ハーゲンス博士、人体標本をネット販売しようとしてまた怒られる

昨年の10月に出たニュース。ハーゲンスネタはコンプリートしようと心に決めてたのに忙しさにかまけてすっかり放置してた話題を今更ながら捕獲しときます。

「Dr.Death」ハーゲンスが、プラスティネーション処理した人体のネット販売を計画―ドイツ(@HEAVEN)


防腐処理を施した人体の展示をおこない「Dr.Death」との異名をもつドイツの解剖学者、グンター・フォン・ハーゲンス(65)が、プラスティネーション処理を施した人体のパーツをネットで販売しようとしていることがわかりました。


昨年は200の遺体を用いて「死とセックス」をテーマにドイツ国内で展示、物議を醸したハーゲンスですが、南ドイツ紙(Sueddeutsche Zeuitung)によると、人体のパーツは科学や医学関係者のみに売られ、価格は1体全身が61,733ポンド(約790万円)、頭部のみで 19,495ポンド(約250万円)、頭部をのぞいた胴体が50,154ポンド(約640万円)だということです。


これに対してドイツのローマ・カトリック教会のロベルト・ツォリッチ大司教は、ハーゲンスの行いを死への冒涜だと非難、来月3日からオープンするというオンラインストアを止めさせようと有力な政治家に訴えかけています。(以下略)

個人的に、献体した人も自分の遺体が「死とセックス」展に選ばれるよりは医療関係者向けに売られた方が本望じゃないかと思います。いくら死後の身体とはいえ、見知らぬ人とセックスさせられた状態で展示される「死とセックス」展は拒否られる気がするんだけどどうだったんだろう(露出狂の人にとっては本望か)。