嗚呼、テレ日トシネマ−雑記−


   予告なく加筆・修正しまくってます。東京育ちの73年生まれが書くテレビと映画と心霊と宇宙人の日記です。
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2010-09-11(Sat)

[]本日今日限りをもってドラマへの未練は捨て、舞台役者・風間俊介を応援してゆくことに決めました

f:id:eichi44:20100913002439j:image:right世田谷パブリックシアターで上演中の風間クン出演、4人芝居『ビリーバー』(演出:鈴木勝秀)を観に行ったのですよ。「信じる」ことをテーマにサンタの存在を信じる父親とそれに振り回される妻、息子を描いたお芝居。9・11が下敷きになってるため(書いたのはアメリカの劇作家)基本的にはシリアスな話なんだけど、1人20役!(いや、そこまでは多くなかった)を演じる川平慈英と、父親役の勝村政信、この“二人の芸達者”によるアドリブだらけの掛け合いが爆笑につぐ爆笑を生みだし、それでいて最後はじんわりと感動が染み渡るとても素敵なお芝居でした(思わず泣きましたとも!)。


風間クンはこの舞台で“9歳の小学生”役に挑戦。神よりもサンタの存在を信じ家族や世間から変人扱いされ徐々に孤立してゆく父親(勝村政信)に振り回され崩壊していく家族の中で、思春期にさしかかった少年のとまどいや揺れる心を見事に表現し、筋肉を落としきった細いカラダや立ち居振る舞い、あの捨てられた子犬のような目でビジュアル的にも小学生を演じきっていました。現在27歳の風間クンだけど、私自身あまりの若返りっぷりに「え? 風間クンっていまいくつ?」と考え込んじゃったぐらい。彼を知らずに観たら10代の役者に見えたんじゃないかと思う。でこれはつまりどういうことかというと、、、もうね、皆さん言ってますけど、兼末健次郎を重ねずにはいられない芝居だったわけですよ。なんかもうそれだけで、じーんときちゃって。


私自身は99年に放送された「3年B組金八先生 第5シリーズ」で“兼末健次郎”にノックアウトされて以来、あの繊細な芝居が好きで、彼の芝居は絶対映像向きだからどんどんドラマに出してくれよと常々言い続けてきたにもかかわらず、地味な面構えやCDデビュー組に入れなかったことが災いしてか、02年以降は舞台方面でしか活躍してくれず(テレビドラマは1年に1回、バーターで単発ドラマに出るぐらい。連ドラレギュラーは06年の深夜ドラマ『アキハバラ@DEEP』のみで、そのとき共演した生田斗真クンはみなさんご存じの通り遅咲きの大ブレイク中)、舞台を観に行く習慣がない身としては「なんで舞台ばっかなんだよ。見れないじゃん」とじくじたる思いでいっぱい。事務所に対しても「芝居の出来ない子をプッシュする暇があったらもっと風間俊介をドラマにごり押ししろよ。健次郎ならごり押しされても誰も文句言わないから」と散々愚痴ってきたわけです(関連過去記事:若手役者への親心〜『金八』シリーズに出てたあの子やこの子〜)。


でもね、実を言うと、ここ数年の芝居に関しては「やっぱもうドラマはダメかもしれないなあ」と諦めかけてたんですよ。だって、明かに「芝居が大きい」んだもん。まあ、1年に1回のドラマだからしょうがないけど、あれだけ目線や声色、ちょっとした表情の変化、抑えた芝居で心のうちを繊細に表現するのが上手かった子が、舞台向けの大きな芝居をする癖が抜けきってない状態で毎回ドラマに出てくる。それを観るにつけ、「もう完全に舞台の人なんだなあ」と自分とは縁のない世界の人のような気がして寂しい気持ちを味わってきたわけです。


ところが去年あたりから、たまたま私が好きでプッシュしてる役者が次々と舞台に進出することになり、もはや「舞台は自分とは縁のない世界」などと言ってられない事態になってきた。その流れで、今回の『ビリーバー』もたまたまテレビでその存在を知り「風間クンが出演するなら…」と観に行き、そこで舞台にもかかわらず11年前と変わらぬ芝居を見せつけられたらもう認めざるを得ないじゃないですか。応援せざるを得ないじゃないですか。こちら(ドラマ)にこないならそちら(舞台)に観に行きますよ。会いに行きます、これからは。劇場へ。


