですけど、あまり取り上げて貰えなかったので、昔の作品と共にこうやってたくさんの方に見て貰えてよかったです」とまずは観客に挨拶。


ひまわり [DVD] 月とキャベツ [DVD] 切腹 [DVD] きょうのできごと スペシャル・エディション [DVD] OPEN HOUSE [DVD]


司会の森直人氏が「『ひまわり』は行定監督初の劇場公開作ということで、言わばルーツのような作品だと思うが」と振ると、「今回『北の零年』という、時代も明治だし、出演者も自分より平均年齢が上のベテランばかり、という中で作品を撮ってみて、如何にこれまでの作品が、自分の体験、自分の知ってる風景や出来事に近づけて撮っていたかというのを思い知らされた」と語る行定監督。「『ひまわり』は監督のオリジナル脚本であり、自身の体験がベースとなっている作品ということだが」と問うと、「これを撮った29歳の頃、自分の周りでは既に8人もの同級生が亡くなっていた。にもかかわらず自分にとって「死」というモノがすごく遠くに感じられていて、友人が亡くなっても、しばらくすればそんなことも忘れすっかり日常の生活に戻っていた。この気持ちはなんなんだろうと思い、なんとかこれを映画に出来ないか」と考えていたときに「『月とキャベツ』みたいなのを作ってくれ」と言われて作ったのが『ひまわり』なんだそうだ。「だから原作は『月とキャベツ』ってことにしといてください」と冗談を言っては会場を笑わせていた。


『ひまわり』も『世界の〜』も共に回想シーンの比重が大きい。「好きなモチーフなのか?」と問われた監督、実はその昔、学校で或る先生から「回想シーンのある映画はダメだ。回想シーンを作る映画は“逃げ”だから作らないように」と言われたそうで、その時は「そうか。ダメなのか」と鵜呑みにしたが、直後に橋本忍(脚本)の『切腹』を観たら、回想シーンが現在シーンを完全に凌駕していたと。そこで再度先生に「なんで回想シーンがダメなのか。回想が現在に勝ってる映画もあるじゃないか」と尋ねてみると、「回想がダメなのは現在の裏付けになってるからだ」と説明され、「じゃあ、説明になってなければ回想シーンを作ってもいいんだな」と自己解釈したとか。「『月とキャベツ』のようなのを作ってくれ」と言われ二つ返事で引き受けた行定監督は、当時まだ『月と〜』を観ていなくて、「どんな映画だろ?」と思ったら(以下、ネタバレにつき反転)「幽霊の話」だった。そこで思い出したのが先の先生の話。「ここで、「幽霊」になった人物の説明をするのに回想シーンを用いるのは拙いんだな。逆に回想がすごく重要視される映画になっていれば回想を作ってもいいにちがいない」と思い立ち、以降、如何にしてうまく物語の中に回想シーンを盛り込むかということを意識しながら常に映画制作に取り組んできたそうだ。『きょうのできごと』という作品は、一見すると回想シーンはなさそうに見える。しかし、かわちくんが彼女とデートするシーンや、冒頭のサービスエリアのシーンみたいに時間順を入れ替えてるシーンなども、実は全て同じ発想から来ているとのこと。ただ、まだやり方が完成してないので「如何にしてうまく時間を入れ違えることができるかというのが、いま一番興味をもっていることだ」と語る行定監督であった。


司会の森さんが「『ひまわり』は映像でも話題になったけど撮影はどうでしたか」と問うと、「『ひまわり』を撮る直前、『タイムレスメロディ』*2という作品にカメラマンとして参加していたのだが、そこではほとんどがフィックス撮影。移動撮影等を提案しても全て否定され、それはそれで楽しかったけど、『ひまわり』では行定監督の言葉に刺激を受けつつ、やりたいことをメチャメチャやらせてもらった」と語る福本カメラマン。一方、福本氏をカメラマンに選んだ理由について、行定監督は次のように語っていた。デビュー作『OPEN HOUSE』*3を撮るにあたり、篠田昇カメラマンに撮影を依頼したが、出来上がった作品は完全なる「敗北」。「自分の演出力は負けてしまって、篠田昇の画だけが残った」そうで、このままでは全く太刀打ちできない、なんとか態勢を整えねばと思い、カメラマンとして独り立ちを果たしていた福本氏に協力を依頼したそうだ。行定監督はその昔、岩井俊二監督の助監督を務めており、福本カメラマンとは岩井作品の撮影現場で共に仕事をしてきた仲とのこと*4。行定監督に言わせると、撮影助手時代の福本さんは「篠田さんの要求することを完璧にこなすまでやり遂げるロボット」だったそうで、「そろそろいいかげんにしてくださいよ」と言いに行っても「もうちょっと。これが僕の仕事だから」と言っていつまでも終わらない。だから当時の行定監督は「この人にカメラなんか頼んだらいつまで経っても撮影が終わらない。絶対この人とは組みたくない」と思ってたらしい。何故そんな彼をパートナーに選んでしまったのかというと、福本氏の映画に対する姿勢を尊敬し信頼していたからだそうだ。例えば下っ端で働いてるときは、映画業界に対する不満など口をついていくらでも出てくるけど、ある程度責任が出てくるとなかなかそれを口に出す人がいなくなる。行き先の見えなくなってる人たちが多くいる映画業界で、「自分はいったい何が出来るのだろうということを常に野心的に考えていたのが福本さんだった。しかもネガティブな自分とは違い、福本さんは非常にポジティブに捉えてる。彼に脚本を見せて「面白い!」と言ったモノはほんとに面白いと思えたし、この人となら何か面白いモノが作れるんじゃないかと思った」と語る行定監督であった。

(関連記事:『ひまわり』行定勲監督インタビュー )


『きょうのできごと a day on the planet』は二人のコンビの中では最高作じゃないかと。トーンもいつもに比べ抑え目で、篠田氏から抜け出した感じもする」と司会の森さんが述べると、「これまでの作品は全て16ミリで撮ったものを35ミリにしてたが、『きょうのできごと』は最初から35ミリということで気合いも入ってた。でも監督には、普通の人々の出来事を普通に撮りたいという明確なビジョンが最初からあり、おかげで気負うことなく撮ることができた」と答える福本カメラマン。「原作のある作品だが、行定監督の世界が詰まってる」と森さんが振ると、行定監督は「僕は、例えばどっかの家でパーティしてて、みんなが帰り始める中、そこの家主夫婦が黙々と後かたづけをしてるのを見ちゃうと手伝ってしまう人間なんですよ。で、片づけも一段落してさあ帰ろうなんて思ってるときに、「あら、ぶどう洗ったのに」なんて出されると、終電がなくなるなあと思いつつも断れない。そのうち「泊まって行けば」なんて言われて、「ああ、俺泊まるんだあ」と思いながらいつの間にかソファに横になってるなんてことが若い時からよくあって、そうこうしてると夫婦は寝室へ行くわけで、そこで何やってるかわからないけど、横になりながら「こういうのってなんかシナリオになるな」と思って、そういった出来事をいくつもノートに書き溜めていたわけですね。でも映画を作ってると、そういう何気ないシーンはかったるいからカットしろとプロデューサーに言われる。でも俺はそれが撮りたくて撮ってるわけで。今の世の中は陰惨な映画が多く、プロデューサーもそういうドラマチックなものを期待してくる。でもそれは違うだろと。普段ならカットされるそんな何気ないシーンばかりを集めた作品があったっていいじゃないかと思っていたところ、たまたま『GO』が当たって、作るなら今しかないと思った」と熱く語っていた。ちなみに監督の頭の中には『きょうのできごと』をシリーズ化する構想もあるようで、「公開する時は「2」とか「3」とかつけず『きょうのできごと』というタイトルで上映するつもり。とりあえず次はベンツを買う40代の男の話を考えているので、お金を出してくれる人を募集してます(笑)」と話していた。また、篠田昇の存在についても触れ、「自分の中にも福本さんの中にも常に篠田昇という人がいる。二人で撮ってきた作品もずっと見てくれて、篠田さんが「面白い」って言ってくれるとすごく自信につながった。この人が自分たちをここまで導いてくれたような気がする」と故人を偲んでいた。


後半につづく→こちら


[]行定勲特集トーク(後半)、長澤まさみ×行定勲×福本淳×森直人

前半からの続き。ここで『世界の中心で、愛をさけぶ』の話題に移り、『セカチュー』に亜樹役で出演してる長澤まさみがトークに加わった。

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皆がお待ちかねのまさみちゃんということで、早速「出演されていかがでした?」と振るも、当のまさみちゃんは「いかがって言われても…」と口ごもり、予想通り冒頭からハラハラさせてくれる(笑)。監督の印象を聞くと「最初は暗い人だと思ってたけど、実際はすごくお喋りで、女の子が大好きな監督だった」と返答。監督に彼女のキャスティング理由を問うと「過去のシーンが瑞々しく輝いてないと現在のシーンが活きないので、誰がいいかと探してる時に『ロボコン』の試写を見て気に入った」と話す行定監督。「『ロボコン』で長澤が演じたのはちょっとダメな感じの女の子だったけど、あれは演技だろと思ってたら実物はもっとダメなやつで(笑)、初めて会った時はまともに話しもできなかった。最近は自然体といえば聞こえはイイが、自分の素に近い役しか演じない、演じられない役者が多くて、その点長澤は、実際はこんなダメダメなやつなのに、スクリーンではそれを感じさせないところが逆に良かった」と誉めてるのか貶してるのかわからないような褒め方をしていた。「産まれる前の時代のことだけど、とまどいはなかった?」と問われたまさみちゃんは、「自分は地方のすごい田舎に住んでいたのでこっちの方が雰囲気は似ていた」と答え、「大変だったシーンは?」という問いには、空港のシーンをあげていた。1日がかりの撮影で、朝からずっとテンションを維持しなければならず、それがとても大変だったそうだ。


本作は過去と現在の役者が常時スタンバイし、晴れてる時に過去のシーン、曇ってる時に現在のシーンを撮ってたようで、一日の撮影スケジュールは完全に天候まかせ。撮影助手として途中参加した福本氏は、渡されたその日のスケジュール表に、曇りと晴れ、両方のシーンが載ってるのを見て初めて、えらい現場に来てしまったと実感したらしい。スタッフにとって一番大変なシーンは、風が吹きすさぶ商店街のアーケードを大沢たかおが走り抜けるシーンだったそうで、たった2カットを撮るためにかかった時間が10時間。その間スタッフは、何度もゴミを飛ばし、その中を大沢たかおは走り続けたそうだ。


セカチュウ』を撮るにあたり、「今度こそ回想が現在に勝つ映画を撮るんだ」と気合い十分に挑んだ行定監督。撮影を担当した篠田昇カメラマンとは、PVやコマーシャル*5ではちょこちょこ組んでいたものの、本編でタッグを組むのはデビュー作以来。きっかけは「そろそろ本編を撮らないか?」という篠田さんからの誘いだったという。「篠田昇吉永小百合を撮ったらすごいだろうな」と思い『北の零年』をお願いしてたが、その前にちょっとウォーミングアップをと思い『世界の〜』も頼んだら結果的にこれが最後の作品になってしまった。本作は現在と過去のシーンで画のトーンを変えているのだが、「現在シーンでのモノトーンの色味は、篠田さんが何度もテストして作り上げたんだ」としみじみ語る福本カメラマンであった。


最後に近況。行定監督は1月に公開する『北の零年』の宣伝。「もうひとりのラストサムライを描いたつもりだ」と話す行定監督。海を挟んで二人のラストサムライを演じることとなった渡辺謙は、ハリウッドで『ラスト・サムライ』を撮った時、「地球の裏側にいるアメリカ人がもの凄く熱い明治を描こうとしているのに、日本にいる俺たちは何をやっているのだろう」とものすごい憤りを感じていたそうで、「その想いを『北の零年』にぶつけてくれたので是非見に来て欲しい」と語っていた。長澤まさみちゃんは1月から始まる倉本聰原作のドラマ『優しい時間』に出るとのこと。本人は「すごく大人なドラマに仕上がってると思うので大人の人にみてもらいたいです」とたどたどしく語ってた。行定監督に「何チャンでやるの?」と聞かれると「8チャンです」と照れ笑いする姿がかわいらしい。福本カメラマンは撮影を担当してる『恋文日和』の告知。また、少し時間が余ったので、客席から質疑応答を受ける一幕も。監督と長澤まさみの印象について質問された福本氏は、「長澤は監督の「カット!」の声で舌を出す姿がバカっぽかった(笑)。監督は女好きでよく喋る。役者やカメラマンだけじゃなく、衣装や照明など自分の意向が伝わるようスタッフ一人一人に何度も語る。この人の喋ってる時間が多いうちはまだまだ安心だなと思ってる」と語り、この日のトークショーはお開きとなった。



