縮退運転
現在利用中のサービスの整理をします。
ネトゲ Gundam Network Operation 2 (GNO2)から撤退して暫くになりますし、関連のものを消したり巻き取ったりします。
私の FC2 blog 内で利用していた Yahoo!アクセス解析とドリコムRSS がサービス終了するので、ブログの改修が必要になるのですが、更新してないブログを変えるのは面倒だなという事で、はてなダイアリーに巻き取ることで改修を回避します。
実際には、2つのはてなID id:hekimoe id:ekimore において、初期にあんまり考えてなかったせいで用途がタスキになってる問題(昔は問題にならなかったけど、最近どんどん連携が増えるにしたがって制約が増えてしまった)があって、それを解消したかったのが本音。
また、外部連携についても Twitter の仕様変更か、同一サービス複数アカウントの紐付けができなくなっており、複数のはてなIDをTwitterに流し込んでライフログ的に使う事ができなくなっている。非常に不便で気が狂いそう。その辺回避するのもある…
情報種別毎に垢を切り替えるは合理的だと思うが、それを個人単位でのみの垢に固定すると、ノイズが増えすぎて全く誰も見ない(自分すら顧みない)コンテンツになっちゃう。サービス側が変な色を付け始めると、
凄くつまらない。 Twitter なんていうシンプルなツールなら尚更。
作業終わったら、このエントリーに終わりって書くw じゃ、開始。
ここまでやって十分かなと思ってきました。はてなダイアリーは決して優れたブログとは思いません。取りあえず、アカウントの整理とねじれの解消までにしておきます。
オワコンの後始末ができてない件
@niftyのアバウトミー終わっちゃってた…
Yahoo! JapanのYahoo!アクセス解析も終わっちゃってた…
忍者ブログも何かいろいろとやばい匂いがプンプンするようになってる…
さらには VALUE DOMAIN の株式会社デジロックが、GMOインターネット株式会社の連結子会社になってるし…
お知らせ(20110704-GMO) - VALUE DOMAIN:バリュードメイン
GMOインターネット株式会社 バリュードメインを運営する「株式会社デジロック」との資本・業務提携ならびに子会社化に関するお知らせ - GMOインターネット株式会社
何か、いろいろとメンテしなきゃいけない気がするのですが、気力がわかない…
OpenOffice.org と LibreOffice
自治体や教育機関での利用が盛んになりつつある OpenOffice.org ですが、 LibreOffice になった顛末を知らない担当の方も居るようですね。
Sun Microsystems の StarSuite と OpenOffice.org の関係性、Oracle が Sun を買収した件、 OpenOffice.org コミュニティと Oracle の目論見のズレなどの顛末は Wikipedia の記事を参照すると載っています。
結果的に OpenOffice.org の名前は Oracle の所有のまま残り、開発者コミュニティは別途 LibreOffice という名前で開発継続するという状況になりました。しかし、その後、開発者不在では名前だけ残っても無意味ですので、Oracle は OpenOffice.org の名称をコミュニティに寄贈するというところに落ち着きました。
従って、OpenOffice.org の名前が冠されたパッケージは 3.2 でしばらく遅滞し 3.3 は出たもののイマイチな状態、LibreOffice の方は比較的アグレッシブに更新を続けて 3.3 あるいは 3.4 がリリースされている状況です。OpenOffice.org の名前が復活する時期などは不明ですが、今の時点では、別の名前でバージョンアップされている事を把握していれば宜しいかと思います。
OpenOffice.org 同士ですと、新バージョンを導入すると置き換えられますが、OpenOffice.org 3.2 環境に LibreOffice 3.3 を導入しても置き換えられません。注意してください。
また Java Runtime Enviroment の更新頻度と OpenOffice.org / LibreOffice の更新頻度には差異があるので、JRE は個別にインストールすべきだと思います。
LibreOffice の公式サイトは以下にあります。
Home » LibreOffice
ダウンロードにすすんで、OS と言語を選べば、パッケージをダウンロードできます。
LibreOffice Productivity Suite Download » LibreOffice
