新風舎

新風舎民事再生法のお世話になったそうな。
なんといいますのか、倒産法でもなく、会社更生法でもなく、さらに強く再生を目的とした民事再生法のの適用を求めた点で、「まだあの商売続ける気なのか?」とかんぐりたくなってくるのですが。
まあ、このゴタゴタで裁判もヌルーして、現在抱えている顧客もうやむやにしてしまうつもりなんじゃろか。
正直に、「作りますけど、流通するかどうかは実力次第ですよ」と告げる真っ当な商売に鞍替えしてはどうじゃろか。まあ、それじゃあ実入りが少ないだろうけど、訴えられるよりはマシだと思う。

以下、マイスクラップ

朝日

http://www.asahi.com/culture/update/0106/TKY200801060159.html

自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ
2008年01月07日03時08分

 自費出版ブームで急成長した出版社の新風舎(本社・東京都港区)が7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債額は約20億円。関連会社の新風ホールディングス(同渋谷区)を合わせると25億円程度になる。新風舎によると、すでに印刷会社など2社が支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法などを調整する。

 債権者に同社が送った書面によると、営業方法を批判する一部報道などの影響で、売り上げが急落し、債務支払いが滞ったという。今後、営業方法や経費面を見直すなどして立て直しを進める。

 同社によると、現時点で、約1100人が自費出版契約を結び書籍を制作中。同社は「制作途上の本の完成と、すでに出版されている約1万5000人の著作を含めた流通ルートは必ず守る。事業継続のなかで再建を図っていくのでご支援とご協力をお願いしたい」としている。

 売り上げの9割を占める自費出版ビジネスをめぐり、昨年には販売方法などが契約内容と違うとする一部著者から賠償を求めて提訴されるなど、トラブルも起きていた。

 9日午後に東京都内で債権者への説明会を開き、今月中旬から東京、大阪、福岡で著者向けの説明会を予定している。

読売

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080107i303.htm

自費出版大手の「新風舎」、民事再生法の適用申請へ
 大手自費出版新風舎(本社・東京都)は7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。

 負債総額は同社と関連会社を合わせて計約25億円。同社によると、すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法を検討する。

 同社は、1980年に創業、94年に株式会社化した。賞金付きのコンテストや出版賞を創設し、費用の一部を負担して持ち込み原稿や作品を出版、流通ルートに乗せる手法で急成長した。

 2007年版出版年鑑によると、06年の新刊書籍発行点数は2788点で、講談社を抜いて05年から2年連続で1位となった。民間の信用調査会社によると、売上高は、06年8月期に約52億8000万円を計上した。

 しかし、「全国の書店で販売される」などの宣伝文句が実態と異なるとして、一部の執筆者から「出版費用をだまし取られた」と提訴されるなどしたため、信用が低下し、資金繰りが悪化していた。

 同社によると、現在、約1100人と自費出版契約を結んで書籍を制作中だが、「制作途上の本は完成させる」としている。同社は、9日に東京都内で債権者への説明会を開く。

(2008年1月7日12時10分 読売新聞)

産経

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080107/trd0801071052007-n1.htm

新風舎民事再生法申請へ 自費出版大手、負債20億円
2008.1.7 10:52
 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、すでに自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は昭和55年に創業され、平成6年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。

 出版関係者によると、同社の刊行物の8、9割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。

 出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、平成18年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。

日経

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

自費出版大手、新風舎が再生法申請へ
 自費出版大手の「新風舎」(東京・港)が7日午後、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債総額は約20億円に上るとみられる。すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建を目指すという。

 自費出版による売り上げが9割を占める同社はブームに乗って急成長を遂げた。2006年の新刊は2788点と全国の出版社の中でトップ。しかし、営業方法などをめぐって批判を受け、売り上げが急落、支払いが滞ったという。昨年には自費出版契約を結んだ一部の著者から契約内容が履行されていないなどとする損害賠償訴訟も起こされていた。

 同社は事業継続を図りながら、現在、自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍制作と、出版済みの1万5000点の書籍の流通に全力を挙げるという。(12:01)

スポニチ

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080107008.html

自費出版新風舎 民事再生法申請へ

 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、既に自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は1980年に創業され、94年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。出版関係者によると、同社の刊行物の八、九割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、2006年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。
[ 2008年01月07日 10:42 速報記事 ]

アサヒってみる。

http://www.asahi.com/national/update/0107/SEB200801060008.html
この記事をネタにして、朝鮮総連の固定資産税減免にも「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と続けるところまで予想済み。