***********

トークは1時間ぐらいあったので、実際はもっといろいろ喋ってたような気がするのだが(特に『セカチュウ』関連)、まあ、覚えてるのはここらへんということで。今回のトークにより、行定作品で引っかかってたことのいくつかが解消され、すごく充実感のある内容だった。監督自身はすこぶる熱い人で、「日本映画と自分」ってことを常に考え、「日本映画に何かを仕掛けたい」という想いの強さが言葉の端々から伝わってきた。でも、意外と自分に自信が無いようで、しょっちゅう自己反省会開いてそうな印象も受けたり(笑)。対する福本さんは、冷静でマイペース。ネガティブ思考に陥りがちな行定監督の熱い想いを、冷静に受け止めポジティブな方へと持ち上げてくれるのが福本さんといったところなのかな。端から見ても「いいコンビだな」と思った。ウォーミングアップのつもりで組んだ『セカチュー』が篠田氏とは最後のタッグになってしまったけど、乗り越えたいと思い続けた親父に間近で成長ぶりを見てもらうことが出来たのは良かったんじゃないかと思う。「回想」「篠田昇」に注目して古い順に行定作品を見直すのも、なかなかに楽しいかもしれないと思った一日でした。


追記(2005/7/1付):

柴咲コウ主演のWEBシネマ「髪からはじまる物語 三部作」が行定&福本コンビで撮られています。そのときのスペシャルインタビューが↓こちら。

http://www.sony.jp/products/Professional/c_c/hdv/sample/special.html


*1:福本氏の師匠は岩井俊二作品でお馴染みの撮影カメラマン、故・篠田昇氏。『世界の〜』は篠田氏の撮影によるが、福本氏も撮影助手として参加している。

*2奥原浩志監督、青柳拓次市川実日子出演

*3:公開されたのは『GO』の後。完成から5年もかかった。

*4:福本氏が撮影助手を務めていた篠田昇氏は、『LOVE LETTER』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』など数々の岩井作品で撮影監督を務めている。

*5:浜崎あゆみのPVやキムタクの出たJRAのコマーシャルなど。

freedom97freedom97 2005/01/24 14:35 はじめまして。いつも観させていただいてます。
私もこの映画祭に行ったので読んでて思い出しました。行定監督はホントに熱い人でしたね。

eichi44eichi44 2005/01/24 19:32 こんにちわ! 熱い人でしたねー。トーク中「日本映画」って単語を何度聞いたことやら(笑)。長澤まさみちゃんもメチャメチャかわいくて、長丁場でしたけど大満足な一日でした。TAMA CINEMA FORUMは一昨年もトークショーがすごく充実してたので、今年も期待しちゃいます。

2005-01-23(Sun)

[]アップリンクファクトリーが移転

今年の3月に、現在アップリンクXが入ってるビルにアップリンク・ギャラリーと共に移転するそうです。シネ・アミューズやシネ・ラ・セットとはしごする時はちょっと便利になるね。


詳細は↓こちら

http://www.uplink.co.jp/news/log/000187.html


[][]富野由悠季による『マインド・ゲーム』講評

マインド・ゲーム』が大賞を受賞した文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の審査講評が発表された。以下、公式サイトより抜粋。

アニメ先進国だからこそ、新たな気持ちで創作への挑戦を

富野 由悠季(アニメーション監督・演出家)


デジタル技術が一般化した現在、予想されたことではあったが、画像主導型の作品が大半であったのは残念である。大賞の候補になった『ハウルの動く城』と『マインド・ゲーム』については、前者の手堅い作りとメジャーの力量を認めるものの、結末について作品テーマとの齟齬を認めざるを得ないという議論があった。後者については、表現のあり方が本芸術祭にふさわしくないのではないかという議論があったものの、物語のテーマと現代の歪みを直截的に表現しているストーリーテリング、そして、アニメでしか描き得ない技法をもって、誤解なく一般的な映画といえる様式を獲得しているので評価できた。他の長編作品については、一部の審査委員の嗜好に合った部分での評価がないではなかったが、基本的には選評の対象にならなかった。アニメが社会的に認知されているという錯誤に基づく製作態度や、もともとアニメなどはレベルの低い仕事であるという潜在的な認識を証明するような現れ方は、当事者として正視することができなかった。上等な媒体でないという認識に立つなら、せめて内向せず公共に楽しさを与えるものであってほしいと思うのである。


(−以下略−)


アニメーションを好きで見てきた人が『マインド・ゲーム』を応援したくなる一番の理由って、この「アニメでしか描き得ない技法をもって」て部分なんじゃないかと思う。少なくとも自分はそうだった。いろいろ溜まってたもんがあったので、初めて観たとき「これぞアニメーション! まさにビバ!アニメーション!」ってスカッとした気持ちになったし、嬉しさがじわじわとこみ上げて、「客が入らない」と落ち込む湯浅監督に激励ファンレターでも送りたい気分になった。


その昔、「実写だとお金がかかりすぎて出来ないことも、アニメだったら出来る」と誇らしげに語られていた時代があった。でも、技術の進歩により、CGを使えば大抵のことが実写でも可能になった今、リアル志向のアニメ作品なんかを見ると「アニメでなくちゃいけない理由ってなんなんだろう」と考えさせられてしまうことがある。決定的だったのは『ファイナル・ファンタジー(2001)』。ハリウッドが3DCGオンリーへと移行する中、手書きアニメの砦となるべき日本のアニメ−ション表現の目指す先が実写の完全なる模倣なのだとしたら、それはあまりに切ない。以来、急速にセルアニメから気持ちが離れ、短編・人形アニメーションの世界に傾倒するようになった。昨年(2004年)は、『アップルシード』のようにモーションキャプチャーを使って実際の人間の動きを取り入れたアニメ−ションが出てきたり、『下妻物語』『キャシャーン』『キューティーハニー』のようにアニメーションの技法を積極的に取り入れた作品が実写の側から登場するなど、実写とアニメの境があいまいになりつつあることを実感させられた年だった。そんな中で、宮崎駿・大友克洋・押井守といった巨匠の作品が一同に会したこの年に、若い湯浅監督とスタジオ4℃が、「如何にして実写のようなリアル感に近づけるか」といった世間の志向とは真逆の、それこそ「おまえら実写にこれができるか!」と言いたげなほど「アニメでしか表現しえないもの」に拘り、アニメーション讃歌に満ち溢れた作品で勝負をかけてくれたことがとても嬉しかったし、ライバル会社であるマッドハウスが自社サイト内に「マインド・ゲーム」応援団を立ち上げ、「ああ、この想い…応援せずにはいられない」「どっこいアニメは生きていた!」「みんなワクワクして作ったんだろうな」といった数々の言葉で彼らの頑張りに呼応する姿は頼もしかった(追記:このあとマッドハウスは湯浅監督を招へいし『ケモノヅメ(2006)』『カイバ(2008)』『四畳半神話大系(2010)』といったテレビアニメを制作。湯浅監督は『カイバ』でふたたび文化庁メディア芸術祭優秀賞、『四畳半神話大系』でテレビアニメでは初となる大賞を受賞している)。


残念ながら『マインド・ゲーム』は興行的に振るわず、世間的にはほぼ存在しなかったことになってる。でも2004年という年に『MIND GAME』が存在したのは非常に意義深いことであり、こうやって「賞」という形で歴史に刻み付けてもらえることを私はありがたく思う。


ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き [DVD] スチームボーイ 通常版 [DVD] イノセンス スタンダード版 [DVD] APPLESEED [DVD] マインド・ゲーム [DVD] CASSHERN [DVD] キューティーハニー [DVD] 下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]


−追記−

森本晃司 VS 湯浅政明〜映画『マインド・ゲーム』に見るアニメーションの原点〜


−追記2−

第16回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞 贈賞理由(公式サイトより抜粋)

高度な技術と高次元のセンスが融合して、セルアニメーションでなければ為し得ない表現の頂点を拓き極めている。また、傑出した作画レベルに引きずられることなく「今」を生きていくことに対して真摯に向き合い答えを導き出そうという姿勢も美しい。もっとも、そこに至るまでには度を超した品のない表現も散見できるが、クライマックスの感動に向けては必要不可欠な要素である、と判断した。莫大な予算が投下され、長い製作期間と複雑な画面処理を経て生まれた濃密なビジュアルが横溢する作品が集中した本年度に、デジタルもアナログも無関係な、一本の力強い描線に宿る生命の放つチカラを再確認できたことは実にうれしい限りである。そもそも「アニメーション」の語源は生を、命を吹き込むことなのだ。


2005-01-22(Sat)

[]『THE JUON』『イノセンス』『CASSHERN』がAMD賞獲った!

デジタルメディア協会(AMD)の賞だそうです。作品の選び具合が面白い。『THE JUON』の受賞理由がいまいち掴めないのですが・・・まあ、いいか。

第10回AMD賞受賞作品


部門賞:

 Best Producer/Director  mixi

 Best Music Composer  イノセンス

 Best Visual Designer   CASSHERN

 Best Writer        電車男

 Best Programmer    jigブラウザ

功労賞: ハローキティ

技術賞: 東京国際映画祭における『失楽園』デジタルシネマ上映

審査員特別賞: THE JUON/呪怨

リージョナル賞: 和歌山子ども調査隊発表会「私たちの世界遺産」

大賞:イノセンス


ちなみにAMD賞とはこんな賞だそうです。

コンテンツ制作者の立場から、デジタルコンテンツ産業の発展、作品の質的向上、人材育成を目的としてAMD Awardが制定されました。AMD Award は、1年間に発売または発表された、デジタルコンテンツ作品の中から、優秀作品を選定し、その制作者の功績を讚えるものです。

[][]『フリック』まもなく公開(1/22〜2/18まで)

『でらしね』『夢なら醒めて…』等の脚本家としても知られる『歩く、人』の小林政広監督の新作『フリック』が今日からレイトショー公開される。テーマ曲を担当するのは昨年『タカダワタル的』でテアトル新宿を連日湧かせた高田渡(上映期間中、特別ライブ有り)。本作で田辺誠一と夫婦共演を果たしてる大塚寧々は、写真学校で鍛えた腕をいかしスチールも担当。今年からはてなで日記を書いてる安藤希ちゃん(id:nozomian)も出演してますね。小林監督はこれまでに脚本家として多数のピンク作品を書いてきており、その縁でトークショーには瀬々敬久監督も登壇します。

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『フリック』 1/22(土)〜2/18(金)まで


【監督・脚本】小林政広【撮影】伊藤潔

【出演】香川照之/田辺誠一/大塚寧々/田中隆三 /松田賢二/安藤希/占部房子/葉月螢/村上連/本多菊次朗/高田渡

154min/R-15指定/ビスタサイズ/2004年

□上映館:シブヤシネマソサエティ(20:35〜レイトショー)


【STORY】最愛の妻を殺され、生きる気力を失った刑事、村田(香川照之)。酒に溺れ自暴自棄となった彼は、殺された女子大生の身元確認のため、彼女が同居する足の不自由な兄を東京に連れて来るべく、同僚の滑川(田辺誠一)と共に苫小牧へ飛んだ。何の苦労もない、惰性でこなせるはずの仕事だった…。面会した兄の挙動に不審を抱く村田。翌朝、湖で死体となって発見される兄。自殺と決め込む地元警察に反発し、単独操作を開始する村田は、謎めいた女(大塚寧々)と出会い、いつしか虚構と現実の入り乱れた不可解な世界に足を踏み入れてゆく……。迷路のように深まる謎。妻を殺したのは、もしかして自分なのか?


