小人閑居

世の中に貢献もせず害もなさず、常に出力50%。

文章にまとめるということ

4月からの仕事でかかわっているプロジェクト(?)がいくつかあるのだけれど、それらについて経過などを文章にまとめておくとよいと先達より助言を受けていた。

プロジェクトとして経過をまとめておいたほうが良いと思われるものについてはまとめていた。しかし、それ以外の特に変化がないプロジェクトについては毎日同じことの繰り返しだし、と思ってまとめていなかった。

しかし、先達より「いやいや、まとめてごらん。それで、その状態の原因が何かをちゃんと考えてごらん」と言われた。言われたのでやってみた。そうしたら、手元にない情報がなんであるのか、まだ収集していない情報がなにでありそれらはどうすれば収集できるのか、など、自分の盲点となっていたところが明らかになった。

先達が文章にまとめることで仕事の技量が上がるよ、と何度も言っていたことがよく分かった。文章にまとめることで、漫然と日常的に行っていた業務が現状を適当に判断していただけであること、きちんと判断するためには今の主な状態に関する情報のみではなくそれ以外の視点からの情報も非常に重要であること、プロジェクトの種類を分類しその分類の立場からのみ考えていては駄目であること、などが見えてきた。そして、自分の判断の根拠となる文献を改めて確認することの重要性も。

考える、ということは頭の中のみで行うのではなく、文字で文章として頭の外に出すことが大事だと改めて感じた、という話。例えば、このブログもなんだかんだで続けている理由は、頭の中にあることを文章として客観的にみるって意味が大きいんだよな、とか改めて確認したり。

そんな、ゴールデンウィーク