スクラップ

サルに慰謝料半世紀 観光に失敗、島に放置 鹿児島
2008年01月07日08時37分

 鹿児島県沖の東シナ海に浮かぶ孤島に、厄介払いされたサルたちが暮らしている。ルーツは半世紀ほど前に連れて来られた2組のつがい。人間はその子孫たちを観光資源にしようと画策したが頓挫し、放置された一群は野生化した。地元自治体は「慰謝料」のように毎年3万6000円の予算を組み、えさの差し入れを続けている。



たくさんのプレゼントに夢中なのか、サルたちは海保職員が近づいても逃げる様子はなかった=鹿児島県いちき串木野市沖の沖ノ島


沖ノ島の位置

 いちき串木野市の羽島崎から南西約1キロ沖の沖ノ島無人で周囲約1.5キロの岩肌にへばりつくように、ニホンザルの亜種のヤクザル約30匹がいる。この冬、串木野海上保安部の職員3人が、市から預かったサツマイモ40キロと大麦20キロなどを手に訪れた。3カ月に1度、季節ごとに行われる「差し入れ」だ。高さ約80メートルの島の頂上に立つ灯台の点検を兼ねている。

 チャーター船で近づくと、サルたちは一斉に集まってきた。坂元覚志船長(72)によると、見張り役のサルが高台から仲間に「キキーッ(ごちそうが来たぞー)」と知らせる。ふだんは、わずかな木の実・新芽・皮や、岸に打ち上げられたカニで食いつないでいる。

 95年から旧串木野市長を2期務めた冨永茂穂さん(82)によると、同市は56年に財政再建団体になり、市は職員や給与の削減、公共事業の停止を断行した。「家族連れの観光客にお金を落としてもらおう」。支出切り詰めも限界と感じた当時の市長の音頭で、2組のヤクザル夫婦を市街地と橋でつながる別の島で試しに飼ってみた。だが、子どもたちに棒で突っつかれて凶暴化したため、沖ノ島に移した。

 初めは、かわいそうに思った農家が傷物のサツマイモを釣り客に託していたが、サルは釣果を狙ったり釣りざおを折ったりと悪さを繰り返した。そこで、島に灯台が完成した60年からは海保職員が使者を務めている。

 そのころからサルへのえさ代が市予算に組まれてきた。「消耗品」として計上されるが、最近は1万円ほど残る年もある。市の担当者は「えさが多すぎると海保の職員の手間になるし、もはや予算を使い切れという時代ではない」と話す。

 旧串木野市は05年10月に市来町と合併。職員数を1割減らし、公共事業費を年2億円削る計画を進めている。えさ代を担当する商工観光課も予算の1割カットを求められているが、「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」。冨永さんも「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と話している。

新風舎

新風舎民事再生法のお世話になったそうな。
なんといいますのか、倒産法でもなく、会社更生法でもなく、さらに強く再生を目的とした民事再生法のの適用を求めた点で、「まだあの商売続ける気なのか?」とかんぐりたくなってくるのですが。
まあ、このゴタゴタで裁判もヌルーして、現在抱えている顧客もうやむやにしてしまうつもりなんじゃろか。
正直に、「作りますけど、流通するかどうかは実力次第ですよ」と告げる真っ当な商売に鞍替えしてはどうじゃろか。まあ、それじゃあ実入りが少ないだろうけど、訴えられるよりはマシだと思う。

以下、マイスクラップ

朝日

http://www.asahi.com/culture/update/0106/TKY200801060159.html

自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ
2008年01月07日03時08分

 自費出版ブームで急成長した出版社の新風舎(本社・東京都港区)が7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債額は約20億円。関連会社の新風ホールディングス(同渋谷区)を合わせると25億円程度になる。新風舎によると、すでに印刷会社など2社が支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法などを調整する。

 債権者に同社が送った書面によると、営業方法を批判する一部報道などの影響で、売り上げが急落し、債務支払いが滞ったという。今後、営業方法や経費面を見直すなどして立て直しを進める。

 同社によると、現時点で、約1100人が自費出版契約を結び書籍を制作中。同社は「制作途上の本の完成と、すでに出版されている約1万5000人の著作を含めた流通ルートは必ず守る。事業継続のなかで再建を図っていくのでご支援とご協力をお願いしたい」としている。

 売り上げの9割を占める自費出版ビジネスをめぐり、昨年には販売方法などが契約内容と違うとする一部著者から賠償を求めて提訴されるなど、トラブルも起きていた。

 9日午後に東京都内で債権者への説明会を開き、今月中旬から東京、大阪、福岡で著者向けの説明会を予定している。

読売

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080107i303.htm

自費出版大手の「新風舎」、民事再生法の適用申請へ
 大手自費出版新風舎(本社・東京都)は7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。