舞台挨拶やその他イベント情報は以下の通り。

1/22(土) 初日舞台挨拶(※上映前)

 ゲスト:香川照之、大塚寧々、小林政広監督(予定)

1/28(金) 舞台挨拶(※上映前)

 ゲスト:松田賢二、安藤希、小林政広監督(予定)

2/4(金) 高田渡ライブ(※上映後)

 ゲスト:高田渡、小林政広監督(予定)

2/10(木) トークショー(※上映後)

 ゲスト:瀬々敬久、小林政広監督 (予定)


ちなみに毎週日曜はフランス語字幕付きでの上映となるそうです。


2005-01-21(Fri)

[][]『火火』まもなく公開(1/22〜3/18まで)

女性陶芸家の草分けであり、息子の白血病発病をきっかけに骨髄バンク設立に奮闘した女性陶芸家・神山清子の実話を映画化した『火火』が明日から公開される。本作には、白血病を患う息子役で窪塚俊介が出演してるが、高橋伴明の映画でデビューとはちょっと意外。自身も白血病を患い見事芸能界復帰を果たした吉井怜も出演。尚、映画で使われてる陶芸品は全てモデルとなった神山清子本人が制作したものだそうだ。

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『火火』 1/22(土)〜3/18(金)まで


【監督・脚本】高橋伴明【撮影】栢野直樹【スチール】立木義浩

【出演】田中裕子/窪塚俊介/黒沢あすか/池脇千鶴/遠山景織子/岸部一徳/石田えり/山田辰夫/塩見三省/下元史朗/鈴木砂羽/吉井怜/原史奈/井原正巳/東ちづる/石黒賢

114min/2004年

□上映館:新宿武蔵野館(〜2/25まで)/シネスイッチ銀座(〜3/18まで)


【STORY】滋賀県信楽町。夫に去られ、女手ひとつで2人の子どもを育てながら、長年の夢である穴窯による自然釉の成功を夢見て、ひたすら窯炊きを続ける女性陶芸家、神山清子。極貧生活の中での挑戦にしばしば失意の底に沈みながらも、数年後、ついに成功の瞬間を目の当たりにする。しかし幸せも束の間、同じ陶芸の道を歩み始めた長男・賢一が、突然倒れる。下された診断は白血病。助かるためには骨髄の移植が必要だった。その日から清子は、骨髄バンク設立に向け鬼となる……。

1/22(土)は初日舞台挨拶あり。シネスイッチ銀座は11:30の回終了後、新宿武蔵野館は14:10の回上映後。どちらもゲストは高橋伴明監督、田中裕子、岸部一徳を予定。(追記:初日舞台挨拶の模様



【関連記事】

窪塚俊介インタビュー

岸部一徳インタビュー

製作発表記者会見の模様(2004/4/24)

[][]『パッチギ!』まもなく公開(1/22〜6/10まで)

「あの宣伝はいいの?おすぎでいいの?」とちょっと微妙な気持ちになるTVコマーシャルが絶賛オンエア中のパッチギ!が今週末から公開される。久方ぶりに得意の青春群像劇を手がけた井筒監督。今回は「ロミオとジュリエット」と「ウエストサイドストーリー」を足して2で割った感じの作品だとか。テレ朝「こち虎自腹じゃ」の相方・楊原京子ちゃんも出てます。ちなみに、主人公に歌とギターを教える青年・坂崎(オダギリジョー)のモデルは、アルフィー坂崎幸之助さん。彼が自分のラジオ番組で映画の主題ともなる「イムジン河」の特集を組んでたのを知った井筒監督が、いろいろと話をききにいってるうちに“坂崎”のキャラクターが出来上がったそうだ。キャラクターの一部は主役・康介にも注入され、坂崎“幸之助(こうのすけ)”から名前をもらい“康介(こうすけ)”と名づけたらしい。

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『パッチギ!』 1/22(土)〜6/10(金)まで


【監督】井筒和幸【脚本】羽原大介/井筒和幸【撮影】山本英夫【音楽】加藤和彦

【原案】松山猛「少年Mのイムジン河」(木楽舎刊)

【出演】塩谷瞬/高岡蒼佑/沢尻エリカ/楊原京子/尾上寛之/真木よう子/小出恵介/波岡一喜/オダギリジョー/加瀬亮/キムラ緑子/余貴美子/大友康平/前田吟/光石研

119min/2004年

□上映館:アミューズCQN(〜3/18まで)/シネカノン有楽町(3/19〜4/21までレイトショー)/渋谷シネ・アミューズ(3/19〜上映)



【STORY】1968年の京都。府立東高校の2年・松山康介(塩谷瞬)は同級生の紀男(小出恵介)とモテない高校生活を送っていた。ある日、担任の布川(光石研)の使いで朝鮮高校を訪れた康介は、音楽室でフルートを吹くキョンジャ(沢尻エリカ)に一目惚れする。楽器屋で知り合った酒屋の坂崎(オダギリジョー)から、キョンジャが吹いてた曲が「イムジン河」だと聞かされた康介は、彼女と仲良くなりたい一心で、朝鮮語を覚え、坂崎からはギターと歌を教えてもらう。しかしキョンジャの兄は朝鮮高校の番長アンソン(高岡蒼佑)。康介が通う府立東高校の空手部とは犬猿の仲だった……。



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シネカノン有楽町で初日舞台挨拶あり(11:10の回上映後)。ゲストは井筒和幸監督、塩谷瞬、沢尻エリカ、尾上寛之、真木よう子、小出恵介、波岡一喜を予定(当日朝9:30より整理券配布。一人2枚まで)。 (追記:初日舞台挨拶の模様


−追記−

公開記念トークショーあり。2/22(火)のゲストは高岡蒼祐、尾上寛之、波岡一喜を予定。2/24(木)は井筒監督によるティーチイン。両日共に19:00の回上映後で、この回にかぎりグループ割引を実施。3人以上のグループは当日料金一人1,000円、5人以上のグループにはさらにパンフレットを1部プレゼント。



【関連記事】

特別上映会@東大駒場キャンパスの模様

井筒監督×塩谷瞬×沢尻エリカ合同インタビュー12(※動画あり)

塩谷瞬インタビュー

井筒和幸監督インタビュー1

[]ヨン様熱と女体の神秘

某映画の感想書こうと思ってちょっと調べ物してたわけさ。

「想像妊娠 原因」でgoogle検索かけたら、トップに来たのが↓この記事だった。


ヨン様の子供を想像妊娠するにはどうすればいいですか?


・・・。手を握るだけで妊娠させちゃう日も、そう遠く無いかもしれない。ファイトだ、ペさん!



現実問題、ヨン様熱にかかったおかげで更年期障害が治ったとか、知らず知らずのうちに身体が妊娠しやすい状態に戻ってる50代60代の女性は多いんじゃないだろうか。「もう閉経してるから」「この年で妊娠? あるわけないでしょ(笑)」なんて油断してると、お父さんとの久々のエッチで、孫より若い子供が生まれるかもしれませんよ。


2005-01-20(Thu)

eichi442005-01-20

[]Jホラーシアターの第2弾はどうなった?

『感染』『予言』公開後、ぱったり情報の途絶えたJホラーシアター。次回作の準備は着々と進んでいるのでしょか。


残る監督は、4人。


既に今年はホラーの公開が2本(『死の乙女』『蟲たちの家』)も控えてる黒沢清、全米興行収入2週連続1位を獲得した『THE JUON/呪怨』の日本公開を来月に控える清水崇、3月に全米で『THE RING 2』が公開される中田秀夫、そして『ソドムの市』に精魂注ぎ込みすぎて当分ホラーをやる気力が起きないんじゃないかと心配な高橋洋


今年はどんな組み合わせでくるんだろうね。それが一番気になる。師弟対決が見たいぞ。


とりあえず気になるタイトルの映画が製作されるので撒き餌しとこっと。

 『廃墟』 出演:高野八誠 藤真美穂 佐藤貢三


当たるか、ハズレるか(追記:はずれた・・・)。


ちなみに上の画像は黒沢清監督の『死の乙女(英題「LOFT」』)のポスター。なんで海外の方が情報が充実してるの?(笑)


『死の乙女』公式サイト(海外)

[]『百年の絶唱』&井土紀州特集まもなく公開(1/22〜2/4まで)

『雷魚』『RUSH!』『HYSTERIC』といった数々の瀬々作品に共同脚本として関わり、近年では左翼評論家としても知られる井土紀州監督渾身のドキュメンタリー『レフト・アローン』が、来月2/5(土)より渋谷ユーロスペースにて待望のロードショー公開を迎える。それを記念し、彼がこれまで監督・脚本家として関わってきた作品の中から、監督作『百年の絶唱』、脚本作『雷魚』を始めとする計8作品がセレクトされ、今週末から渋谷のアップリンク・ファクトリーにて一挙上映される。瀬々監督曰く、虫や魚といった小動物に何かをこめるというのは井土さんの感性らしいので、そこら辺の根幹も監督作より窺い知ることができるかもしれない。

映画『レフト・アローン』公開記念

『百年の絶唱』リバイバル上映+井土紀州監督作品セレクション  

f:id:eichi44:20050203012518:image

□上映期間:1/22(土)〜2/4(金)まで □料金:1200円(1ドリンク付き)

□上映館:渋谷アップリンク・ファクトリー ※上映時間はこちらを参照


【監督作品】 

『百年の絶唱』(1997年/87min/8mm→16mm)

【監督】井土紀州 【出演】平山寛、葉月蛍、佐野和宏、坪田鉄矢、加藤美幸

“中古レコード屋でアルバイトをする青年・平山。失踪した男が残したレコードを引き取るため部屋を訪れた平山は、そこでこの世のものとは思えぬ異様な声を聞く。それが全ての始まりだった。レコードを返せと平山に付きまとう女。抜けた歯。血痕を這うなめくじ。留守番電話に吹き込まれた口笛。古いレコード。廃墟の小学校。ダムの底に沈む村。木箱に閉じ込められた行き場の想い。やがて、平山に失踪した男の記憶が浸透し始める。もう誰の記憶かわからない。平山はつき動かされるようにある目的に向かって行動を起こした…。”


ヴェンダースの友人』(2000年/75min/DV-cam)

【監督】井土紀州 【出演】山本均、高岡茂、光山明美、豊川忠宏

”東京で『三枚のアメリカのLP』を中心にヴィム・ヴェンダースの初期の作品がたった一度だけ上映されたことがある。井土はその会場で、十年ぶりにある友人と再会した。これは、その友人との交友を軸に「映画における歌」を考察していくドキュメンタリービデオである。”


『第一アパート』(1992年/58min/8mm)

【監督】井土紀州、吉岡文平 【出演】吉岡文平、本田孝義、山口博之、高橋和博、遠藤葉子

“主人公の男は正体不明の不安と頭痛に悩まされている。その謎を解く鍵は、男が幼少期を過ごした場所にあった。男は謎を解明するため故郷に向かうのだが、果たしてそこには何があるのか・・・未知の場所に深く深く入り込んでいくカメラ、奇妙な夢、魚の死骸、古いレコード、朽ちていく土地・・・『百年の絶唱』につながっていく様々なモチーフがモノクローム・パートカラーの映像で重層的に描かれていく。”


『蒼ざめたる馬』(2004年/39min/DV-cam)

【監督】井土紀州 【出演】弓井茉那、成田里奈、東美香、大沼幸司

”とある地方都市のマンションの一室。浴室に横たわる男の溺死体。息を切らせて立ちすくむ三人の女。深夜、死体を載せた車が山道を疾走する。彼女たちには大いなる悲願があった。年長のマユミは言う。「金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる。それがこの社会のカラクリだ。だから私らは闘わなければならない」。そして、彼女たちは次々と計画を実行していく・・・京都国際学生映画祭2003のスタッフが、井土を招いて制作した短編作品。”




【脚本作品】※4作品とも監督は瀬々敬久、脚本は瀬々&井土紀州

『雷魚』(1998年/75min) 出演:佐倉萌、伊藤猛、鈴木卓爾

”昭和63年3月。田舎町のモーテルで惨殺された男の死体が発見された。殺したのは数時間前にその男に始めて会った女であった。「人を殺すってどんな感じですか?」二人を目撃した男の奥底から吐き出された疑問を女にぶつけるー。実際の事件を題材に人々の深淵で複雑に絡み合う愛と狂気、人間の業そのものを表現した作品。”


『汚れた女(マリア)』(1998年/79min) 出演:吉野晶、諏訪太朗

”嫉妬と邪推の果てに、同僚を殺した主婦とその殺された女の夫のタクシードライバー。欺瞞と秘密の間で言いようのない殺意が交錯する。奇妙な逃避行の果てにかいまみれる真実…。”


『終わらないセックス』(1995年/64分) 出演:工藤翔子、川瀬陽太、伊藤猛

”全く別方向に進む二つのストーリーをオートリバース形式でとらえ、映画における時間軸の定理に挑戦した作品。繰り返すことにより日常はより日常化し、そこにおいて人間の本能である欲望の実態を終わらない時間として表現した傑作である。”


『RUSH!』(2001年/110min) 出演:哀川翔キム・ユンジン、柳葉敏郎 、大杉蓮

”大金を巡って右往左往してかけずり回るクライムムービー。展開も結末も異なるいくつもの物語が勝手に並走してく。そこに親子の葛藤、カルチャーギャップ、追走劇、恋愛などがさらに複雑に絡み、結末に向けて突っ走るかに見えたーしかし!そこで起こることは本当の結末ではなかった。”


