戯言に耳を貸すな

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1180372.html
教育者だった家人に手伝わされた記憶がある。
出席簿が男女関係なく、姓の五十音順になった時のことだ。
体力測定をやったのだが、測定結果を文科省の決めた基準にぶちこんで点数化する作業をしなければならない。
しかし、当然と言えば当然ながら、男女ではこの基準が違う。
40人近くを男女男男女男女と唱えながら基準を変えて点数付けしていくなんて、アナログではとてもやってられない。そもそもが表に照らし合わせて点数化なんて作業自体も、間違いを見つけにくい嫌な作業である。
そんなこんなで、退職も間近でありながらエクセルと付き合わなければならなくなった家人は、当然の帰結として私に手伝いを求めて来た訳だ。(念のために言うと、仕組みは作ったが数値には触れていない。個人情報は大切にね!)
まあ、ちょっとエクセルに慣れた人間なら、性別によって判定基準を切り替えて、記録を点数に変えることなどそう難しいことでもないが、しかし、公務員のパソコン苦手意識は根強いものがあるからなあ。特に学校の教師のITリテラシーときたら。
正直言って、名簿を男女混合にすることで一体誰がどう得するのか、あるいは誰がどう損していたのか、そういうのをきっちり調べてから物を言えと思った。今からでも戻しても誰も困らないんじゃ?