『ALLDAYS 二丁目の朝日』まもなく公開(2/2〜2/22まで)


『ALLDAYS 二丁目の朝日』 2/2(土)〜2/22(金)まで


【監督】村上賢司【脚本】千葉雅子【撮影】根岸憲一【音楽】和乃弦
【出演】三浦涼介/松田祥一/谷桃子/竹下宏太郎/中原和宏/山中敦史/中村栄美子/新井友香/外波山文明
min/2008年
□上映館:シネマート新宿(2/16以降はレイトショーのみ)


「二丁目」の人たちは、今日も複雑です!


【STORY】戦後、まだ戦争を引きずる東京。現在の新宿2丁目界隈に位置する赤線地域のあったこの街では個性豊かな人たちが暮らしていた。戦時中に出会ったアイパッチの男が忘れられず、女性に興味を持てない軽演劇場の役者・真雄はアイパッチの男を探す毎日。そんな事はつゆ知らず、真雄のターンに惚れた新人の踊子のさと子。下世話な性格の劇団の座長と何かと真雄に噛み付くひろしは、真雄に女を知るように勧めるが、おかまで有名な八百屋の精さんと一緒にいるところを見て真雄が男好きだと確信する。しかし八百屋の精さんにはひた隠しにしているヤクザの五郎との秘密の関係があったり…。時代は転換期、公娼制度に反対する女たちの運動が盛り上がりつつある最中、同性愛者は変態とされ何かと恰好の餌食となっていて……。


関連:三浦涼介公式ブログ「R-style」村上賢司監督公式ブログ

「え?宮崎あおいちゃん?」とガン見したくなるぐらい三浦クンの女装姿がかわいすぎるーー!!!(嫉妬!)な『ALLDAYS 二丁目の朝日』が今週末より公開されます。タイトルからして「『ALLWAYS 三丁目の夕日』のパロディムービー?」と信じて疑わない人も、まあまあ一度予告だけでも見てチョーダイよ!ということで、千葉雅子(劇団・猫のホテル代表)が脚本を手がけた本作は、ゲイタウンへと変貌を遂げてゆく昭和30年代の新宿二丁目界隈を舞台に、そこに暮らす人々の悲喜こもごもを描いた笑いと愛と自分探しのオリジナルストーリー。本家のようにCGにお金をかけられない分いまだ残る昭和の風景を探し撮影されたこの作品に監督として白羽の矢が立てられたのは、雑誌「散歩の達人」に“当たりの映画”という連載コーナーを持ち、TX『怪奇大家族』の「第6怪 怪談! 赤線幽霊つやこ」やBS-i怪談新耳袋』の「帰ってきた」他、テレ東のメディアリテラシー番組にOVドキュメンタリー『工場萌えな日々 [DVD]』『デコチャリ野郎 [DVD]』等々、ドラマからホラー、ドキュメンタリーに風景ビデオまで幅広く手がける村上賢司監督。現在発売中の「散歩の達人2008年2月号」で監督自ら本作についてコメントしておりますので興味を持たれた方は是非本屋でお手にとってみてください(詳細はこちら。レトロ商店街特集もあるよ〜)。


予告編


舞台挨拶等の予定は以下の通り。

2/2(土)16:10/18:15の回 初日舞台挨拶
ゲスト(予定):三浦涼介谷桃子松田祥一村上賢司監督
※当日朝10:00(予定)より当日指定席券販売開始(一人4枚まで)。

尚、「月曜メンズデイ」「水曜レディースデイ」を設けてるシネマート新宿ですが、本作上映中に限り、「火曜おネエデー」を設けるそうです。受付で「おネエです」と申し出ると本作に限り料金1000円で鑑賞できるとか。証明書は特に要らないようなので、お心当たりのある方もない方も一度トライしてみてはいかがでしょうか。


また、本作公開を記念し、村上賢司監督の映像作品を集めた「告白というエンターテインメント 村上賢司映像個展」がイメージフォーラムビル3Fにある渋谷シネマテークにて2/2(土)より開催されます。併せてどうぞ(詳しくは↓の記事を参照されたし)。