 ※『RUSH!』以外の3作はDVD版での上映


尚、以下の日程でトークショーとライブが行なわれる。

2/1(火)『第一アパート』上映後

 ゲスト:井土紀州、高橋洋

2/2(水)『第一アパート』上映後

 ゲスト:井土紀州、澤井信一郎

2/3(木)『蒼ざめたる馬』上映後

 ゲスト:井土紀州、森達也

2/4(金) ※上映なし 2500円

 『レフト・アローン』の音楽を担当した太陽肛門スパパーンによる特殊ユニットライブ


ちなみに本日ユーロスペースで行なわれる『1stCut2004』トークショーに井土さん出ます! 詳細はこちら



【関連記事】

井土紀州監督『百年の絶唱』インタヴュー

kgrzk-jkkgrzk-jk 2005/01/20 20:35 こんにちは。黒沢監督の『死の乙女』のこの海外サイトが、なぜ日本版に先行して情報が充実しているか、は次のような事情によるものです。サイトは韓国のミロビジョン(mirovision)という映画会社なのですが、『死の乙女』に製作出資しています。つまり黒沢監督の日本映画を買い付けてきたという訳でなくて、ミロビジョンはこの作品を日本テレビとツインズ・ジャパンともに共同製作したのです。(この映画の製作会社のひとつとしてミロビジョンはクレジットしています)
 ということで、ミロビジョンは自社作品として、これを海外セールスするためにサイトで情報公開しているのです(韓国の会社が日本語の作品を英語で載せている意味は、そういう事情です。また韓国での公開予定はずっと先でしょう。)。なお、ミロビジョンは以前にも黒沢監督の『降霊』を扱っていました(この時は製作出資でなく買い付けのようです)。
 ちなみに、ミロビジョンは中田秀夫監督の『ラストシーン』にも製作出資していましたが、基本的には韓国映画を扱っていて、『猟奇的な彼女』『ボイス』などの海外セールスを行なっていたりします。
 蛇足ですが、逆パターンで、日本の会社が韓国の監督に出資する場合も勿論あって、興味深いところでいうと、キム・ギドク監督の新作『3−IRON』などもそうですね。

eichi44eichi44 2005/01/20 21:10 どーもです! 映画祭関係でもないし、配給にしてもヘンだなと思ったら、そういうことでしたかぁ。トヨエツ(「Love Letter」)と中谷美紀(「ホテルビーナス」「力道山」)をキャスティングしてるところをみると、国内配給を視野に入れてのことかななんて思いました。
 ミロビジョンで検索したらスポニチの古い記事がヒットしたんですが、それによると、2003年の釜山国際映画祭で「ドッペルゲンガー」がオープニングに選ばれたとき、ミロビジョンが配給を申し入れ、その時に新作への出資を打診したみたいです。『黒沢監督は「韓国から、勢いに乗っかることを学びたい」と意欲を見せている。』なんて書かれていて、これがちゃんと実ったんですね。

2005-01-19(Wed)

[]こんなアンテナが欲しい

今期は見たいと思うドラマが多くて楽しい! しかし、人の感想を読もうとキーワード・ページにとんだら、なんじゃこりゃ!? どの作品もどエライ数の日記がリンクされていて、一瞬で挫折。今年に入って一段と人が増えたんじゃない? ここぞと思ったドラマ日記は片っ端からブックマークしとかないと、キーワードから読みに行くんじゃ大変だわ。



現在、日記関係はIEのブックマークに登録してるんだけど、いいかげんちょっとむずくなってきた。日記用のアンテナが欲しい。でも、現行の「はてなアンテナ」は自分のニーズに合わないので、ニュース関係や更新頻度の低いサイトしか登録してないのが現状。


はてなアンテナを使わない一番の理由は、「読み忘れ」と「筆者誤認」が多いからだったりする。アンテナだと、大抵、上から30件ぐらい読んだところでタイムアウト。更新頻度の低いとこはなかなか視野に入ってこない。しかも「誰が書いてるのか」というのをあまり気にせず次々とクリックしてゆくもんだから、同じデザインの人がいると頭の中が混乱しちゃうんだな。「いやー、この人文体変わったねー」と思ったら違う人だったり、「へえー、こんな映画も観に行くんだ」と思ったら別人だったり、そういうのが結構あって我ながら困る(汗)。どーも自分は、「順番が入れ替わる」という機能が苦手のようです。


その点、ブックマークなら、サイドバー出しとけばブックマークと本文がひとつのウインドウで表示できるし、順番が入れ替わらないから筆者誤認もない。更新マークが派手なので、読んだか読まないかも一目瞭然。ただ、ひとつ難点があって、それは誤作動が多いこと。更新してないのに毎回更新マークがつく日記があり、読みに行っても徒労に終わることが少なくない。アンテナのように更新部分が表示されればわかりやすいのだが…。



どこかに両者を足したようなアンテナないかなあ。。。

2005-01-18(Tue)

[]MIND GAME2冠達成! 今度は「大藤信郎賞」

湯浅政明監督『マインド・ゲーム』が文化メディア大賞に続き、二冠目を達成したそうです!(嬉)

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/news/20050118k0000e040002000c.html


こんどは第59回毎日映画コンクールの「大藤信郎賞」(ちなみにアニメーション映画賞は『雲のむこう、約束の場所』が受賞)。「大藤信郎賞」ってなに?と思ったら、↓こういう賞らしい(ここより抜粋)。

毎日映画コンクールは,戦後間もない1946年より始められた日本を代表する映画賞です.大藤信郎賞は,日本のアニメーションの先駆者であり,海外でも高い評価を得た大藤信郎氏の名を記念して第16回(1962年)に設けられ,芸術的・実験的なアニメーションに与えられてきました.これまでに手塚治虫和田誠久里洋二岡本忠成川本喜八郎などの個性的で芸術的な短編や,宮崎駿大友克洋などのポピュラーな商業作品を手がけた作家・プロダクションに贈られています.時には「該当なし」決定が下される年もあり,国内で最も権威あるアニメーション芸術のための賞といわれています.


大藤信郎賞の歴代受賞作は↓こちら。

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/cinema/eicon/etc/sakuhin.html



ちなみに受賞作品の特別上映会に500名様ご招待だそうなんで、劇場の巨大スクリーンでいまいちど『マインド・ゲーム』を見たい!という方は応募されてみてはいかがでしょうか。詳しくはこちらを参照。日時は2/25、東京・内幸町のイイノホールで、「螺鈿−北村昭斎のわざ−」「わたしの季節」「マインド・ゲーム」「雲のむこう、約束の場所」の4本立てです(応募は2/4必着)。

[]『怪奇大家族』アンケート結果発表!

以前に「怪奇大納会」のレポを載せてるブログをいくつか紹介した(id:eichi44:20041226#p1)んだけど、そのうちのひとつ、ぼそぼそ日記のhanaさんが、最終怪放送終了後に『怪奇大家族』アンケートを大々的に実施しました。その結果が発表されたので、ご紹介。誘導先には先日紹介したものよりもっと詳細な「怪奇大納会」レポも掲載されてるので、併せてどうぞ。


「怪奇大家族」アンケート結果発表!@ぼそぼそ日記


参加者は総勢168名。結果はほぼ予想通りかな。初回からちゃんと見てる人が少ないせいか、「DVD買う」って人は意外に多いですね(予算的に厳しい人は、入荷してもらえるよう、ツタヤの店員さんと仲良くなりましょう)。ゴールデン進出をここまで期待されてないことについて、"プレゼンツ"こと清水崇監督はどう受け止められるのでしょうか(笑)。寄せられた感想の数々も熱いです。やあああぁぁっしゅ!



ちなみにhanaさんは“リアクション王”こと高橋一生くんのファンサイトもやってまして、舞台レポなどもいろいろと書かれてるので、一生くんファンの皆さんはこちらもどうぞ。


高橋一生くん応援サイト


ちなみに、「アンケートのリンク先が重くて全然開かないよー」とお嘆きの方は、応援サイトから行ったほうが軽いかも。

hanahana 2005/01/19 21:23 やあああぁぁっしゅ!

どうも〜hanaです。こんな風に大々的に発表?していただいてありがとうございまーす^^。こちらからサイトに来ていただいてる方もいらっしゃるようです。昨日はてなさんが重くて来られなくて今日来て見てびっくり☆です。本当にコメントは絶対的に「B級、深夜枠」が多いですよね!皆さんが結構ストレートに書いてくださったし、なんだか感動しちゃいました。ブログがここ数日、かなり調子が悪くて、この大事な時に!と思ってたらeichiさんがこんな風に書いてくださったことも本当に感謝です。ありがとうございます♪皆さんの声がきっとパート2への活力となりますように☆

eichi44eichi44 2005/01/19 23:11 やあああぁぁっしゅ!って見てない人はなんのことやらでしょうね(笑)。ほんとに今回、リアクション王・高橋一生の勉強熱心には頭が下がりましたよ(まさか『時計仕掛けのオレンジ』からパクってきてるとは)。DVDのコメンタリーが今から楽しみですね。アンケートの方は、感想の数々を読んで「これは見せたい!」と思い紹介しちゃいました。深夜希望組が多いのは仕方ないですねー。ゴールデンに移ってパワーダウンしてる姿をたくさんみてきてますから(苦笑)。次回もやるなら是非深夜で! そして出来ることなら再放送をゴールデンでお願いしたいもんです(笑)。

2005-01-17(Mon)

[]『くりいむレモン』を観た(@テアトル新宿)

昨年10月の公開最終週にテアトル新宿で観てきました。客は40人ぐらい。大半は20−40代の男性客で、そこに20代の女子がちらほら混じってるといった感じ。前の時間が『透光の樹』だったこともあり、二連ちゃんで観てるサラリーマンも結構いた。ちなみに『透光の樹』の客層は40,50代のおばさま、おじさまばかり。男性も女性も会社帰りの人が多く、いそいそと帰る姿が不倫カップルのようで素敵(笑)。


映画の詳細は以前の日記を参照。んで、感想。

*



やっぱキャスティングはいいんだよね。お兄ちゃん(水橋研二)も亜美ちゃん(村石千春)も。妹を女として意識し始めた兄と、そうとは知らずに応対する無防備な妹による会話の間合いなんて絶妙だったし。ただ、一線を越えた後の描写がいまひとつで、絡みのシーンが多い分、物足りないなあという気持ちばかりどんどん蓄積されてしまった。せっかく『くりいむレモン』という題材に挑戦するんだから、監督にはもうちょい頑張って冒険してもらいたかったなあと。あの二人なら、その気になればもっとやれると思うんだけど、監督ひとり腰がひけちゃってる感じがして。一線越えて愛し合う二人にもうちょっと近づいて、あと一歩踏み込んだ画を撮って欲しかった。こう書くと「絡みが少なくて不満なのか?」と思われるかもしれないけど、そうではない。兄妹の絡みは想像してたよりかなり多くて、それこそサルのようにやりまくってる。でも、映されてるのは「行為」であって、二人(特にお兄ちゃん)の「内面」はあまり見えてこなかった。


物足りない点はもうひとつある。本作は、兄妹どうしが愛し合う恋愛映画だけど、設定が機能してるのは途中まで。二人の関係が親にバレて家を飛び出してからは、兄妹設定なんてどこへやら。刹那的な若いカップルの先の見えない恋愛模様を淡々と描く映画に変わってしまった。血のつながってる兄妹だったら、作り手からいろいろ呈示しなくてもこちらであれこれ勝手に妄想する余地があるけど、血のつながらない兄妹をスクリーン上で兄妹らしく見せるには、“幼い頃から兄妹として育てられてきた”という歴史によって培われた<兄らしい妹らしい振るまい>や、親・友人といった<周囲の人間の目>が必要だと思う。しかし家を飛び出した二人にはそのどちらもが欠けていて、これでは兄妹恋愛映画は成立しないって。せっかく『月光の囁き』の水橋研二を起用してるのだから、もうちょっとお兄ちゃんには「男」ではなく「兄」として振る舞って欲しかったなと思う。


とはいっても、タイトルさえ外して貰えば、全体的には好きな作品。ラストの放り出し具合も含め。強面の小沢和義しか知らなかったので、山下敦弘の手にかかるとこんなおかしみのある人に変わっちゃうのかと、そこらへんのギャップも面白かったり。


ちなみにもうDVD出てます。

くりいむレモン スペシャルエディション [DVD]

くりいむレモン スペシャルエディション [DVD]




血のつながらない兄妹恋愛なら『みゆき』の方が良かったかも。こっちの方が監督にはあってたと思う。エロは少ないし、笑いは多いし。・・・あれ? 『みゆき』であってるよね? 『じんべえ』は、、、血のつながらない親子か。。。

2005-01-15(Sat)

[]アミューズCQN公式サイトが出来てた!

