週末映画情報と一緒に紹介するつもりだったんだけど、なんか長くなっちゃったので単独にしました。
昨年末から「裏ホラー」「グロテスク」と相次いで新作が公開され、3/21（土）には「オカルト」「テケテケ１＆２」と３作同時公開も予定されるなど今年は年始からノリにノってる年男（丑年）の白石晃士監督ですが、“いまいちど原点に立ち戻る”という意味も込めて、白石監督が97年に撮ったという自主映画『暴力人間』を鑑賞する以下のようなイベントが催されることになりました。
『松江哲明のあなたと飲みたい 第六回『暴力人間』復活』
日時：2/17（火）開場18:30 開演19:30 料金：予約1.500円/当日1,800円（飲食代別）
場所：阿佐ヶ谷Loft A ※ｱｸｾｽMAP
ホスト：松江哲明 ゲスト：白石晃士、笠井暁大（予定）、宇野祥平（「オカルト」主演）、高橋敏幸
ミニ・ライヴ：高橋敏幸with泥舟
上映作品：「暴力人間（97年/81分/自主映画）」（監督：白石晃士・笠井暁大）
【内容】
福岡で同じ大学の映研に所属していた白石と笠井が共同監督。
２年を費やして完成したフェイクドキュメンタリーお笑い暴力映画。
この作品はフィクションです。（「ひろしま映像展98応募作品リスト」より転載）
※PFFに出品するも「こんな映像を人に見せてはいけない！」とマジドキュメントと勘違いされ一次落選。
※「ひろしま映像展'98」企画脚本賞&撮影賞受賞。
関連：松江哲明監督公式ブログ（←ブログ開設当初から地味にこの作品に言及し続けてたことが判明した瞬間）
関連：高橋敏幸公式サイト「どぶろく音楽出版公式サイト」
白石監督曰わく、現在制作準備中の新作はこの『暴力人間』に近いテイストの作品になるとか。映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年/米国)』公開前の98年にひろしま映像展で上映されたときは、フェイクドキュという手法が見慣れなかったせいもあってか、そのリアルすぎる演出と演技から「暴力を肯定するとは何事だ」と観客に叩かれたりもしたようですが、10年経ったいまの観客にはどのように受け取られるのか興味深いところです。
また、間もなく開催される『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009』では3/21（土）より渋谷ユーロスペースにて公開が予定されてる新作映画『オカルト』（黒沢清監督も特別出演！）のプレミア上映があるとのこと（情報はこちら）。予告編がUPされてたのでこちらもご紹介しておきます。
あらすじはちゃんとしてたのに、予告見たらかなり意味不明なことになっております。
『テケテケ』『テケテケ２』は同じく3/21（土）よりキネカ大森にて公開。作品の詳細はこちらを参照。「テケテケ」にはAKB48の大島優子ちゃんや山崎真実ちゃん、「テケテケ２」には岩田さゆりちゃん、長宗我部陽子さん、山本彩乃ちゃんらが出るようです。テケテケの造形は西村さんとこなので、10月あたりの日記を辿るとキモチワルイなにかがUPされてます。
尚、現在シアターN渋谷にてレイトショー中の『グロテスク』は2/13（金）までの上映となります。関係ないけど、同じ映画館でロードショー中の満島ひかりちゃん主演『プライド』も2/13までの上映ですので、未見の方は今週中にお出かけ下さい。