日本語の場合、本体と言語パックの2つを入れるのは、従来通りです。
また、現在 3.4 系は安定板ではなく不具合が結構あるみたいなので、開発者じゃない場合は 3.3 系にしておくのが安全かと思います。3.4.0 リリース時には 3.4.1 まで待ってくれみたいに言ってましたが、3.4.1 リリースに伴い、3.4.2 にご期待くださいと記述が改まっていますw
今後、名称やドメインをどうするのかとか、じゃ日本のユーザーコミュニティはどうするのかとかは流動的なので、IT系ニュースサイトのチェックはしてないと怖いですね。あ、窓の杜は用語が不適切で精度の低い情報しか書けないので、あんまし鵜呑みにせず、以下を参照するといいです。
オープンソースプロジェクトニュース一覧 - OpenOffice.org ドキュメントプロジェクト - SourceForge.JP
資料一覧 | 日本OSS推進フォーラム
2011-03-11 「OpenOffice.orgとLibreOfficeの比較情報」(PDF:295KB) という資料があります。
妄想ダイアリー
天下り機関でがっぽりビジネス完成w
携帯向け“健全”サイト認定機関EMAが初総会,審査料は100万円前後に - ニュース:ITpro
↓
…実はiPhoneとか知らんけどなwww
青少年ネット規制法では「iPhone想定してなかった」と総務省の人
↓
いかん実効性が無い事がバレてもうた… ヤバスwww
「非出会い系」での児童被害、半数以上が「健全」サイトで発生 - 調査・統計ニュース:ITpro
↓
「林檎じゃ!林檎の仕業じゃ!」(ふふふ禿のせいにすれば誰も文句言うまい)
iPhoneフィルタリングの総務省WGからの質問状、アップルは対外秘で総務省に回答 - ニュース:ITpro
mixiからの誘導路に About me を使ってみる
mixiに久々にログインしたらいろいろ変わっていてワロスwww
と言うのは置いておいて、自分はあまりmixiしない人なのですが、mixi の仕様って、多数のサイトを持ってる人とか、多数のアカウントの切り替えが必要な人にはマッチしないなぁと思う事しきりです。
さて、mixiの外部ブログ用のRSSをGoogle Readerに変更したは良いけど、ランディングページをまとめる前の単一のブログにしちゃうのは、何かおかしい。
http://d.hatena.ne.jp/ekimore/20100814/p1
http://d.hatena.ne.jp/ekimore/20100827/p1
そういう事で、外部ブログのURLは別のランディングページにしてみる。何か無いかなと各種プロフィールサービスを見てみたが、RSSも吐くタイプだと、@nifty の About me(アバウトミー) が最も無難な感じだった。
About me は OpenID での利用も可能なのだが、下手な OpenIDプロバイダだと、サービスより先に死ぬかもしれないので、Yahoo!ID(正確にはYahoo! JAPAN ID) を使う事にした。プロフィールの管理画面へのログイン頻度からしたら、サービス継続性以外はあんまり考えなくても良いかなとは思う。プロフィールの表示については、アバウトミー的に「コンテンツ」と呼んでいる RSS の取得年月日表示は欲しいと思う。それ以外は、用は足りてる感じ… あとは本文を調整しつつ、はてなプロフィール側の記述も整えれば、個人的には完成。
今回の用途では About me は適していたのだが、純粋なプロフィール・サービスとして考えると、自身が OpenIDプロバイダである方が望ましいケースも多いだろう。また、コンタクト用フォームとかあっても良いかもしれないが、実装プロフィールはlivedoorなど少数だ。
肝心のプロフィールは……
http://hekimoe.aboutme.jp/
追記
やはり日付が判らないのは困るなぁ… という事で、ランディングページはlivedoorプロフィールに変更。RSS の吐出しは Google Reader に戻す事にする。
この場合のプロフィールは……
http://profile.livedoor.com/hekimoe/
最大グラフィックスカード出力 Maximum Graphics Card Power のなぞ
http://www.nvidia.co.jp/object/product-geforce-gts-450-jp.html
最大グラフィックスカード出力 106W とある。
「最大グラフィックスカード出力」とは耳慣れない言葉だが、何だろう?
検索しても nvidia 以外で使用例が無い。
それでは、原文ではどうなのだろう?
