昨年の『少年メリケンサック』以降なかなか次回作の話題が出てこずやきもきしてたらこんな企画が進んでいたとは。
キム・ミンジュン、日本映画『深度』出演 (@韓国エンタメの最前線「eul.jp」)
俳優キム・ミンジュンが『全羅の詩』に続き日本映画に出演する。(中略)キム・ミンジュンの今回の映画は、日本映画の巨匠北野武監督の後を引き継ぐと言われている濱口竜介監督の新作『深度(The Depth)』。本作は、既に日本で『カナリア』、『バーバー吉野』などでの好演が高い評価を得た日本映画界の新星・石田法嗣と韓国のスター・キム・ミンジュンの共演で企画段階から話題になっている。
この映画の中でキム・ミンジュンは韓国の有名フォトグラファー“ペファン”役をつとめる。成功した韓国のフォトグラファー・ペファンとホテルボーイとして働く(石田法嗣演じる)リュウは、写真を撮りながらお互いの妙な魅力に惹かれ、墜ちてゆく。
映画『深度』は、人間的な愛と友情を通し、生きていく上で負う傷を乗り越えていく話だ。人生の傷を抱えている二人の主人公が、写真を通しお互いを癒す過程を描き、生きる価値と意味をもう1度考えさせてくれる。
キム・ミンジュン演じるペファンは、表面的には成功を掴んだ写真家だが、機械的になってしまった写真家の仕事に疑問を感じており、“リュウ”との出会いで人生の奈落の底に落ちてゆく人物。キム・ミンジュンは、男性的な魅力と共に幻想的でありながらも微妙な感情の変化を、深度があるように表現する予定だ。(中略)
現在キム・ミンジュンは東京・新宿と横浜一帯で撮影をおこなっており、映画『深度』は6月の封切りを予定している。
『檸檬のころ』『トカゲ飛んだ?』を見る限り、法嗣クンはほんと“痛々しい恋愛が似合う男”なので、今回の映画は非常に楽しみです。監督は藝大の修了制作で撮った『PASSION』が東京フィルメックスのコンペ部門に選出され一躍注目を浴びることとなった濱口竜介監督。すごく評判が高かったのでどっかで単独レイト上映するかと思ってったらそうはならなかったので、『深度』公開記念で一緒に上映してくれると未見の身としては非常にありがたいです(でもどうせシネマート六本木なんだろうなあ。ユーロスペースさんも一枚かんで!)。
ただねえ、これだけ大々的に書いといてなんですけど、ソースが韓国ニュースしか見つからないんですわ。故に、どこかの情報(監督名とか役者名とか)が間違えてる可能性もなきにしもあらずなので、国内の関係者から話が出るまで話半分ぐらいで聞いといてください。誤情報じゃないといいなあ。
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追記:おまけ
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