本当に面白い映画、教えます!

2018-12-20 其の677:<番外編>某映画誌80年代ベスト10

 12月も下旬です。今年も残り僅か・・・。

 前回に続きまして某映画誌(あくまで某です。あしからず)の<1980年代ベスト10>を紹介していこうかな、と。本当は来年にしようと思ったけど、なんか年内に書いた方がスッキリする気がして^^。「80年代」は筆者が少年時代から思春期を過ごす&成人もした、ある意味、人生の中で最も重要な10年(感慨深い)。

  

 まずは洋画のベスト10です。年は本国の公開年にしてますのでご注意。

 第1位:「ブレードランナー」(’82・米)

 第2位:「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(’84・米=西独)

 第3位:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(’85・米)

 第3位:「非情城市」(’89・台湾

 第5位:「E.T.」(’82・米)

 第5位:「動くな、死ね、甦れ!」(’89・ソ連

 第5位:「男たちの挽歌」(’86・香港

 第5位:「友だちのうちはどこ?」(’87・イラン

 第5位:「最前線物語」(’80・米)

第10位:「グロリア」(’80・米)

第10位:「ニュー・シネマ・パラダイス」(’88・伊=仏)

第10位:「ブルース・ブラザース」(’80・米)

 

 ・・・というラインナップでした!にしても「第5位」が多いな(苦笑)。

 1位の「ブレラン」は公開当時はコケたけど、ビデオ時代の到来でカルト映画から名作にジャンプアップした稀有な作品(リドリー・スコットも喜んでいると思う)。筆者も1位、異議なし!!今作も「スター・ウォーズ」同様、遥か後に続編観る事になるとは、当時は誰も思わなかった(笑)。

 説明不要の超ヒット作「E.T.」は公開された中学生当時、「アメリカでは2人に1人は観てる大ヒット作!」とマスコミに煽られまくってたので、早朝友人たちと並んで観た映画。いまと違って昔は席の事前予約は出来なかったから、話題作は早くから並ぶしかない訳よ。でも映画は感動したし、早起きして並んだ甲斐は十分にあったわ^^。

 「男たちの挽歌」は落ち込んでる時に大学サボって観に行って(こらこら)、チョウ・ユンファ達の2丁拳銃による凄まじいガン・アクションに大興奮して元気を貰った作品。映画館出る頃には、すっかり立ち直れた記憶あり(笑)。

 「ニュー・シネマ・パラダイス」は素直にいい映画!映画が好きである事を良かったとマジで思える傑作。エンニオ・モリコーネの音楽も最高にいいし。これをきっかけに筆者は延々、ジュゼッペ・トルナトーレの新作が公開される度に劇場に足を運ぶようになった。ちなみに「劇場公開版」と「完全版」があるけれど、筆者は最初の「劇場公開版」の方が好き。成長したトトが娼婦を買うシーンは・・・いま観直しても嫌だな〜(トトには申し訳ないけど)!

 改めてラインナップ観ると・・・「ロシア」じゃなくて「ソ連」の表記、懐かしいな〜。まさに「時代」ですね^^。


 続いて邦画です。

 第1位:「家族ゲーム」(’84)

 第2位:「ツィゴイネルワイゼン」(’80)

 第2位:「ゆきゆきて、神軍」(’87)

 第4位:「戦場のメリークリスマス」(’83)

 第5位:「その男、凶暴につき」(’89)

 第6位:「台風クラブ」(’85)

 第7位:「転校生」(’82)

 第8位:「風の谷のナウシカ」(’84)

 第9位:「Wの悲劇」(’84)

第10位:「どついたるねん」(’89)

第10位:「となりのトトロ」(’88)


 ・・・という順位だそうです。どれも懐かしいなぁ^^!

 現在の<邦画バブル>しか知らない若い人には想像つかないかもしれないけど「80年代の日本映画」はすっかり下降気味&「ダサい」と言われて、一番ダメな時代だった。筆者も洋画観る方が圧倒的だったし。そんな80年代の第1位が天才モリタの「家族ゲーム」・・・ベストチョイス!本当にこの映画は新しいことをバンバンやってたと思う。でもその影響か、一時期日本映画は意表をついたアングルとかで撮られる映画が増えちゃって、観ていて「ここは普通に撮ればいいのに」とか思った事も多々あったな^^。

 80年代は「異業種監督」が多かった時期でもある(映画を売る為の話題作りも兼ねて)。そんな中、ビートたけし北野武名義)が初めて映画を撮ったのが「その男〜」。これも新しい事、バンバンやってた一作!犯人追いかけた刑事が疲れて歩いてるシーンは・・・「太陽にほえろ!」観てた世代としては絶対ありえなかった名演出(笑)。また、暗いお話なのに、観終わると何故か元気が出る不思議な作品でもある。その後、巨匠になってフランスで勲章まで貰うたけしさんを当時は誰も予想していなかった。たけしさん、すみません!

 あとは筆者が唯一ファンだった薬師丸ひろ子の代表作の1本に、「日本のディズニー」化する前の宮崎アニメ(当時は「ジブリ作品」とは言わなかった)が2本ランクイン(凄っ)!筆者はあくまで「カリ城至上主義だけど^^。

 

 こう観ると、日本映画は大作映画がほとんどなくて(斜陽産業だったから)、作品規模的には小粒だけど、なかなかいい映画がありましたね!個人的にも人類的にも1980年代は・・・一番いい時代だったような気もする。80年代の日本はバブル経済もあったし、デジタル時代のいまほど、世の中複雑じゃなかったし。全ては21世紀のいま、考えてみればだけどね・・・。

 いつか「1990年代ベスト」が発表されたら、また紹介しようと思いマス。意表をついて「1960年代ベスト」とかに逆行したりして(笑)!?