NL_dofile_verifyを提案

NL_dofileの仕様確認 - 永字八法のテスト結果を踏まえて。
ライブラリ目的でNL_dofileを使用する場合、同じファイルを二度読み込むのは何が起こるかわからない危険な行為である。また、速度にも若干の影響が出るだろう。
そこで、一度読んだ物はパスする仕組みを作る。

NL_dofile_verify

--NL_dofile_verify.lua
do
	-- 読み込み済のファイルリスト
	local require_list = {}

	function NL_dofile_verify(filename)
		-- フィルタリング。文字列以外は弾く。
		if type(filename)~="string" then
			NSOkBox("ファイル名を文字列で与えてください。", "NL_dofile_verify")
			NSEnd() -- エラー落ち。
		end

		-- 既に読み込んでいたら何もせずに返す。
		if require_list[filename] then return end

		-- フラグを立てて読み込んだことにする。
		require_list[filename] = true
		
		-- 実際に読み込む。
		return NL_dofile(filename)
	end
end

用途

これは、これから展開する予定の、NScripterLuaライブラリ群の基幹機能として使う予定である。
ライブラリは多数の細切れのファイルからなり、しかもそれぞれに依存関係が存在する。そして最初から全てのライブラリを読み込んでおくのは、メモリ等に対して若干優しくないため、必要になった時に必要なライブラリを読み込む形にしておきたい。