「仮面ライダー響鬼」#42 猛る妖魔


【鬼でないなら】

「鬼とは」という部分が殊更強調される30話以降なわけですが、精神的な問題があきらや京介、明日夢に突きつけられた一方、肉体的な問題をもって鬼である事を試される事になったのは、死亡フラグ立ちまくりのザンキさん……ではなく、トドロキでした。

 確かに「ザンキさんの戦う姿に憧れて」鬼になった男が、ザンキさんと決別し(あんまりしてないけど)、1人の鬼として生きていこうとした矢先の悲劇。おとろし様にふんづけられるサマは間抜けだったけど。トドの復活は次回!というわけには行かないよなぁあの予告じゃ……。



→こんなにラブラブな男同士がいていいのか日曜朝から!!(大爆笑箇所)


 しかしこの状況はかつて師匠(シュキさん)の所為で鬼として致命傷を負ったザンキさんとモロ被りなわけで、自らが捨てられた弟子所以に反動で絶対に弟子を見捨てない師匠になったザンキさんが、どういう行動を取るかは火を見るより明らかです。ああまた寿命が……


→おとろし様に踏んづけられたトド救出画。絶妙にイブキさんが大事な所を避けて掘り返してるのが大笑い。


【オロチ現象】

 オロチとは魔化魍大発生の事でした……って、額面どおりには信じられないというか、おやっさんは前回洋館の男女との密談の事を知らぬ顔だし、男女もこのままじゃ世界がトカ先週言ってたのに、今週普通に姫と童子をけしかけてるし。

 一方で自分たちの扱われ方に疑問を抱き始めたスーパーな姫と童子。姫覚醒前の童子をあれだけ踏み倒してた癖に、何か童子を見る目が女の目なんですけど。あれですか嫌い嫌いも好きの内理論ですか。


→姫はエロスを獲得した!(大間違い)


【鬼は石段を一段一段登るようなものだ】

 ダメ師匠全開のヒビキさんですが、時折、核心をつく台詞を言うので油断できません。今週のベスト台詞は、体力作りにウダウダ文句を言う京介にやんわりとした上記の一言。

 しかしまがりなりにも師匠だったあきらたんを「落ちこぼれ」と罵倒する京介が凄い。そんな京介に「頑張ってください(笑顔)」のあきらたんが益々大好きになりました。イブキさんと幸せにね!!(違う)

 冗談はさておき、「ヒビキさんの弟子になりたい」発言云々があれだけ自信満々だったのは「鬼の修行は神秘的なもの=運動神経関係なし」みたいな理屈からくる自信だったとは……。確かにパッと見、そう誤解されそうなオーバーテクノロジー満載組織だったからね。誰かちゃんとレクチャーしてやれよ! 

 その八つ当たりが明日夢にいくわけで明日夢がその内マジギレする日も近いと見ました。しかし同年代を罵倒し、大人を馬鹿にしている京介には、ちゃんと怒ってくれる友達の言葉が一番必要なのかもしれません……。


【今週のあきらたん】


→あのお弁当は絶対イブキさんの手作りだと思う方に3000点。

明日夢はあきら派?】


もっちーとこの間食べてたのにお前……羨ましいぞ!!(本音) しかし、明日夢はあきらたんを普段「天美さん」呼びなのに、2人っきりの場だけ「あきらさん」と微妙に呼びが違うよね前から。その一方でもっちーと手を繋ぐし、でも本命はヒビキさんってこの魔性め!!(違う)


→次回予告の奴。デートにしか見えないんですが……。


 そんなこんなで次回へ。