 負債総額は同社と関連会社を合わせて計約25億円。同社によると、すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法を検討する。

 同社は、1980年に創業、94年に株式会社化した。賞金付きのコンテストや出版賞を創設し、費用の一部を負担して持ち込み原稿や作品を出版、流通ルートに乗せる手法で急成長した。

 2007年版出版年鑑によると、06年の新刊書籍発行点数は2788点で、講談社を抜いて05年から2年連続で1位となった。民間の信用調査会社によると、売上高は、06年8月期に約52億8000万円を計上した。

 しかし、「全国の書店で販売される」などの宣伝文句が実態と異なるとして、一部の執筆者から「出版費用をだまし取られた」と提訴されるなどしたため、信用が低下し、資金繰りが悪化していた。

 同社によると、現在、約1100人と自費出版契約を結んで書籍を制作中だが、「制作途上の本は完成させる」としている。同社は、9日に東京都内で債権者への説明会を開く。

(2008年1月7日12時10分 読売新聞)

産経

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080107/trd0801071052007-n1.htm

新風舎民事再生法申請へ 自費出版大手、負債20億円
2008.1.7 10:52
 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、すでに自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は昭和55年に創業され、平成6年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。

 出版関係者によると、同社の刊行物の8、9割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。

 出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、平成18年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。

日経

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

自費出版大手、新風舎が再生法申請へ
 自費出版大手の「新風舎」(東京・港)が7日午後、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債総額は約20億円に上るとみられる。すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建を目指すという。

 自費出版による売り上げが9割を占める同社はブームに乗って急成長を遂げた。2006年の新刊は2788点と全国の出版社の中でトップ。しかし、営業方法などをめぐって批判を受け、売り上げが急落、支払いが滞ったという。昨年には自費出版契約を結んだ一部の著者から契約内容が履行されていないなどとする損害賠償訴訟も起こされていた。

 同社は事業継続を図りながら、現在、自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍制作と、出版済みの1万5000点の書籍の流通に全力を挙げるという。(12:01)

スポニチ

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080107008.html

自費出版新風舎 民事再生法申請へ

 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、既に自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は1980年に創業され、94年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。出版関係者によると、同社の刊行物の八、九割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、2006年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。
[ 2008年01月07日 10:42 速報記事 ]

アサヒってみる。

http://www.asahi.com/national/update/0107/SEB200801060008.html
この記事をネタにして、朝鮮総連の固定資産税減免にも「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と続けるところまで予想済み。

スクラップ

サルに慰謝料半世紀 観光に失敗、島に放置 鹿児島
2008年01月07日08時37分

 鹿児島県沖の東シナ海に浮かぶ孤島に、厄介払いされたサルたちが暮らしている。ルーツは半世紀ほど前に連れて来られた2組のつがい。人間はその子孫たちを観光資源にしようと画策したが頓挫し、放置された一群は野生化した。地元自治体は「慰謝料」のように毎年3万6000円の予算を組み、えさの差し入れを続けている。



たくさんのプレゼントに夢中なのか、サルたちは海保職員が近づいても逃げる様子はなかった=鹿児島県いちき串木野市沖の沖ノ島


沖ノ島の位置

 いちき串木野市の羽島崎から南西約1キロ沖の沖ノ島無人で周囲約1.5キロの岩肌にへばりつくように、ニホンザルの亜種のヤクザル約30匹がいる。この冬、串木野海上保安部の職員3人が、市から預かったサツマイモ40キロと大麦20キロなどを手に訪れた。3カ月に1度、季節ごとに行われる「差し入れ」だ。高さ約80メートルの島の頂上に立つ灯台の点検を兼ねている。

 チャーター船で近づくと、サルたちは一斉に集まってきた。坂元覚志船長(72)によると、見張り役のサルが高台から仲間に「キキーッ(ごちそうが来たぞー)」と知らせる。ふだんは、わずかな木の実・新芽・皮や、岸に打ち上げられたカニで食いつないでいる。

 95年から旧串木野市長を2期務めた冨永茂穂さん(82)によると、同市は56年に財政再建団体になり、市は職員や給与の削減、公共事業の停止を断行した。「家族連れの観光客にお金を落としてもらおう」。支出切り詰めも限界と感じた当時の市長の音頭で、2組のヤクザル夫婦を市街地と橋でつながる別の島で試しに飼ってみた。だが、子どもたちに棒で突っつかれて凶暴化したため、沖ノ島に移した。

