「八重の桜」#7 将軍の首
【目明かし文吉の死に様がヒドすぎた件】
本編冒頭で、当時の治安の悪さを表す京都天誅列伝みたいなのがバーッと流れた時、「目明かし文吉」というフレーズが何か面白かったのでちょっとググってみたんですよ。そしたらまあヒッドい死に方してるのなこいつ!
安政の大獄時、島田左近の手先として多くの志士を摘発した岡っ引で、志士たちから深い恨みを買っていた。そのため天誅に参加を希望する者が相次ぎ、籤引きによる人選をしたという話が伝えられる。選ばれた以蔵、清岡治之介、阿部多司馬の3人は三条河原へ連行の上、「斬るのは刀の穢れになる」として細引で絞殺し、裸にして河原の杭に縛り付け、竹の棒を肛門から体内を貫通させて頭まで通され、更に性器に釘を打たれて晒された。
どんだけ恨まれたらこんな殺され方するんだよ! しかも殺ったの仮面ライダー電王じゃないか!(違)
人を呪わば穴二つ、じゃないけど、岡田以蔵が「龍馬伝」の描き方でイメージアップされるまで地元の慰霊祭でも慰霊されなかった理由もちょっと垣間みえた気がしました。
【ムキムキ温泉ツアー】
→ムキムキすぎて鈴木先生と話してる内容が一切アタマに入らなかったね。カメラさんもう少し下を映して!(何言ってんの
【戦国の忍びが幕末にタイムスリップ(違】
→芦名星嬢は「信長のシェフ」のインパクトが特大すぎて、やっぱり話してる内容がアタマに入らず。
→このエロさが大河ドラマにやや足りない(必要ありません)
【会津にゴーリキさんがやってきた!】
→あんつぁまの去った会津にゴーリキさんがやってきたよ!
【綾野きゅんが京都にやってきた】
→史実でもピチピチでイケメンの殿様が来た! と大評判だったらしいですね。
【運命の出会い】
→一目見て「ピュアな目してる(意訳)」と綾野きゅんを気に入った帝が御簾をあげて直々にお言葉をかけたら!!!!!
→ピュアでウブい綾野きゅん一瞬でオチた―――!!!!!
→「ウチの殿様、帝から洋服もらったってよ」
流血と裏切りと謀略が渦巻く都で出会った帝と若き中将。ふたりの痛々しいピュアさはそれだけ見れば美味しいネタ純粋なものだけど、ハマちゃんやあんつぁま、遠い会津でガンヲタまっしぐらな八重たんを始めとした会津の人々の運命を盛大にフルボッコへと導いていく遠因のひとつとなるという運命の無残さが居た堪れないですね。
八重の桜 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) NHK出版 NHK出版 2012-12-20 by G-Tools |