特に今回は、共演が勝村政信川平慈英の二人だったってのも私の意識を変える上で大きかったと思う。舞台で観るのは初めてだったけど(いやテレビの舞台中継では何度も観てたけどね)、ほんっっとに素晴らしかったの。この二人が相対すると何かが起こるんだよね。芝居が進むにつれ「ああ、またきたーー!」と期待に胸を踊らせワクワクしながら待ってる自分がいて…。アドリブやそれが行き過ぎたが故のハプニングなども多々あり、巻き込まれた風間クンが瞬発的な対処を求められる場面もあって、本人にとっても今回の舞台はすごく刺激的でいい経験だったと思う。いやだってね、風間クンのおじいちゃん役で出てきた慈英の口ひげが何度も取れて、隣にいた風間クンが「お、おじいちゃん・・・ヒゲが・・・」って顔しながら毎回つけ直してあげるんだけど結局ダメで…。最後は慈英自らひっ剥がして得意げな顔でおでこに貼ってましたからね。そのたび観客爆笑ですよ(そういうのが許される雰囲気のお芝居なんです)。特に慈英に関してはいままでほんとゴメンナサイでした(本人はキメ顔で「いいーーーんです!」って言いそうですが…笑)。あなたは凄いです。今度ちゃんとミュージカル観に行きます。


東京での公演は9/12(日)までですが、地方公演が始まるのでお近くの方は是非(チケットはまだ十分余ってると思う…と思ったら、地方は1〜2回公演なのか)。アメリカの話ですが、息子が早く大人になってしまうことを憂う父親が、サンタへの執着を示すことで、「神様ってなんなの?」「サンタは存在しないっていうけど、キリストの神様もイスラムの神様も現実には存在しないじゃない」「神の存在を信じても変人とは言われないのに、何故、サンタの存在を信じるとキチガイ扱いされるの?」「神様の存在を信じてる人がこれまでにどれだけの悲劇をふりまいてきたと思うの?」「サンタの存在を信じる子と神様の存在を信じる子、どちらがいい子に育つと思う?」といったことを問いかけてる作品なので、「アメリカの牧師が9・11に併せ“偽りの神を信じるなど許さん”という理由でコーランを焼いた」なんてニュースの後では特に思うところがいっぱい出てくるお芝居だと思います。

舞台『ビリーバー/Believer』公式サイト

作:リー・カルチェイム 演出・上演台本:鈴木勝秀

出演:勝村政信風間俊介草刈民代川平慈英

“サンタクロースを信じる男とその妻、息子等の悲しくも心温まるお話。しかしそこには9・11以降の喪失漂う現代社会を背景に、センチメンタルな気分は無く、社会の矛盾や家族の崩壊を乾いたタッチで綴る。ただ信じること、愛することの儚さ、その尊さが見事に描かれるリー・カルチェイムの最新作、待望のワールドプレミア! ”


関連ニュース記事:勝村政信、草刈民代が舞台で共演。米劇作家リー・カルチェイム最新作『ビリーバー』


※実は観念的思想的な台詞が続く割に、文化的ベースが異なるのとじっくり考える暇をあまり与えてくれないのとで、内容の深い部分については思い返してるうちにじわじわ来るタイプの作品。本当は二度三度と観に行った方が内容が入って気やすいと思うんだけど、東京公演はもう終わりなので、既に観た方はこちらで補完してください(内容を細かく反芻してくれてます)。NHKのカメラが入ってたという目撃情報も…。BSかNHK教育での放送を楽しみに待ってます。


そういや客席に北村一輝が来てた。『アキハバラ@DEEP』つながりかな(公式サイトがまだ生きててビックリ)。実物、すげえイケメンだね(←普段どういうイメージよw)。ていうか12月にやるKERAさんの舞台『黴菌(仮)』を観に行けってお告げ?



・・・あ、パンフ買うの忘れた...orz。再演してください。



-追記-

そういえば、次の舞台の告知も出てました。佐藤アツヒロ風間俊介出演って書いてあるからJ事務所主催かと思ったら違うみたい。

2011年5月公演

30-DELUX The Night Live『デスティニー(仮)』

作・演出:毛利亘宏

“2008年10月「ファミリア」以来3年ぶりの本公演は、3本のMIX公演を経て更に進化した究極のアクションエンターテイメント! 2011年5月、30-DELUXは生まれ変わる!”

東京公演:サンシャイン劇場 大阪公演:シアター・ドラマシティ


関連:30-DELUX公式サイト


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