Hatena::ブログ(Diary)

エクシードチャージの亜空間からのメッセージ

2008-11-30 オフ会、いてきた!

辺り一面バルグッズ(笑)

[]

今日は復活祭と言う事で埼玉県に行ってきたエクシです。

企画したのはぱじゃたさんと龍飛さん?なのかな。兎に角盛り上がってきましたよ。

或る駅で(笑)皆で集まってご挨拶。正直エクシは余り初対面の人と飲んだり食べたりした事なかったんよね。

最初パスタ屋さん。メンバーの方が一人忙しそうにしているのでこれから予定あるのかな、と思って自己紹介の後、玩具担当のエクシはバルディオス玩具を皆さんにお見せする。皆さん興味深々! と思ってたら青子さんと言う方が持ってるぅうぅーーー!? それも昨日か今日に発売したリカラーバージョン! ゲゲ、その色合い、エクシも欲しくなってきた!(笑)

食べ終わるかそこらで、実はメンバーの一人である謎の怪人さんは忙しそうにしてはいるが別に帰る訳では無かったと言う。テヘッ!エクシ間違えちゃった!

想像してみてくれ、何故かご飯食べる食卓にバルディオス玩具がドンドンと置いてある様を(笑)


さて、気を取り直してカラオケへ。さっきとはレベルの違う位の場所を貸切り。先に部屋に向かったエクシ達の他に別働隊の方々が凄い荷物を持ってくる。バル関連の資料とかセル画とか、同人誌とか! すんごいすんごい! これは見たことあるってセル画がかなり多かった。

つーか数年前までバルはネタ位にしか見てなかったエクシがよくもまあこのバル不思議空間について行ける位に成長(?)したよね……ぶっちゃけ80年代からファンの人にとってはスゲー後輩です(笑)同人誌見てみたら発行が84年って書いてあった! えっとその時エクシってナンサイカナ!? 

リアルタイムでは何話か見たことあるけど。なんつーか……アクションアニメばっかり見てた子供の自分にとっては難しすぎた様で(笑)



復活祭の言いだしっぺはどちらかは知りませんが、エンターテイナーであり、TRPG時代ではゲームマスターだった龍飛さんはとんでもない物を出す。昨日の内に作った「バルディオスすごろく」だった(笑)

駒は当時に出されていた消しゴム人形(何でこんなのあったのかびっくり)だった。エクシは「やはりここはガムジャードだよな!」と緑ガムジャードで出陣! 何故かみんなマイナーなメカで出陣する人が多かった。メカヘビとかベムロイドとか(笑)しかしイベント発生の処が、

バルディオスの面をかぶって技を叫ぶ

一人指名して目隠しでワンコーラスカラオケを唄わせる

正拳突き二十回

一人指名してクイズを出す→答えられなかったら六マス戻る

と、何故か罰ゲームクラスの物ばかりだったのでエクシから命名させてもらうなら「バルディオス地獄スゴロク」とさせて頂きます(笑)因みにエクシは二位か三位だったかな。

まあなんだかんだ言ったエクシも結構楽しかったよ?(笑)

で、先にあがった人は持ち寄った資料やセル画を貰っても良いとの事。早く上がれば早く自由に、良い物が貰えると言う事だ。ああ、なるほど、それでスゴロクか、と妙に納得してしまった。

でも当初はただ単にスゴロクで皆を弄りたいだけだったりして……(笑)

で、玩具担当のエクシが貰った物と言えば、

f:id:ekuseidcharge:20081202032628j:imagef:id:ekuseidcharge:20081202032708j:image

コレシカナイ!

なりきり玩具のパルサーベル! 誰が持ってきたかと思えばぱじゃたさんだった(笑)

「貰った以上、開けなきゃ駄目ですよ?」

と優しく(笑)仰るぱじゃた様。ふっ……誰に物を言ってるんです? 玩具担当エクシにはここで開ける事すら躊躇いはありません! でも駅前とか勘弁ね! サツが来て何言われるか分からんからね!(笑)

サーベル形態では大人の人にとってはショートソードクラス。しかし二段階のボタンを経てランサーモードに! よく見てみればこれ、未開封新品だったりする。発売されてから28年位経つのにかなり立派ななりきり玩具だったよ。ぱじゃた様、本当にありがとぉーーーー!!

f:id:ekuseidcharge:20081202015151j:image

他にも色々貰っちゃった。ムム、自分何も上げてないし……群雄のバルを賞品(笑)に出しとけば良かった。二個持っていったんだしさ。

そんなこんなで、

f:id:ekuseidcharge:20081130172656j:image

バルディオス復活祭オフ会は終了となりました。

龍飛さんと自分は池袋とか行ってご飯食べたり池ポ見に行ったり。車中での今回の反省会等を色々話したりした。つーかスゲー楽しかったと言う事を言い合う反省会だった(笑)皆スゲーバルディオスが好きでスンゲーいい人達ばっかり。

