2017-10-03 ■ 最近、死ぬということについてよく考える。死にかけていても、DNRなんて言わない。何度でも蘇生してもらう。声が出る限り痛いというかわりにKの名前を呼び続ける。そして、せん妄のなかでKを探し続けて出会い続ける。死んでもそんなことにも気が付かないでKにまとわり続ける。そして、Kの寝酒を盗んで酔っ払う。Kが死ぬときには、最後の息でわたしは肺に入り、Kが最後に呼ぶ名前になる。