晴釣雨読

As the train goes through the mountain path, leaning on the lightcyan window, only I would think about my fun.

人生初成分献血。

久々よーやくたどり着いてみたらば、入り口に全血200mlは需要がないのでもう結構などと書いてあるではないか!
しかたなく時間のかかる成分献血を申し込んだ。
問診の医師に3回もありがとうございますと言われた。患者(じゃないけど)にたった3分の間に3回も礼を言う医者は多分献血ルームにしかいない。
比重検査の看護師のオバちゃんに、どうして200は需要がないのか聞いてみたら、ないわけじゃないけど輸血される側からすると2人合わせて400よりは1人の400の方がリスクが少なくて済むから、云々。

すごい機械があるんですなあ。

成分献血ってこれまでずっと、「右手から血を採って血漿を分離したあと左手から血球を戻す」のかと想像してたのに、なんと片手から採っては戻し採っては戻しを繰り返すのだそうな。
血を採るときは二の腕に巻いてある帯が血圧計のように締まり、戻すときは自動的に緩む!なんという文明の利器。

終わる間際、看護師のオバちゃんが「舌が痺れませんか」というので

はあ確かに冷感というか違和感があるかも、と言うと、「凝固防止でクエン酸ナトリウムを入れているので、その副作用ですね」へーそうなんだ「普段お酒は弱いほうですか?」えっむちゃくちゃ強いですけど「弱い人だとよく痺れが出るみたいですよ」ええええマジでーー。
アルコール分解酵素とクエン酸ナトリウムが関係ないとしたら、原因は単に肝機能低下ちゅうことなんじゃないかと思うのですけれど。
まあ今後届く検査結果に期待しよっと。