またこのメンバーで集まった時は……自分も何か持って行くー。

あ、カラオケに来たのに全然唄ってないや(笑)と言う感じで今日はここまでです。

それではまた〜(I_I)ノシ

mvunitmvunit 2008/12/02 23:52 楽しそうですね。こういう有志の集まりって
時間が経つのも忘れて楽しんじゃうもので。
写真奥4番目にあるドデカイのは野村トーイ版ですかね?
バルサーベルの玩具ってあったんですね。
やっぱりこれも野村トーイ製なんでしょうか。

ps・地元の玩具屋が閉店セールというのでバンダイ1/550の
バルプラモ買っておきました。予備に御入用と聞いたので
冬にでもお渡ししますね。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/12/03 17:07 mvunit 様コメント有難う御座いますー。
や、確かに時間忘れます。集まったの午前中なのに終わったの六時って(笑)
写真の縦長ポスターはどうもセル画みたいかな? 確か劇中に下から上へパンする描写がありましたから。因みに野村トーイ玩具のバルの設計図まであったと言う……恐ろしや業界人(笑)
やや、バルプラモを頂けちゃうんですか! それはちと悪いなぁと思いつつありがたく頂きマース(笑)当日までに何か作れると良いのですが。

どりすけどりすけ 2008/12/04 00:52 エクシさん☆

日曜日はお疲れさまでしたっ!
本当にすんごく楽しい一日でしたよね☆

私はエクシさんの一発芸に驚きでした〜。
パルサーベル持って、ポーズを決めるエクシさんは
バルディオスそのものでした(笑)

また次回も楽しみにしております♪

どりすけどりすけ 2008/12/04 00:54 ↑間違えて2回投稿してしまいました。

申し訳ございませんが、削除をお願い致します。
ごめんなさい(ペコリ)

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/12/04 02:15 どりすけさん、コメント有難うございました〜。
>パルサーベル持って、ポーズを決めるエクシさんは
いやん、そんなこと思い出さないでん♪(笑)
着ていた服は何故かレッドショルダーでしたが。
ところでどりすけさんでしたっけ? 一杯アニソン入ったCD−ROMくれたの?
もう誰に何を頂いたのか判明しない状況でして(汗)

2008-11-09 遂に発売、CMsバルディオス! その2

計った様に同じ身長

[]CMsバルディオス レビュー 後編

残るレビューは武装&付属物。

考えてみると、完全変形、更に余剰パーツ無しと言う意味ではよく出来た製品だと思います。

と言う事で付属物を使って今日は遊んでみようと、って感じで。

f:id:ekuseidcharge:20081109063850j:image

パルサーベルならぬパルジャベリン形態? 槍形態パーツを二本使って延長、ビッグオクトを串刺しにした形態になります。パルサーベルは二本付属し、ドリンキング状態も再現できます。

f:id:ekuseidcharge:20081109073142j:image

肩のカバーを取ってキャノンパーツを付けることでショルダーキャノンを再現。差し替えの感覚は以前発売されたバンダイ製品のプラモデルを参考にしているみたいです。どうせ差し替えパーツならもう少しバレル(銃身)を太くして欲しかったかな。スパロボみたいに。今度コトブキヤとか行って拡張パーツがあるかどうか見てみよう。

f:id:ekuseidcharge:20081109233426j:image

http://www.kotobukiya.co.jp/item/page/parts/msg_plas.html

こんな感じのパーツを被せる感じに。

f:id:ekuseidcharge:20081109073811j:image

バルディガードとレーザーボウガン。双方共にグリップの部分にパルサーベルと同じ様な菱形パターンが造形されています。

f:id:ekuseidcharge:20081109074048j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109073606j:image

透明円盤は一個のみ付属。これは三個位欲しかったですね。後、頭部のアップ撮って無かったのでやってみた。結構目が細いかな。塗装は問題ありません。


総括として。プロポーションもそれ程悪くなく、付属物も豊富で塗装もキッチリ。余剰パーツ無しで完全変形を再現し、可動に関しても許容範囲ですが、22000円と言う値段はなかなかにきっつい値段。これが大体10000円位の値段ならそれ程文句も出ませんが、やはり2万円越えでマイナスの部分があるのは痛い処。後発でありながら旧野村トーイ版をギミック的に越えられなかったと言うのもマイナスと言えるでしょうね。

今月の下旬か来月には別カラーバージョンが発売されるので、それまでに余っていたら各店舗も売れ残っては困るから大幅値引きするかも知れません。

CMs製品でレギオス&トレッドと言う製品が出た時、29400円と言うとんでもない値段でありながらスパっと売れた実績がある為、なかなか油断できません。ただ、トレッドに関してはかなり例外な製品(2008年3月の時点で一度も造形化された事が無い)である為、高い値段でも無くなるのは世の常だったのかも知れません。