いつのまにかシネ・アミューズのバナーから公式ページに飛べるようになってた。あのバナー、飾りじゃなかったのね。めんどいので、直リンク!

http://www.cineamuse.co.jp/cqn/index.html


お、『恋文日和』は1/14までだったのか。。。ちなみにアミューズCQNでの『ヴィタール』の上映は1/21(金)までです。新宿K's cinemaでは続投するようなので、1/22(土)からはそちらでどうぞ。



[][]続・ノロウイルスに罹る

おかげさまですっかり復調したわけですが、せっかくなので食中毒の検査結果を聞いてきました。


結果は「赤痢、チフス、サルモネラ菌、ピブリオ、コレラ、大腸菌、カンピロバクターに関しては全て異常なし。牡蠣食べて24時間もしないうちに発症したのなら、たぶんノロウイルスでしょう」とのこと。「え!? ノロウイルスの検査しなかったんですか?」と聞いたら、「高いからしなかった」だと(爆)。「そんなせっしょうなー」と思ったが、ノロウイルスはコレラや大腸菌のように培養によって細菌の有無を調べることが出来ないらしく、そのせいで検査手法がややこしくなり、培養で検査できる細菌に比べ検査の値段が割高になるんだそうだ。「いくら?」って聞いたら「2万円」だって(高っ!)。それに、そもそも「ノロウイルス」は昔からあるポピュラーな細菌で、2,3日もすれば治るのが普通。しかもこの時期牡蠣にあたる原因のほとんどがこれなんだそうで、医者から「どーしても検査したいならしてもいいけど?」と聞かれたけど、ノロ認定証をもらうためだけに2万も払うのはバカらしい…(しかももう治っちゃってるし)。というわけで、丁寧にお断りいたしました。


そういや、ニュース見てると、ノロの検査結果をあげてるのって集団食中毒にかかったとこばっかなんだよな。個人の分はあがってきてないみたい。それってこういう仕組みだったのか。例えば、家族4人が食中毒になって、その検査を自己負担でやったら8万円(!)。たかが2,3日で治る病気に8万円なんて、お金持ちか物好き以外やらないって(笑)。



ちなみに、マスコミが連日報道してくれてるおかげで巷でも大騒ぎになってるノロちゃんだけど、厚生省に言わせれば「流行は平年並み」らしい。

ノロウイルス感染、4700人以上に

http://news.tbs.co.jp/20050111/newseye/tbs_newseye1109399.html


感染性胃腸炎の元凶であるノロウイルスの猛威が止まりません。千葉や愛媛などでも高齢者が相次いで亡くなるなど、感染が全国に広がっています。JNNのまとめでは、全国の感染者数は4700人以上に上っています。


(−中略−)


「高齢者の施設の中ではきちんとしたマニュアルを作って、例えば、汚染された便であるとかオムツを処理する際、使い捨ての手袋を使うとか、そういうものを拭いたりする雑巾などを使い捨てにするとか、熱湯消毒をきちんとすることなどをやるべき。一般の家庭では、この病気自体はそれほど恐い病気ではないので、あまり心配しなくてもいい。ただ、高齢者や子供がいる家庭では夏だけでなく、冬も食品を加熱する。このウイルスは85度で1分間加熱すると、死滅するので、加熱をきちんとすることで予防することができる」(山野美容芸術短大 中原英臣教授)


厚生労働省などは現時点で、この冬のノロウイルスの流行は平年並だとみています。


「明らかなデータはないので、確固たることは申し上げられないが、(集団発生の件数は)決して多くはないと思う」(国立感染症研究所 谷口清洲氏)


しかし、高齢者の重症患者が相次いでいることから、高齢者施設などを中心に感染性胃腸炎が集団発生していないかどうか、全国で緊急調査を行うことを決めました。


お年寄りは脱水症状や、嘔吐物が喉に詰まって窒息するケースが多いようだから、介護の必要なお年寄りをかかえているご家庭などは注意するにこしたことはないね。


2005-01-14(Fri)

笑う大天使』、配給はあの会社

映画化決定で女子たちを賑わせた川原泉の『笑う大天使(ミカエル)』。配給がアルバトロス・フィルムだったとはしらんかった。

http://www.albatros-film.com/news/index.html


そういや『乱歩地獄』はどうしたよー。


ちなみにミカエルはエキストラ募集だそうです。ロケ地は長崎ハウステンボス、他。

http://www.nice-day.co.jp/warau_michael/index.html

[]木10『H2』とあだち充とバイファム

いくら堤幸彦といえど、原作があだち充ということでいまいち乗り気じゃなかった『H2』。マンガ自体は『タッチ』より全然好きだったけど、どーもあだち充というのがねえ。。。ところが見始めてみると面白かった。『富豪刑事』がちょっと物足りなかったので、いまんとこ今期はこれがイチオシかな。投球&バッティングフォームが下手っぴというのは見逃そう(笑)。


何故、あだち充が苦手なのかというと、10歳ぐらいの時に苦い思い出があったんですよ。当時私が非常にヒジョーに好きなアニメにTBS金曜夜7時から放映されてた『銀河漂流バイファム』という十五少年漂流記の宇宙版みたいなアニメがあったんですね。どれぐらい好きだったかというと、私が初めて自分の小遣いで買ったアルバムがこれでした*1。英語の主題歌「ハロー・バイファム」がかっちょ良くて、どーしても欲しかったのだ。ただ、当時これの裏番組だったのがフジテレビで放映されてた『みゆき』。荻野目洋子が声をあててたあれですね。そのせいか視聴率は苦戦を強いられ、中途半端なとこで突如放映打ち切り。ま、実際は夕方に時間が変更になっただけなんだけど、それに気付くまでは「『みゆき』のせいで話途中で終わらされたー!」と思って激怒してたわけです。それ以来、どーもあだち充は。。。


ちなみに当時のファン向けに書いておくと、『バイファム』の放送時間変更については、銀河漂流バイファム・ジェネレーションズこちらのコラムが詳しいです。


[]木9『富豪刑事』を観た(初回)

がーん! 録画に頼らずリアルタイムで最後まで観ておけば良かった。延長なんて、い、いつの間に…(はあ〜)。ということでラストの謎解きとミッチー『愛のメモリー』を聞かずに初回終了というなんとも後味の悪い見方になってしまったが、個人的にはもうちょっとはっちゃけてくれた方が好みかなと。しかし、長江さんにそれを求めてもというジレンマも。苦しい…。というわけで次回に期待! 


ちなみにグーで殴られるフカキョンがかわいかった。というかフカキョンをグーで殴る温水さんがかわいい。


[]アニマル浜口の異様な保険CM

ドラマより気になったのが、合間に流れてた保険のCM。山道で女がマムシにかまれて座り込んでると、アニマル浜口がやってきて、噛まれた傷口にかぶりつき、血をチュウチュウ吸ったかと思うとゴックンとひと飲み。「おっさん、だいじょうぶなのか?」って目で女が浜口を見ると、彼の背には既にマムシ*2の魔の手が。あっという間に唇を噛まれる浜口(ほんとに噛まれてる)。「今度はおれのを吸ってくれー」と唇を突き出すも、「いやです」とあっさり断られ終わり。なんじゃそりゃ。


[]ノロウイルス対策

予防のために貼っておきます。

ノロウイルス食中毒の予防に関するQ&A

[][]『1st Cut 2004』まもなく公開(1/15〜1/28まで)

映画美学校の第7期フィクション科、第4期ドキュメント科生徒によって制作された作品が『1st Cut 2004』と題し、渋谷ユーロスペースにて一挙上映される。毎年の恒例行事ですね。今年のラインナップは以下の通り。

『1st Cut 2004』 1/15(土)〜1/28(金)までf:id:eichi44:20050113121505:image

□上映館:ユーロスペース(21:00〜レイトショー)


1/15-17 Aプロ・フィクション作品

『あわぶくたった』(16mm/31min)

監督:渋田美由貴 出演:国本綾/服部竜三郎/山岡敏子/猪又武春

”母の死、父の疾走、犬の骨、それを拝む祖父、兄の病気…。少し度が合っていないコンタクトを通してみるそれらは、幸にとってはごく平凡な日常だったが、父の帰宅により何かが少しズレはじめた……。”

『五尺三寸』(16mm/36min)

監督:別府裕美子 出演:佐久間駿/石原圭人/川上将平

”小学五年生の勝造、直人、沖縄からの高校生パイン。学校でもやっかいものの3人は、不法投棄場近くにある廃バスを根城に勝手気ままに遊ぶ毎日。だが、成す術のない現実は、彼らの楽園をあっけなく壊していく……。”


1/18-21 Bプロ・フィクション作品

『三人打ち』(16mm/32min)

監督:金剛浩 出演:大和屋疎石/穴田行央

”ヨンスには母と離婚後ひとりで暮らす父が居た。弟のソンホは父に会いにいっていたが、ヨンスは女々しいクセに見栄や体裁を気にし、男らしく生きろと押しつける父を軽蔑し会わずにいた。しかしある日、叔父・五島の仕事を手伝いながら思い立って会いにいくと、父に初めて刃向かうソンホの姿がそこにはあった……。”

『モリムラ』(16mm/33min)

監督:村山圭吾 出演:東哲哉/佐藤智幸/鈴木しのぶ

”森村家は次男・洋がひきこもり、父と母は離婚したのに何故か同居。そんな中、長男・拓が彼女を連れて五年ぶりに帰ってくる。姿を現さないながらも奇妙な形でコミュニケーションをとり続ける洋。明け方、拓の彼女を部屋に引き入れた洋は、自分の思いを吐き出すうちに泣き崩れ彼女に優しく抱きしめられる。しかしその姿を母が目撃。混乱し逆上した拓の果てしなき暴走が始まる……。”


1/22-24 Cプロ・ドキュメンタリー作品

『チーズとうじ虫』(ビデオ/99min)

監督:加藤治代 出演:加藤直美/小林ふく

”ある日突然、母が余命1,2年と告げられる。発病から3年、テレビでよくある“奇跡”を記録すべく、私は一台のカメラを買った。でも、母が本当に苦しんでる、悲しんでる姿を、私は撮ることが出来なかった。発病から8年後の夏の終わり、母は死んだ。私はある覚悟をもってカメラを回し始めた。何かそこに大きな意図がみつけられなければ、私にはどうしても母の死が納得できなかったのだ……。”


1/25-28 Dプロ・ドキュメンタリー作品

『ぼくらのハムレットができるまで』(ビデオ/46min)

監督:山本良子 出演:高柳峻/西村知巳

”所沢の住宅街にある学習塾「赤門塾」。哲学者・長谷川宏氏が経営するこの塾では、毎年、3月に行われる演劇祭に向けて、授業時間の半分を使って演劇の練習が行われる。演劇祭の目玉は、卒業生である大人たちが行う劇。晴れ舞台に向けて練習に励むこどもや大人たちの様子を追いながら、住宅街の中で開かれる小さな演劇祭ができるまでを記録したドキュメンタリー。”

『古しえの音を求めて』(ビデオ/42min)

監督:井川路加 出演:松浪康男/柳沼良介/平加典久/松澤みむね

”埼玉県新座市に住むチェンバロ製作者、久保田彰氏のもとで、一台のチェンバロが木材選びからボディの組み立て、弦張りを経て完成、演奏家の手によって演奏されるまでを追った密着ドキュメンタリー。”


公開中は講師陣によるトークショーも行われる。ゲストは1/16(日)が井川耕一郎×瀬々敬久×澁田美由貴×別府裕美子、1/20(金)が井土紀州×金鋼浩×村山圭吾、1/25(火)は筒井武文×山本良子×井川路加、1/28(金)諏訪敦彦×筒井武文×山本良子×井川路加を予定。


【関連サイト】

1stCut2004宣伝部長日記


*1:しかも間違ってドラマ編を買った。主題歌は確かに入ってたが5千円ぐらいしたと思う

*2:種類はわからんが本物のヘビ

198198 2005/01/15 12:56 えぇー!!!「笑う大天使」が映画化ぁ!?・・なんか漫画原作多すぎですよね・・。もっとオリジナル脚本で挑んでもらいたい。なんかマンガや小説ばっかり映画化するプロデューサーが増えすぎですよね。原作に固定ファンがいるからって安全圏狙いすぎ・・。樹里ちゃんが主演ってイメージ合わないかも・・なんていうかおっとり〜タイプの顔立ちではない気がします。前田亜季ちゃんがいいナァ。。(あ、こちらは最終兵器彼女主演ですし・・)角川エンジェル大賞みたいな完全オリジナルな企画を日本映画に求めたいですよ!!!!

eichi44eichi44 2005/01/17 02:00 川原泉って「のほほん」「ほのぼの」てイメージがあるんで、「ワイヤーアクションとCGを駆使して描く」って煽りがもうどうしたいんだかって感じだったり(苦笑)。監督は「うずまき」「押切」「富江」のVFXを担当してた人のようで、謎な人選ですねー(笑)。一周回ってすごい豪快な作品ができるかも!

2005-01-13(Thu)

[]ナイキの新CMに何故かモザイク

今やってるナイキのCM、雑踏を歩くおっさんの顔に一部モザイクがかかってませんか?