GeForce GTS 450 Specifications
http://www.nvidia.com/object/product-geforce-gts-450-us.html
英文の資料では "Maximum Graphics Card Power" とある。しかし、この用語は、nvidia 以外で使用例が無い。最大消費電力であれば maximum power consumption と書くのが普通なので、それとも異なる。
なんじゃこりゃ? そして nvidia 自身の定義は見つからなかった。おそらく守秘契約を結ばないと、用語の定義は教えてもらえないのかもしれない。
この用語は Geforce 9xxx 世代から利用しているようである。そして、GTX2xx では使っていないようである。9xxx 系のリネームの際に書き換えたのかもしれないが。
Q: What are the power requirements for the GeForce 8400 GS GPU?
A: GeForce 8400 GS cards have a maximum power draw of 71 watts.
公式の FAQ においては、8400GS の最大消費電力は 71W と明記されている。
8400GS は旧コア(G86)と新コア(G98GS)がある筈だが、どっちかは不明。
だが Wikipedia では 8400GS の Power Consumption (消費電力)は 38W という数値で記載されている。一般的にも 40W 前後の TDP という話は良く聞く。その辺の齟齬を、公式に FAQ として最大消費電力はちがうかんね?ちういしてね!って言ってるのかもしれない。
そして Wikipedia の Geforce に関する記述では、"Maximum Graphics Card Power" の表記となる世代からは TDP (熱設計電力) として掲載されている。
4Gamer.net ― ローエンドGPUに追いついた?「AMD 780G」チップセットの可能性を探る(AMD 7)
http://www.4gamer.net/games/040/G004039/20080226035/
この記事で比較されている 8400GS を見る限り、最大消費電力は 71W は、実測でもその通りに見える。
それでは他のカードの "Maximum Graphics Card Power" はと言うと、
Geforce 9400GT : 50W
http://www.nvidia.com/object/product_geforce_9400gt_us.html
Geforce 210 : 30.5W
http://www.nvidia.com/object/product_geforce_210_us.html
そして…
http://www.4gamer.net/games/095/G009528/20091015047/
4Gamer.net のこの記事では "Maximum Graphics Card Power" のスペックに対して、GT220では「最大消費電力」を、GF210 では「消費電力」を、9x00GT/GT220/GF210 の総体には「公称消費電力」をと3種類の訳語をあてている。実際の記事中の測定結果を見ても、大体はあってるように見えるのだが、若干 GF210 はサバ読んでるようにも見える。それが、GF210 のみスペック表の数値に「消費電力」という語をあてている理由かもしれない。
なかなか苦しいが、状況を正確に表現しようという苦肉の策なのかもしれない。
そういう意味では Wikipedia の何でも TDP って変えちゃってる表記もある意味正解なのかもしれない。しかし先の4亀の記事のように、世代が新しい Geforce については、実測値との乖離が激しく思えるので、"Maximum Graphics Card Power" の定義(測定条件)が変更されたのかもしれない。その辺も NVIDIA は公開していないので不明だ。
もし "Maximum Graphics Card Power" が TDP を意味するならば、放熱量の数字というイメージになり、「最大グラフィックスカード出力」という語は感覚的には妥当に見えるのかもしれない。しかし未定義で使用すべき言葉ではないので、何らかの説明は必要だと思う。スペックシートのテクニカルタームとは、そうした曖昧さを残した未定義の造語を使う場所ではないのだから。
まぁ個人的な所感なので、正解をご存知の方が居たらソースを教えてください。お願いします。
追記
「最大グラフィックスカード出力」を最大消費電力と誤解している方が居ますが、明らかに異なります。熱設計上要求されるワッテージと同義に近い数値を、定義を明らかにせずに紛らわしい表現で記述することで、最大消費電力から乖離した数値のまま最大消費電力らしく独り歩きさせるのが、nvidia の戦術と誤解されても仕方ありません。そうだとしたら、見事に成功しています。
coneco.net の「3分でわかる FFXIVベンチマークまとめ」を追補してみる
価格比較サイト coneco.net の特集記事「3分でわかる FFXIVベンチマークまとめ」が FF14 のベンチマーク結果としてはシンプルで判りやすく良かったです。