 初めは、かわいそうに思った農家が傷物のサツマイモを釣り客に託していたが、サルは釣果を狙ったり釣りざおを折ったりと悪さを繰り返した。そこで、島に灯台が完成した60年からは海保職員が使者を務めている。

 そのころからサルへのえさ代が市予算に組まれてきた。「消耗品」として計上されるが、最近は1万円ほど残る年もある。市の担当者は「えさが多すぎると海保の職員の手間になるし、もはや予算を使い切れという時代ではない」と話す。

 旧串木野市は05年10月に市来町と合併。職員数を1割減らし、公共事業費を年2億円削る計画を進めている。えさ代を担当する商工観光課も予算の1割カットを求められているが、「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」。冨永さんも「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と話している。

新風舎

新風舎民事再生法のお世話になったそうな。
なんといいますのか、倒産法でもなく、会社更生法でもなく、さらに強く再生を目的とした民事再生法のの適用を求めた点で、「まだあの商売続ける気なのか?」とかんぐりたくなってくるのですが。
まあ、このゴタゴタで裁判もヌルーして、現在抱えている顧客もうやむやにしてしまうつもりなんじゃろか。
正直に、「作りますけど、流通するかどうかは実力次第ですよ」と告げる真っ当な商売に鞍替えしてはどうじゃろか。まあ、それじゃあ実入りが少ないだろうけど、訴えられるよりはマシだと思う。

以下、マイスクラップ

朝日

http://www.asahi.com/culture/update/0106/TKY200801060159.html

自費出版大手「新風舎」、再生法申請へ
2008年01月07日03時08分

 自費出版ブームで急成長した出版社の新風舎(本社・東京都港区)が7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債額は約20億円。関連会社の新風ホールディングス(同渋谷区)を合わせると25億円程度になる。新風舎によると、すでに印刷会社など2社が支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法などを調整する。

 債権者に同社が送った書面によると、営業方法を批判する一部報道などの影響で、売り上げが急落し、債務支払いが滞ったという。今後、営業方法や経費面を見直すなどして立て直しを進める。

 同社によると、現時点で、約1100人が自費出版契約を結び書籍を制作中。同社は「制作途上の本の完成と、すでに出版されている約1万5000人の著作を含めた流通ルートは必ず守る。事業継続のなかで再建を図っていくのでご支援とご協力をお願いしたい」としている。

 売り上げの9割を占める自費出版ビジネスをめぐり、昨年には販売方法などが契約内容と違うとする一部著者から賠償を求めて提訴されるなど、トラブルも起きていた。

 9日午後に東京都内で債権者への説明会を開き、今月中旬から東京、大阪、福岡で著者向けの説明会を予定している。

読売

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080107i303.htm

自費出版大手の「新風舎」、民事再生法の適用申請へ
 大手自費出版新風舎(本社・東京都)は7日、東京地裁民事再生法の適用を申請する。

 負債総額は同社と関連会社を合わせて計約25億円。同社によると、すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建方法を検討する。

 同社は、1980年に創業、94年に株式会社化した。賞金付きのコンテストや出版賞を創設し、費用の一部を負担して持ち込み原稿や作品を出版、流通ルートに乗せる手法で急成長した。

 2007年版出版年鑑によると、06年の新刊書籍発行点数は2788点で、講談社を抜いて05年から2年連続で1位となった。民間の信用調査会社によると、売上高は、06年8月期に約52億8000万円を計上した。

 しかし、「全国の書店で販売される」などの宣伝文句が実態と異なるとして、一部の執筆者から「出版費用をだまし取られた」と提訴されるなどしたため、信用が低下し、資金繰りが悪化していた。

 同社によると、現在、約1100人と自費出版契約を結んで書籍を制作中だが、「制作途上の本は完成させる」としている。同社は、9日に東京都内で債権者への説明会を開く。

(2008年1月7日12時10分 読売新聞)

産経

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080107/trd0801071052007-n1.htm

新風舎民事再生法申請へ 自費出版大手、負債20億円
2008.1.7 10:52
 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、すでに自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は昭和55年に創業され、平成6年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。

 出版関係者によると、同社の刊行物の8、9割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。

 出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、平成18年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。

日経

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

自費出版大手、新風舎が再生法申請へ
 自費出版大手の「新風舎」(東京・港)が7日午後、東京地裁民事再生法の適用を申請する。負債総額は約20億円に上るとみられる。すでに印刷会社などが支援を表明しており、事業を継続しながら再建を目指すという。