気のせいならいいのです。気のせいなら。


[][]『市川雷蔵祭 艶麗』まもなく開催(1/15〜1/29まで)

37歳の若さで亡くなった映画スター、市川雷蔵のデビュー50周年を記念し、出演した158作品の中から20作品が、今週末から2週間限定で一挙上映される。昨年末にシネスイッチ銀座で行われてたやつの縮小版です。ラインナップは以下の通り。

『市川雷蔵祭 艶麗』 1/15(土)〜1/29(金)まで

□上映館:テアトル新宿


【上映作品】

1/15(土)〜1/18(火)

 『弁天小僧』(1958年/カラー/86min)

 『切られ与三郎』(1960年/カラー/95min)

 『お嬢吉三』(1959年/カラー/81min)

 『新源氏物語』(1961年/カラー/102min)

 『斬る』(1962年/カラー/71min)

1/19(水)〜1/21(金)

 『好色一代男』(1961年/カラー/92min)

 『眠狂四郎 女妖剣』(1964年/カラー/81min)

 『眠狂四郎 無頼剣』(1966年/カラー/79min)

 『眠狂四郎 炎情剣』(19651年/カラー/83min)

 『眠狂四郎 勝負』(1964年/カラー/83min) ※本作は1/20で上映終了

1/21(金)、1/25(火)

 『剣鬼』(1965年/カラー/83min)

1/22(土)〜1/24(月)

 『新・平家物語』(1955年/カラー/107min)※本作は1/28まで上映

 『薄桜記』(1959年/カラー/110min)※本作は1/25まで上映

 『大菩薩峠』(1960年/カラー/106min)

 『大菩薩峠 竜神の巻』(1960年/カラー/90min)

 『大菩薩峠 完結篇』(1961年/カラー/98min)

1/26(水)〜1/28(金)

 『ぼんち』(1960年/カラー/106min)

 『破戒』(1962年/白黒/119min)

 『剣』(1964年/白黒/95min)

 『炎上』(1958年/白黒/99min)


1/29(土) 21:30〜オールナイトイベント

上映作品:「ある殺し屋」「ある殺し屋の鍵」「薄桜記」「新・平家物語」

     市川雷蔵作品予告編大会(20作品)

※当日19:30より、整理券付き当日券を販売(料金2500円)

[][]ノロウイルスに罹る

ノロちゃんに、まさか自分が罹るとは…。日付だけ見てると毎日更新してるかのようですが、違います。一昨日から食中毒で史上最多の吐きまくり生活を強いられていました。下痢は割と大丈夫だったんっすけど、とにかく嘔吐、嘔吐、嘔吐の連続。吐きすぎて、胃が痛くなるわ、腹減って胃が痛くなるわ、そんで喰ったらまた吐くわで、なんとか嘔吐が一段落した後、自力で医者に駆け込み点滴打つこと1時間。1日経って、なんとか復調いたしました。医者に行った時は、とにかく腹が減って死にそうだったので、先生に「いつからごはん食べれますか?」と聞いたら、「当分ダメです!」と一言(ガックリ)。渡された紙には以下のような注意事項が…。

急性胃腸炎のお手当について


食事制限が必要です。脱水にならない程度に、白湯、番茶、ポカリスウェットのようなイオン飲料やリンゴジュースを控え目に飲用するだけにしてください。できるだけ食事を取らず、胃腸を休ませます。症状が改善してきたら、おかゆ、うどん、パン粥等から始めて下さい。


しょうがないので、ウィダーインゼリー(エネルギー補給)とポカリとインスタント粥を買って帰り、今日になってようやく粥が食べれる丈夫な胃に…(感涙)。でも、喰っても喰ってもすぐ腹が減る。そりゃあ、2日間も何も食べてないかったんだもん。早く焼き肉喰いてー。


皆さんもお気をつけて。ノロちゃんの感染力はほんとすごいですよ(いや、ノロウイルスかどうかは検査結果が出てないのでわからんのですけど、流行ってるからそういうことにしておく)。



つーか、2時間前に粥喰ったばっかなのに、また腹減ってきた。そろそろ餅とか喰っていいですか、先生?

anutpannaanutpanna 2005/01/13 23:24 グワーン、大変でしたね。かわいそう、どうぞお大事に・・・。アア、やはり厄年のなせるわざなのか・・・。また元気になったら映画見て楽しみましょうね。

synwsynw 2005/01/14 00:15 きちんと更新されてるんで、よもやそんな事態になってるとは。
ブログ読ませてもらうのも、そりゃ楽しみなのですが、何はともあれ
御自分第一で。焼肉喰いてーとあるので(笑)回復近いのかもしれ
ませんが、くれぐれもお大事に。

eichi44eichi44 2005/01/14 07:26 お二人さん、お気遣いありがとうございます! 厄年、続きますねー(笑)。基本的にはもう大丈夫なんで、寝てばかり居たら頭が痛くなったのでドラクエやったり更新したりしてました(笑)。一番つらいのは初日、二日目だけなんで、いまの目立った症状といえば「腹が空いてフラフラするだけ」というか(笑)、いつまで食事セーブしてたらいいのか加減がわからないのがツラかったり。
実は週末実家に帰ってたんですけど、実家で食べたカキの熱し具合が鈍かったか、嫁さんの実家から食中毒もらってきて既にグロッキーになってた弟夫婦からもらったかのどっちかなんで、とにかく見内に食中毒者が出た人は消毒には気をつけてくださーい! すごい感染力ですよ、ノロちゃんは。医者に行った時、私の他にも食中毒で点滴打ちに来た人がいたんで、巷でも普通に流行ってるんだなと思いました。

ひろみひろみ 2005/01/15 00:57 おお、まさかそんな事になっていようとは・・・!気付きませんでした!
(お変わりのない文体だったもので・・・!さすがでした)
何でノロウイルスの記事がアップされてるんだろう?と思ったのですが、ご自分がかかられていたのですね・・・。
焼肉食べたいなら、完治は近いんじゃないでしょうか?
お大事になさって下さい。

私はカゼによる吐き下しで、昨日は寝たきり、今日は動けるようになり、夜になったら焼肉が食べたくて食べたくてたまりませんでした。
(「焼肉喰いてー!」は、私もつぶやきましたよ!)
今は通常つわりモードに戻り、さっき夜食のラーメンを流し込んだところです。

あ、それから上のほうの記事のバイファムの事なんですが・・・
おぼろげな記憶しかないのですが、確か、青い目とエメラルド色したショートの髪の毛の宇宙人(?)の女の子が出て来てたやつでしょうか?
・・・だとしたら、夏休みに妹と再放送か何かで見まくってハマリまくり、しまいには涙を流しつつ「どうして人気出なかったんだろう?こんなにいい話なのに!」とか言い合ってた作品だと・・・。
確か、カメラでテレビのラストの回の写真まで撮ったような記憶が・・・。
懐かしい思い出です。

space-beam-parkspace-beam-park 2005/01/15 01:16 確かにNIKEのCM、モザイクかかってました…!なんでだろう。

eichi44eichi44 2005/01/17 02:15 ひろみさん> おかげさまでもうすっかり元気。胃腸快調で、食べ過ぎ警報出まくってる次第です! 症状としては、37度ぐらの微熱が出て、吐いたり下痢したり。2,3日で治るから、症状が軽い人は胃腸風邪だと思って済ませちゃうことも多いみたいです。ひろみさんも、念のためお気をつけて。バイファムはまさにそれですよ!! 妹さん共々ハマってくれてたなんて嬉し〜。
祥子さん> ナイキ、やっぱモザイクかかってますよね! ほんと気になります。もし情報入手できたらUPしますねー。

2005-01-12(Wed)

[][]『冬の幽霊たち』まもなく公開(1/15〜2/4まで)

「映画」と「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」をこよなく愛すWAHAHA本舗主催・喰始製作総指揮により、夕張の街と映画祭の生みの親、故・中田鉄治夕張市長へのオマージュを込め、WAHAHAメンバー総出演、オール夕張市ロケによって制作された『冬の幽霊たち〜ウインターゴースト〜』が今週末から公開される。作品は既に昨年のゆうばり国際映画祭2004にて上映され「ファンタランド大賞」を受賞。

『冬の幽霊たち〜ウインターゴースト〜』 1/15(土)〜2/4(金)までf:id:eichi44:20050113121534:image


【監督】稲葉耕作【脚本】安生文勇/稲葉耕作/喰始【撮影】磯貝均【音楽】

【出演】佐藤正宏/梅垣義明/柴田理恵/久本雅美/藤村俊二/山本晋也/不破万作/白川和子

94min/ビスタサイズ/2004年

□上映館:渋谷シネ・ラ・セット(21:15〜レイトショー)


【STORY】2003年の冬。雪かきに忙しい夕張の朝。駐在所に舞い込んだのは「街角に幽霊がいる」というなんとも奇妙な通報だった。半信半疑で現場に駆けつけた巡査たちが見たものは、街角に所在無げにたたずむ幽霊たち。何か悪さをするわけでもなく、ただそこに見えるだけ。時間とともに増加する目撃情報。テレビ局のレポーターも動き出した。街のイメージダウン? 貴重な観光資源? 市役所に対策本部が設置され、街は大騒動になってゆく……。


宣伝、配給もWAHAHA本舗が行ってるということで、トークショー関連も盛りだくさんです。

■初日舞台挨拶(上映前)

1/15(土) ゲスト:喰始、稲葉耕作監督、ほか出演者


■トークショー(上映後)

1/16(日) ゲスト:喰始×高平哲郎

1/21(金) ゲスト:喰始×白川和子

1/22(土) ゲスト:喰始×毛利臣男(空間演出家)

1/23(日) ゲスト:喰始×山本晋也

1/28(金) ゲスト:喰始×柴田理恵

1/29(土) ゲスト:喰始×石森史郎(脚本家)

1/30(日) ゲスト:喰始×君塚良一

2/4(金) ゲスト:喰始×不破万作


※当日AM10:00より整理券配布(一人2枚まで)


【関連情報】

ゆうばり映画祭舞台挨拶の模様(※動画付き)

喰始、梅垣義明インタビュー(※動画付きき)

ゆうばり映画祭での梅ちゃんライブ・イベント(※動画付き)

2005-01-11(Tue)

[][]『Jam Films S』まもなく公開(1/15〜3/25まで)

新進気鋭の監督やクリエイターによるショート・フィルム集『Jam Films』シリーズの第3弾Jam Films Sの上映が今週末から始まる。今回の特徴は、シリーズ第1作を担当した監督たちによる推薦方式によって新たなる監督陣が選抜されてること。顔ぶれは以下の7人。篠原哲雄・推薦の阿部雄一(ドラマ『YASHA−夜叉−』『菊次郎とさき』演出)、望月六郎・推薦の石川均(『集団殺人クラブ』監督)、堤幸彦・推薦の薗田賢次(『凶気の桜』監督)、北村龍平・推薦の高津隆一(ドラマ『スカイハイ』演出)、行定勲・推薦の手島領(CF『キリンビバレッジ生茶』演出)、飯田譲治・推薦の浜本正機(『ekiden[駅伝]』監督)、岩井俊二・推薦の原田大三郎(『スワロウテイル』CGディレクター)。推薦人もちょろちょろと制作をサポートしてる様子。私の記憶が確かなら、薗田監督の作品に“生ける伝説”と化した窪塚洋介がリハビリを兼ねて1シーン出演してるんじゃなかったっけ?(追記:ちがった。監督は同じだけど作品は『鳶がクルリと』) ちなみに、ちょっと前に“果汁がしたたる桃にかぶりつくハセキョーのエロス”と話題になったのは、この次に公開される第4弾『Jam Films Female』の方。こちらの監督陣は篠原哲雄塚本晋也西川美和廣木隆一松尾スズキの5名。

『Jam Films S』 1/15(土)〜3/25(金)までf:id:eichi44:20050113110152:image

118min/2004年

□上映館:シネ・アミューズ(〜3/4まで)/渋谷シネ・ラ・セット(3/5〜)


『Tuesday』堤幸彦・推薦)

【監督・脚本・編集】薗田賢次【撮影】平舘良隆【音楽】ZEEBRR

【制作協力】オフィスクレッシェンド

【出演】ZEEBRR/岩堀せり/金井勇太/三城晃子/原章馬/味野和明日架

“ごく普通の火曜日。一人の男(ZEEBRR)がとあるマンションの一室で黙々と飯を食べている。食事を終えた男は静かに部屋を出て、別の部屋へと移動。そこには一人の女性が暮らしていた。鏡台の前に座り、物色を始める男…。男の目的は? そして男の正体とは?”


