重大発表・・・

 先週は、とても重大な事件が起こった。


 それは、毎月のものが来ない。吐き気もするし、すごく眠たい。これは、もしや・・・と思い、即、病院へ。娘もそろそろ3歳になって、ほしいほしいと思っていた矢先。ホントのホントにもしかして二人目を授かったのかも。そう思い、産婦人科を受診することに。トルコの産婦人科では、一般的に内診は必要な限りしないことになっている。日本だったら、まず尿検査を行い、その後、内診ということになる。私の行った病院では、最初にエコーでお腹の様子を観察した。


「まだ妊娠を確認できる状態ではありませんね。血液検査をしますか。血液検査だと、100%確実にわかりますから」


インテリ顔のドクターに勧められ、血液検査をしに行った。待つ事、1時間。検査検査を持って、またドクターのもとに行った。


「妊娠2週目のようです。それで、どうしますか?」


トルコでは、堕胎も多いようで、産むかどうかを最初に聞くらしい。


「もちろん、産みますよ」


私がそう答えると、ドクターは「おめでとうございます。妊娠初期は赤ちゃんの脳のために、ビタミンをとって、牛乳もよく飲んでくださいね」と言った。


 興奮気味にダンナに電話をすると、ちょうど仕事中だったため、手短に、「ヤシャスン!(ヤッター)」とだけ伝え、電話を切った。そして、次に義母のところへ。


「5人目の孫が来ているよ」


そういうと、義母も喜んだ。


「ギョズヌアイドゥン(おめでとう)」


 すでに義母にはここ3年で3人の孫を授かった。4人目は末の弟のところがただいま妊娠中で、来年の春、誕生する予定である。孫のためにせっせと服を買ったり、毛布や靴下などを手作りしていて、義母はとても楽しそうだ。


「家族が広がっていくのは、嬉しいねぇ」と義母。4人の息子をもつ義母には、最終的に何人の孫ができるのか。ちなみに、うちは二人目でストップである。


写真:トパル家族の第三世代たち