 自費出版による売り上げが9割を占める同社はブームに乗って急成長を遂げた。2006年の新刊は2788点と全国の出版社の中でトップ。しかし、営業方法などをめぐって批判を受け、売り上げが急落、支払いが滞ったという。昨年には自費出版契約を結んだ一部の著者から契約内容が履行されていないなどとする損害賠償訴訟も起こされていた。

 同社は事業継続を図りながら、現在、自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍制作と、出版済みの1万5000点の書籍の流通に全力を挙げるという。(12:01)

スポニチ

http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080107008.html

自費出版新風舎 民事再生法申請へ

 自費出版大手の出版社、新風舎(東京都、松崎義行社長)が東京地裁民事再生法の適用を7日午後、申請することが分かった。負債総額は約20億円。

 同社によると、出版した書籍の売り上げの減少で資金不足となったため。今後、事業を継続するための支援を模索しながら、既に自費出版契約を結んでいる約1100人の書籍の制作と、出版されている約1万5000点の書籍の流通の確保に全力を挙げるという。

 新風舎は1980年に創業され、94年に株式会社として発足。近年の自費出版ブームに乗って業績を急速に伸ばし、書店経営や文庫を創刊するなど事業を拡大。出版関係者によると、同社の刊行物の八、九割が自費出版とされ、出版希望者が本の制作費用などを負担し、同社がそれを書店など流通ルートに乗せる契約システム。出版ニュース社がまとめた「出版年鑑2007」によると、2006年は全国の出版社の中でトップとなる2788点の新刊を出版している。

 だが昨年、自費出版契約を結んだ一部の著者らが、契約内容が履行されないなどとして、同社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こすなど、著者らとの間でトラブルも表面化していた。
[ 2008年01月07日 10:42 速報記事 ]

アサヒってみる。

http://www.asahi.com/national/update/0107/SEB200801060008.html
この記事をネタにして、朝鮮総連の固定資産税減免にも「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と続けるところまで予想済み。

スクラップ

サルに慰謝料半世紀 観光に失敗、島に放置 鹿児島
2008年01月07日08時37分

 鹿児島県沖の東シナ海に浮かぶ孤島に、厄介払いされたサルたちが暮らしている。ルーツは半世紀ほど前に連れて来られた2組のつがい。人間はその子孫たちを観光資源にしようと画策したが頓挫し、放置された一群は野生化した。地元自治体は「慰謝料」のように毎年3万6000円の予算を組み、えさの差し入れを続けている。



たくさんのプレゼントに夢中なのか、サルたちは海保職員が近づいても逃げる様子はなかった=鹿児島県いちき串木野市沖の沖ノ島


沖ノ島の位置

 いちき串木野市の羽島崎から南西約1キロ沖の沖ノ島無人で周囲約1.5キロの岩肌にへばりつくように、ニホンザルの亜種のヤクザル約30匹がいる。この冬、串木野海上保安部の職員3人が、市から預かったサツマイモ40キロと大麦20キロなどを手に訪れた。3カ月に1度、季節ごとに行われる「差し入れ」だ。高さ約80メートルの島の頂上に立つ灯台の点検を兼ねている。

 チャーター船で近づくと、サルたちは一斉に集まってきた。坂元覚志船長(72)によると、見張り役のサルが高台から仲間に「キキーッ(ごちそうが来たぞー)」と知らせる。ふだんは、わずかな木の実・新芽・皮や、岸に打ち上げられたカニで食いつないでいる。

 95年から旧串木野市長を2期務めた冨永茂穂さん(82)によると、同市は56年に財政再建団体になり、市は職員や給与の削減、公共事業の停止を断行した。「家族連れの観光客にお金を落としてもらおう」。支出切り詰めも限界と感じた当時の市長の音頭で、2組のヤクザル夫婦を市街地と橋でつながる別の島で試しに飼ってみた。だが、子どもたちに棒で突っつかれて凶暴化したため、沖ノ島に移した。

 初めは、かわいそうに思った農家が傷物のサツマイモを釣り客に託していたが、サルは釣果を狙ったり釣りざおを折ったりと悪さを繰り返した。そこで、島に灯台が完成した60年からは海保職員が使者を務めている。

 そのころからサルへのえさ代が市予算に組まれてきた。「消耗品」として計上されるが、最近は1万円ほど残る年もある。市の担当者は「えさが多すぎると海保の職員の手間になるし、もはや予算を使い切れという時代ではない」と話す。

 旧串木野市は05年10月に市来町と合併。職員数を1割減らし、公共事業費を年2億円削る計画を進めている。えさ代を担当する商工観光課も予算の1割カットを求められているが、「過去の経緯を忘れず、やりくりしたい」。冨永さんも「世知辛い世の中だが、何とかなくさないでほしい」と話している。