『HEAVEN SENT』北村龍平・推薦)

【監督・脚本】高津隆一【撮影】山神俊二

【出演】遠藤憲一/乙葉

“とあるビルの屋上。そこに転がる4人の死体と、一人の重傷の男。今にも息絶えそうなこの男の前に、突然、謎の女が現れ、どんな奇跡でも三つまで叶える事ができると語りかける。死を目前にした男が願う三つの奇跡とは……。”


『ブラウス』(望月六郎・推薦)

【監督】石川均【脚本】龍一朗【撮影】下元哲

【出演】小雪/大杉漣

“中年の男が営む小さなクリーニング店。ある日、一人の美しい女が、一枚の白いブラウスを持って訪れた。それ以来、女はそのブラウスを持って店にやって来るようになる。秘めやかに交わされる言葉の数々。やがて沸き上がる衝動を抑えきれなくなった男は……。”


『NEW HORIZON』(行定勲・推薦)

【監督】手島領【脚本】行定勲/手島領【撮影】福本淳

【出演】綾瀬はるか/コリン・オドーネル/ジリ・ヴァンソン

“朝が来なくなって三日目。人々の大半は普段の生活を取り戻し、むしろこの夜の世界を楽しむかのようだった。サヨコ(綾瀬はるか)も例外ではない。今日も外国人の家で、楽しげにベビーシッターをしている。果たして再び、朝はやって来るのだろうか……。”


『すべり台』篠原哲雄・推薦)

【監督・原案】阿部雄一【脚本】元優【撮影】津田豊滋

【出演】石原さとみ/柄本時生/渡邊沙帆加/乃勢捷聖/山崎まさよし

“転校を控えた夏美(石原さとみ)は、公園のすべり台の下で同級生の且人(柄本時生)を待っていた。ある出来事を謝るため…。償いとして「じゃあ、やらせて」と無邪気に言う且人に「いいよ」と答える夏美。次第に近づく二人の距離。そんな二人の様子をこっそり伺う男(山崎まさよし)がいた……。”


『α』岩井俊二・推薦)

【監督】原田大三郎【脚本】福田卓郎【撮影】鰺坂輝国【音楽】スネオヘアー

【出演】スネオヘアー/内山理名

“女を迎えに来た男がインターホンを鳴らす。今日はデート。二人が出かけた街頭では個性をアピールするCMが流で、ひたすら個性を求める人々で溢れかえっていた。何故彼らはそれほどまでに個性を求めるのか…。その謎が、CGを駆使した最後の映像で全て解き明かされる……!?”


『スーツ -suit-」』飯田譲治・推薦)

【監督】浜本正機【脚本】飯田譲治【撮影】小林嘉弘

【出演】藤木直人/小西真奈美/濱田マリ/三津谷葉子/千田正穂/螢雪次朗

“ある朝、突如日本に危機が迫ってきた! 開発された新兵器(スーツ)を装着して、敵と戦うヒーローに選ばれたのは、サラリーマン今野英雄(藤木直人)。キャバクラ嬢レイコ(小西真奈美)と逢瀬のまっただ中で実務任務を遂行することになった今野。果たして彼は真の英雄となり、日本を救うことが出来るのか……!?”


小西真奈美のアニメ声に萌えな人は、是非『スーツ』を観に行かれたし(笑)。舞台挨拶の有無は不明。



【関連情報】

試写会舞台挨拶の模様(2005/1/9)

2005-01-10(Mon)

大森南朋特集

イメージフォーラムで流れてた予告に、大森南朋が出ててビックリ。外国映画なのに日本語喋ってて、ちらしではさほど出演が煽られてないから、もしかしたら思ったより映ってる時間短いのかも。


映画は『デーモン・ラヴァー DEMONLOVER』。ソニック・ユースが音楽を担当してるってのが売りらしい。

公式は↓こちら。

http://www.demonlover.jp/



で、それ関係で検索かけてたら、なんと3月にユーロスペースで「大森南朋特集」なるものが行われるという情報が。どうやら映画美学校関係の企画らしい。期間は3月12日〜18日(レイトショー)で、劇場未公開作をかなり網羅してる模様。

詳しくは「大森南朋特集」の↓公式サイトを参照されたし。

http://blog.livedoor.jp/nampo2005/


上映劇場がユーロスペースだけあって、もちろん皆さん期待しますよね。あれを(笑)。そこらへんの詳細はまだ上がってませんが。

2005-01-09(Sun)

[]『悪魔の発明』『ほら男爵の冒険』を観た(@イメージフォーラム

イメージフォーラムにて観てきました。ほんとは新宿テアトルタイムズスクエアで上映されてる『岸辺のふたり』『ベルヴィル・ランデブー』を観た後に渋谷でゼマンという計画を立てていたのだけど、前夜、変な時間にうたた寝してしまい、起きたのが朝の4時。しかも部屋の電気もパソコンもテレビもつけっぱなし。「しまった! このまま起きてるべきか?」と悩んだ末に二度寝したら、モーニングショーの『岸辺〜』に全くもって間に合わない時間に起床。日を改めるかどうか迷ったけど、予定が詰まってることもありカレル・ゼマンだけ観てくることにしました。昔のアニメーションというのはテンポがまったりしてるので、体調万全で行かないと睡魔に襲われてヤバイのですが、無理していったら案の定…(苦笑)。ゼマン、ごめん。DVD買うから!


客層は『悪魔の発明』が30〜40代を中心に25人ぐらい。思ったより少ない。ゼマンの神通力もここまでか?と思いきや、『ほら男爵の冒険』ではガラッと客層が入れ替わり、20代を中心に8割の入り。これってどういうこと?(笑) どちらも男女比は半々でした。


映画の詳細は以前の日記を参照。


『悪魔の発明』は騙し絵、トリック・アートの技が随所に見られ、セットかと思いきや書き割りだったり、実写かと思ったらアニメーションだったりもうわけわかんないぐらいに各種技法が一枚の画の中に入り乱れてました。元々、アナログ特撮には目がない質なので、「これ、どうなってるんだろ?」って画にばっかり気がいってたら、字幕全然見てなかった(笑)。『ほら男爵の冒険』は、(うたた寝した身で言っても説得力ないですけど…苦笑)ゼマンの特撮モノでは最高傑作じゃないかと。とにかく、自分が一番好きだった『盗まれた飛行船』なんて比べモノにならないぐらい、冒頭からもの凄い密度。凝ったシーンも多く完成度が高い。お話自体は奇妙奇天烈で先が読めないうえに(原作なんて忘れちゃったもん)、ゼマンが次にどんな画を出してくるのかも読めないんで、次々と繰り出される映像にただただ「ほえー」って見とれるしかない状態でした。ゼマンの作品は、毎度メイキングが見たくてしょうがなくなるのだけど、今回は特に欲求に駆られましたねぇ。一応、パンフレットにも撮影風景が何枚か載ってるんだけど、物足りないよー。どこかにメイキング・フィルム残ってないんですか? ゼマンの親族の皆さん、倉庫を探して。


パンフレットは前回のレトロスペクティブと同じく絵本仕立てになっており、値段はちょっと高めだけど“買い”です。ただし、今後間違いなく発売されるであろうDVD特典についてくる可能性は否定できない(笑)。缶バッチ、またたくさん買っちゃった。

2005-01-08(Sat)

[]今期イチオシ、それは・・・

昨年秋クールは『怪奇大家族』に明け『怪奇大家族』に暮れた3ヶ月でしたが、今期イチオシはなんといってもこれ、1/13(木)夜9時からスタートするテレ朝の新ドラマ『富豪刑事』です。“ふごうでか”ですよ、“ふごうでか”。『下妻物語』のロリータ・ファッションで一躍人気を回復したフカキョンが、ついに「刑事(でか)まつり」に進出かー!と思いきや、正しくは“ふごうけいじ”と読むのだそうで、ちょっとがっくり。やはり「宇宙刑事(けいじ)シリーズ」で名を馳せたテレ朝としては、「刑事」を「でか」とは呼べませんか。「NOと言える刑事(でか)」の寺島アニキやBS−i「ケータイ刑事(でか)シリーズ」の山下真司も出演させてるくせに!(あ、こっちは元がスニーカー刑事(けいじ)だっけ…)。


スタッフ・キャストは以下のメンツ。

木曜ドラマ『富豪刑事』 毎週木曜9時放送


■スタッフ

原作:筒井康隆富豪刑事」(新潮文庫)

脚本:蒔田光治(「TRICK トリック」「リング〜最終章〜」「らせん 」)、福田卓郎

演出:長江俊和(「Dの遺伝子」「学校の怪談/アサギの呪い」)、常廣丈太

プロデューサー:桑田潔 蒔田光治 阿部健三

音楽:辻陽

制作:テレビ朝日、東宝


■キャスト

富豪刑事・神戸美和子・・・・・深田恭子


[焼畑署の刑事たち]

神山署長・・・・・・・・・・・・・・・・西岡徳馬

鎌倉刑事課長・・・・・・・・・・・・山下真司

布引刑事・・・・・・・寺島進

弧塚刑事・・・・・・・相島一之

鶴岡刑事・・・・・・・升毅

猿渡刑事・・・・・・・鈴木一真

西島刑事・・・・・・・載寧龍二


交通課婦警・樋口純子・・・・野波真帆


[その他]

美和子の祖父・・・・・・・・・・・・夏八木勲

関西のフィクサー・瀬崎・・・・・・・筒井康隆



■主題歌:及川光博「愛のメモリー」


・・・濃い。あまりに濃い。さすが蒔田さん、ツボをよく心得ていらっしゃる。主題歌がミッチーの歌う「愛のメモリー」のカヴァーとは!(笑) ちなみに第1回のゲスト犯人は温水洋一と甲本雅裕。これはゲストもそれなりのとこを狙ってきますね。


しかし個人的に一番驚いたのは、なんといってもCX「奇跡体験アンビリーバボー」のディレクターであり、最近はフェイクドキュメンタリー「放送禁止シリーズ」の演出家として知られる長江俊和が演出を担当してるってこと。テレビドラマデータベースで調べたら、蒔田さんとは、『木曜の怪談』や堤さんが演出した『金田一少年の事件簿』でかるーく一緒にやってるようで、私の好きなお二人が、まさかこんな形で本格的にタッグを組むことになろうとは嬉しい限りです(でも、ちょっと心配)。長江さん、これが終わったら「放送禁止4」も頼んますよ。


刑事役で一人だけ知らない子(載寧龍二)がまじってるとおもったら、 「特捜戦隊デカレンジャー 」のデカレッドか! すげー、こんなとこまで刑事(でか)つながり。・・・だったら、「富豪刑事(けいじ)」じゃなく「富豪刑事(でか)」でいいじゃん。


ちなみに、今日の午後3:00よりちょっとした特番が放送されるので、お楽しみに。見たら期待値下がったなんてことのないことを祈る(笑)。


[]行定監督の喋り方って・・・

こないだトークショーに行ったときから誰かに似てるぞ似てるぞと思ったら、なんだ、テリー伊藤か! すっきりした。


ちなみに、新5千円札の蛇女こと樋口一葉は、目元隠すとカラテカの矢部君に似て蝶だと思った。


『犬猫』まもなく公開終了(〜1/14まで)

“女子映画”にも関わらず、映画評論界の重鎮・蓮實重彦をも「いぬねこ、いぬねこ」と狂喜させ、渋谷シネ・アミューズに足を運んだ客の多くから「2004年度邦画ベスト」の1作に挙げられてるにも関わらず、メインターゲットとも言うべき女子の入りが何故か思わしくないという意外な展開を迎えてる榎本加奈子藤田陽子主演『犬猫』(監督・井口奈己)の上映が、いよいよ来週1/14(金)までとなりました。まだ観に行かれてない皆さん、残り1週間、これがラストチャンスですよー!


公開期間中、映画『犬猫』をより多くの人に知って貰おうと、井口監督はじめスタッフによって作られた「犬猫新聞」なるものが劇場で配布されておりました。上映終了も迫ってきた昨年末、最後の追い込みをかけるべく、新たに「犬猫新聞 号外」なるものが作られ、正月早々から劇場にて配布されてるわけなんですが、実はこれ、劇場で行ったアンケートの一言感想や、各種個人サイトにUPされた感想を集めた<『犬猫』感想集>でして、実はそこに、私が以前書いた感想(こちら)も掲載されていたりします(照)。紙面の都合上、載ってるのは原文から部分抜粋した短縮バージョンなんですが、もし劇場でGETされた方は、お暇な時にでも原文と比較してみてくださいませ。どこを抜粋するかは関係者さんに一任する形をとったので、「なんとか女子よ、見に来てくれ」という制作者サイドの切実なる想いが文章の選び具合から伝わってくるんじゃないかと思います(笑)。


−追記−

犬猫新聞が手に入らないという方もいるので(コメント欄参照)、「犬猫新聞 号外」に掲載された感想のアドレスを貼っておきます。ただし、アドレスを載せないで欲しいという方の分は省いているので、実際に掲載されているのはこれよりもう少し多いです。

http://d.hatena.ne.jp/honeymilk/20041219

http://directors-ch.air-nifty.com/blog/2004/12/post_14.html

http://d.hatena.ne.jp/makisuke/20041206

http://blog.livedoor.jp/m-34_97690/archives/10978504.html

http://eiganeko.cocolog-nifty.com/eiganeko/2004/12/post.html

http://endedans-lotus.jugem.jp/?day=20041204


東京以外の公開情報です(公式の劇場情報より抜粋)。

2/5(土)〜18(金)

大阪 テアトル梅田 

名古屋 名古屋シネマテーク 

2/26(土)〜3/11(金)

高崎 シネマテークたかさき 

3/19(土)〜4/1(金)

岐阜 シアターペルル 

2005年公開

神戸 シネカノン神戸 

岡山 岡山シネマクレール 


198198 2005/01/10 10:59 いいなぁ犬猫新聞。私も欲しいですが4月までは東京に行かないので・・。

eichi44eichi44 2005/01/10 22:00 A4用紙の裏表を刷った簡単なものですけど、掲載先のアドレスも載ってたので、あとでこの日付に貼っておきますね。映画自体は14日以降地方巡業に行くみたい。どこも2週間ぐらいの短期興行なんで、大阪、名古屋、高崎、岐阜、神戸、岡山方面で観に行く予定の方は見逃さないようがんばってほしい(笑)。

2005-01-07(Fri)

[]いろいろ再上映

今週、新作公開は無いのだけれど、いろいろと再上映情報が入ってるのでお知らせしときます。


まずは今週末、渋谷シネ・ラ・セットにて、お父さんのバックドロップが再上映(※映画の詳細はこちらをどうぞ)。期間は1/8(土)から3週間限定。


また、渋谷アップリンクファクトリーにて、『エロス番長シリーズ』が再上映(※『ユダ』『ともしび』の詳細はこちら、『片目だけの恋』『ラブ キル キル』はこちら)。期間は1/15(土)から1週間限定。タイムテーブルはこちらを参照してください。料金1200円。


それから、今月末には渋谷アップリンクXにて、高橋洋監督『ソドムの市』&安里麻里監督『独立少女紅蓮隊』『子連れ刑事』が再上映。いつもながらトークショー盛りだくさんです。詳しいことは時期が近づいてきたらまたお知らせしますが、それまで待てないという方はこちらをどうぞ。ソドムの新ポスターはかっこよすぎですね。


ちなみに、アップリンクX『ソドム〜』紹介ページのトラックバック辿っていったら、中原翔子さんのブログにこんなお知らせが!