HIGHモードとLOWモードのスコアでのパフォーマンス比較、HIGHモードとLOWモードの最大消費電力比較を行っています。対象は、AMD/ATi と NVIDIA の代表的な現行グラフィックカード10種です。そして指標としては、FFXIVの推奨動作環境のグラフィックカード、NVIDIA GeForce GTX 460(VRAM 768MB)を選択し、比率を算出しています。
残念ながら、価格での比較は行っていませんでした。テストのために調達したカードが、XFX や EVAG などのマイナーなベンダーなので、お得意の価格比較を行おうものの登録ショップ数が少なすぎ、同種のカードの実勢価格とかけ離れてしまうからでしょう。
そこで、乱暴ですが、記事にあるカードと同じチップで同じVRAM容量の商品から、coneco.net 登録ショップ数が最大のものを抜き出し、その平均価格を以って比較してみました。
記事にあったベンチ対象の商品を引用すると、以下の通りです。
検証に使用したグラフィックカード
RADEON HD 5870 1024MB XFX HD-587X-ZNDC
RADEON HD 5850 1024MB XFX HD-585A-ZNBC
RADEON HD 5830 1024MB XFX HD-583X-ZNFV
RADEON HD 5770 1024MB XFX HD-577A-ZNDC
RADEON HD 5670 1024MB SAPPHIRE 11168-15-20R
GeForce GTX 460 768MB ZOTAC ZT-40401-10P
GeForce GTX 460 1024MB ZOTAC ZT-40402-10P
GeForce GTX 465 1024MB EVGA 01G-P3-1465-KR
GeForce GTX 470 1280MB EVGA 012-P3-1470-AR
GeForce GTX 480 1536MB EVGA 015-P3-1480-AR
これを、同条件で coneco 登録ショップ数が最大の、以下の商品で置き換えます… 価格は2010年9月21日現在の coneco.net における平均価格です。ショップ数も同様。HIGH/LOW のスコアは先の記事からの引用です。そして「円/点」と記したのは、スコア1点あたり何円かという数値です。
ベンダー | 品名・型番 | ショップ数 | 平均価格 | HIGH | 円/点 | LOW | 円/点 |
SAPPHIRE | ATLANTIS RADEON HD 5870 1GB PCI-E BOX | 27 | 45474 | 4443 | 10.2 | 4808 | 9.5 |
SAPPHIRE | ATLANTIS RADEON HD 5850 1GB PCI-E BOX | 29 | 34346 | 4093 | 8.4 | 4818 | 7.1 |
SAPPHIRE | ATLANTIS RADEON HD 5830 1GB PCI-E BOX | 18 | 19743 | 3183 | 6.2 | 4785 | 4.1 |
SAPPHIRE | ATLANTIS RADEON HD 5770 1GB PCI-E BOX | 40 | 18891 | 2470 | 7.6 | 4373 | 4.3 |
SAPPHIRE | ATLANTIS RADEON HD 5670 1GB PCI-E BOX | 27 | 12833 | 1394 | 9.2 | 2614 | 4.9 |
ELSA | GLADIAC GTX 460 768MB (GD460-768ERX) | 51 | 24290 | 2437 | 10.0 | 4178 | 5.8 |
ELSA | GLADIAC GTX 460 1GB (GD460-1GERX) | 45 | 27385 | 2481 | 11.0 | 4206 | 6.5 |
ELSA | GLADIAC GTX 465 1GB (GD465-1GERX) | 44 | 32513 | 2771 | 11.7 | 4381 | 7.4 |
ELSA | GLADIAC GTX 470 1.2GB (GD470-12GERX) | 50 | 40173 | 3384 | 11.9 | 4529 | 8.9 |
ELSA | GLADIAC GTX 480 1.5GB (GD480-15GERX) | 53 | 58902 | 3948 | 14.9 | 4476 | 13.2 |
こうして見ると、Geforce GTX 480 が、コストの高さの割にスコアが振るわない点と、Radeon HD 5830 が、低コストで割とスコアを伸ばしている点が目立ちます。
coneco 記事のまとめでは、「リッチな設定でとにかく快適にプレイしたい方は RADEON HD 5850」そして「贅沢な設定は我慢して安価で快適にプレイしたい方は RADEON HD 5770」というオススメ結果となっていましたが、上記のようにスコアあたりのコストでは、RADEON HD 5830 がダントツと言えるとか思います。
おそらく coneco では入手容易性と価格の安定度を鑑みたのでしょうが、自分の感覚的には HD 5830 だろうと思っていたので、数字を算出して追補としてみました。
関係ない部分ですが、準リファレンス的な SAPPHIRE の取扱い店舗が多いのは当然と思っていましたが、ローカルブランドの ELSA の取扱い店舗がこれほど広範だったのは驚きでした。