■01/16(日)13時30分〜:新宿・ロフトプラスワン

「第一回まえばりファンタスティック映画祭」

エンケンもカズさんも来場! トークイベント登壇予定

ゲスト:蒼井そら/井口昇/遠藤憲一/小沢和義/鈴木浩介/本田隆一/桃瀬えみる/他

ロフトプラスワンのHPに行ったら、「まえばりを使ったファンタな作品上映会」だそうです(笑)。上映作品は『援助交際撲滅運動』『援助交際撲滅運動地獄変』『ウォーターメロン』『18禁』とのこと。

198@上京準備中198@上京準備中 2005/01/07 14:14 あぁーまえばり映画祭!!!「この映画がすごい!」のエンケン&蒼井そらちゃんの対談のページにのってましたよー。いいなぁ・・行きたいです・・。私はビジターQを観るまで(中学生?)まえばりという物を知りませんでしたよ(笑)。ビジターでは不二子ちゃんの前張りが見えまくってて「何なんだこれは?」とか思ってました(爆)

eichi44eichi44 2005/01/07 21:31 なんと、198さんも東京進出ですか! 突然サイトがなくなっちゃってどうしたのかと思ったら、そうですかそうですか。私の前バリ初目撃も中学ぐらいですよ(たぶん)。相手が西田敏行でお毛毛まで見えて鬱入りましたけど。男闘呼組っていうジャニ系のバンド(わかるかな?)が主演のドラマだったので、何万という腐女子が目撃したと思う。西田のお毛毛を(苦笑)。

2005-01-06(Thu)

[]死生観−序章−

突然ですが、皆さんの死生観ってどんなもんですか? 


私はといえば、こどもの頃から幽霊、幽霊言ってるだけあって、もちろん信じてますよ、死後の世界。ま、三途の川を渡ってどうこうなんてものは想像してませんけど、死後も意識はなんらかの形で残ると思ってるので、自分にとって「死ぬ」と言うことは、意識の世界へお引っ越しするようなもの、といったらいいのかな。故に、死ぬこと自体を怖いと思ったことは無かったような気がします。もちろん、事故や災害で突然やられるのはいやですけどね。病気で死ぬ分には「ついにお迎えがきたか」ぐらいの意識しかなく、もともとゴールが見えないとやる気にならない性質なんで、余命宣告なんて受けたら、その瞬間から体中のスイッチがONになるんじゃないかなと思ったりしてます。


自分は昔からものすごい慎重派で、20代までの生活を振り返ると、石橋を叩いても渡らない、人から何か誘われても断るのがデフォルト、めんどくさいことはしない、興味のないことは一切手をつけない、自分のスタイルを崩さないという頑なな生活を送ってました。でも、30歳すぎて「ああ、60歳まであと半分か。」と思ったら、急に気分が軽くなったんですよね、不思議なくらいに。そのおかげで、いまは、人にサイコロ降って貰って「おお、今回はそんな目が出たか。じゃあ、そっちへ行きましょう」なんて感じで、人生を人任せに生きるのが楽しい状態になってます。生活や取り巻く環境は今が一番苦しいのに、終わりが見えてきたら心に余裕が出てきたというか。。。不思議なもんです。


「死」について

「死んだらどうなるのか」という問いに対する答えは二通りあると思うんですね。ひとつは、前述したような、意識や魂だけの世界に行くってやつ。そしてもうひとつは「無」になる。死んだ瞬間、意識は消滅し全てが「無」になる…。私は物心ついてから30年近く「死んだらどうなる?」というのをずーっと考えてきてるわけなんですが、想像力が弱いせいか、自分が「無」になるという状態、「無」になる感覚というのだけはどーしても想像できない。“ビデオの一時停止の状態が永遠に続く感じ”が一番近いんじゃないかと思ってるんですけど、この“一時停止の状態”ってのは、想像してもらえばわかるのですがかなり苦しい。。。なんてったって思考を止めるわけですからね。これに比べれば、意識や魂だけの世界を想像してる時の方が思考を止めなくていい分、楽なんですよ。しかもこれまでに何百という具体例を見せて貰ってるから、自分にとっては「無」よりよっぽど現実味がある。だから信じてるわけです。いや、「選んでる」といった方が正しいか。


次回につづく



えーと、この先まだまだ続きます。これをあらかじめ語っておかないことには、『セカチュウ』とか『ヴィタール』の感想にいけないので。


2005-01-05(Wed)

[]『イズ・エー is A.』を観た(@ユーロスペース

公開終了間際の10月末に観てきました。客は40人ほどで、20〜50代ぐらいまで。女性が多かったかな。

イズ・エー [is A.] [DVD]

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映画の詳細は以前の日記を参照。んで、感想です。


大人であれば無期、死刑も当然な重大犯罪を犯した少年が、少年法に守られわずか数年で社会復帰。再び同じ犯罪を繰り返した時、更生のままならない少年に対し、親として何ができるのか、どう責任を果たすべきかを、被害者遺族・加害者家族、両面の立場から問うた作品。昨年は『カタルシス』*1、『息子のまなざし*2と、凶悪犯罪を犯しながらわずか数年で社会に復帰してきた少年のその後を扱った作品が相次いで公開された。2作とも、ストーリーは全くのフィクションだったが、社会的に衝撃を与えた実際の事件をベースにしていたせいか、エンターテイメント性が極力排除された作りになっており、人によっては退屈で寝てしまうかもしれないが、本作に比べればリアリティという点において非常に説得力のある作品に仕上がっていた。一方『イズ・エー』は、「世間を揺るがすカリスマ爆破犯は14歳の中学生だった」という架空設定をもってきてるせいか、前述したニ作に比べると作りがフィクション然としすぎていて、娯楽作品としては見やすいが、個々のキャラクターが型どおりでいまひとつ物足りなかった。


*とはいえ、内藤剛志が中盤以降に見せる熱演はものすごかった。彼が演じたのは加害少年の父。序盤は、ステレオタイプな役柄をいつも通りそつなく演じていたが、後半、息子(小栗旬)が再び犯行に及んだと知った時の咆吼からは、「こんな内藤剛志は見たことが無い」というぐらい彼の鬼気迫る熱演が作品全体を牽引する。


本作の主演・津田寛治が演じたのは、少年(小栗旬)が起こした爆破事件によって幼い息子を殺された被害者遺族。職業は刑事。わずか4年で出所した少年に対し「再犯するのでは?」と執拗につきまとう役だ。ところが右のちらしを見ても分かる通り、「内藤剛志主演で物語を作り直しちゃった方が良かったんじゃないの?」と思えるほど陰が薄い。内藤父さんの存在感、息子に対する想いの強さが型破りで圧倒的なせいもあるんだが、それ以上に、津田刑事が加害少年にむける憎しみの描写があまりに型どおりすぎるんだな。にもかかわらず、あくまで主役は津田刑事ということで話が進むため、なんだか見せたいモノと見せてるモノが一致してないような、どっちつかずで中途半端な印象が残った。


以下、ネタバレします。


ラスト、再犯した息子(小栗旬)を海に沈めて殺そうとするも力尽きる内藤父さんに代わり津田刑事が小栗少年に銃口を向けるわけだが、どうせなら内藤父さんの手で想いを遂げさせてやりたかった。嫌がる息子の頭を押さえ海に沈めるとき、謝罪、憐憫、愛情といった様々な感情が交互に浮き沈みするなんとも言えない表情をする内藤父さん。「ちっちゃい頃はあんなにいい子だったのに」「なんでこんなことになっちゃったんだろ」「私の育て方が拙かったのか」「ごめん、こらえてくれ」、、、いろんな言葉がその表情から聞こえてくる。すると、やはりどうしてもお父さんにケジメつけさせてあげたくなるわけで、志し半ばで果てられちゃうと「津田さんが主演なのはわかるけど、内藤さんにやらせてあげてくれよ」と切なくなってしまう。


しかも、得体の知れないモンスターとして描かれてた(故に父は殺す以外に方法はないと思い詰めた)小栗少年を、最後の最後で、おかしな思想にかぶれたよくいる犯罪者に見せて終わるのは不可解。「セックスしてる瞬間だけ生きてる実感が得られる」と話すデリヘル嬢(水川あさみ)とのやりとりからは、彼自身、生死の実感はもちろん、生きるとか死ぬとかってことそのものがよくわからず、爆破事件を起こすことによって自分に何らかの感情が起こるのを期待してるんじゃないかというふうに見えた。しかし、死を目前にして語る彼の犯行動機が「愚かな人間など地球からいなくなってしまえばいい」というのはあまりにもちんけで興冷め。たとえ強がりで吐いた言葉だとしても、そんな意味での人間らしさ、弱さは要らない。こちらが全く了解不可能な圧倒的彼方の存在として最後まで描ききってくれないと、父親の決断が意味をなさなくなってしまう。次から次へと犯行を繰り返し犠牲者を増やし続ける息子。なんとか彼の行動を止めたいが、法は彼を止めてはくれない。息子の考えてることがちっともわからないのに、どうやったら彼が救えるのだろう。どんな言葉をかけても息子には響かない届かない。もう為す術がない。だから、彼を殺そうと決めたのではないのか。法で裁けないのなら、法が止められないのなら、更正できない彼をこのまま野放しにするわけにはいかない。こんな怪物に育てたのが親の責任なら、息子に最後の引導を渡すのも親の責任。そう思い詰めての決断ではないのだろうか。


ネタバレ、終了。


そういえば『カタルシス』『息子のまなざし』『イズ・エー』、どれも<父と息子>の話だった。一昔前なら<母と息子>だったような気がするけど、気のせいだろうか。父親頑張れ!ってことなのかな。

*1:神戸の事件をモチーフに、出所してきた少年Aとその家族の、再生と贖罪を寓話的に描いた作品。監督は、TVドキュメンタリー出身で、引きこもり少年の再生を描いた『青の塔』で長編映画デビューを飾った坂口香津美監督。

*2:イギリスで実際に起こった少年2人による幼児殺害事件をモチーフに、加害少年との交流によって再生の道を模索しようとする被害幼児の父親を描いた作品。

2005-01-04(Tue)

新年、明けましておめでとうございます。

実家から戻ってまいりました。


いやー、帰ってきて早々はてなスタッフに「ログインできないんですー」って泣きつきメール送ったら、単にPCの日付設定が「2004.1.1」になってただけのことで、ものの数分で「解決しました」メールを送る羽目に。スタッフの皆さん、明日おかしなメールが届いてますが、気にしないで下さい(汗)。お騒がせしました。


そんな2005年。・・・がんばるぞ! 

synwsynw 2005/01/05 00:34 今年もしょうもない書き込みでこちらのコメント欄汚すこと多々あると
思いますが、宜しくお願いします。去年と変わらず激早&詳細な邦画情報楽しみにしております。

eichi44eichi44 2005/01/05 22:00 さっきそちらにもお邪魔したんですけど、やはりこちらでもご挨拶を。こちらこそどーぞ宜しくお願いします。昨年はアニメとホラーの大豊作で企画目白押しだったんですけど、今年の目玉企画はいまのとこ「楳図かずお」のみですかね。あとは塩田さんの「カナリア」がどんなことになるのか楽しみだったりします。