しかし、バルディオスに関しては前月の群雄「動」の製品がある為、今までに造形が無かったと言う訳ではありません。どんなにバルディオスが好きな人でもその値段に圧倒されてヤマト製品を手に取ってしまう可能性もあるでしょう。だから、今後は大幅な値引きが始まる可能性は高い、と言えるでしょう。それまでちょっと待った方が良いかもですよ、バルディオスファンの方々。因みに池袋のポストホビーは発売日当日でありながら無茶苦茶安いです。幾らだったかはヒ・ミ・ツ♪(笑)

D

一応動画も貼っておきましょうか。一体何になるんだ!? スゲー!! バルディオスじゃないか!!(笑)エクシ的にこっちも欲しくなってきましたよ。


ではネタ画像イクゼ。

題して[アースコンビネーション]

f:id:ekuseidcharge:20081025234651j:image

アルデバロンメカが現れた!

今こそ合体攻撃の時!

f:id:ekuseidcharge:20081109065951j:image

真吾「そちらのチームさん方、用意はいいかな?」

マリン「こちらは問題無い。いけるぞ!」

レミー「ちゃんと合わせてよね。早く帰ってテレビ見たいんだから」

雷太「おいおいねーちゃん。ちったぁ真面目にやらんか!」

キリー「いやいや、これはこれで結構真面目なのよ」

オリバー「やれやれ、どうも調子狂うぜ」

f:id:ekuseidcharge:20081109064108j:image

マリン「サンダアァァーーー!!」

f:id:ekuseidcharge:20081109064210j:image

真吾「ゴォウ!!」

f:id:ekuseidcharge:20081109064405j:image

「フラッシャアァァァーーー!!」

以降はトドメ演出になります(笑)

f:id:ekuseidcharge:20081109064745j:image

マリン「トドメだ!パルサーベルドリンギング!」

f:id:ekuseidcharge:20081109064850j:image

真吾「ゴーサーベルだ!」

f:id:ekuseidcharge:20081109065553j:image

マリン「これが! 地球を愛する俺達の! アースコンビネーションだ!!」

真吾「照れるね、どぉーにも」

レミー「ねえねえ! 後で五人でスマッシュブラザーズやろっか!」

雷太「あ、あのレミーさん? 一人足らなくない?」


と言う感じに共演出来たら良かったのになぁ。因みに本来のバルディオスの身長はゴーショーグンの二倍になるはずですが、スパロボではそんなの関係無いって事で。そんな感じでバルディオスレビューでしたー。

それではまた〜(O_O)ノシ

岬龍飛岬龍飛 2008/11/10 12:21 Gチームとの掛け合いが凄くそれっぽいじゃないの。マリン一人だけ真面目だ(笑)
次回作の第二次スパロボZでの夢の共闘に請うご期待!!
アルデバロンメカそいつかよ…ヾ(^_^;

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/11/10 21:34 龍飛さんコメントアリガトー。
いやー合体攻撃のネーミングどうしようかなとずっと思っていたんですよ。ザンボットダイターンがスペースなら、バルとゴーショウはアースかな、ガイアかな、って感じで。まあどっちも宇宙に行けますけど、主戦場は何となく地球な感じ。それにマリンが地球にアイラビューなのでアースコンビネーションで決定しました。でもぶっちゃけGチームはマリン達程地球を愛して無かったりするよね……(笑)
しかしレミーは本当に早く帰ってテレビ見たいんだなと思った。動画とかで見た。今更思うけどキリーとオリバー(映画)って同じ声優だな、と。スパロボに両方出演したら一人二役になります(笑)
あとこれも今更だけど、TVのオリバー役ってダグラムのフェスタなんだよね。オリバーは今後バイクに乗っちゃ駄目!(笑)

mvunitmvunit 2008/11/11 01:42 野村トーイのCMを録画保存してた豪傑に乾杯。
あの子供の手の大きさ考えると足だけで15センチはありそう。
ザスッと地面に両足ぶっさす姿はうらやましくもあり。
パタパタ変形具合がいいですね。両足腿部分が
まるで網戸のサッシのように鈍色にかがやいて。

まんだらけで20万でしたっけ?トリプルクロス。
頭が小さすぎるのがネックですが当時のこと考えれば
しょうがないのかな。
肩のスライドってクレーンアーム形式だったんですね。
普通に横滑りするものと思ってました。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/11/11 09:29 実は足にした状態で25cm位のでかさになります(笑)で、パルサバーンの胴体が首を出すとスカスカなので、二本の棒(足)を内部の肩辺りまで貫通する感じなんですよね、この商品。だから、この商品も変形の最後に顔を出す事が出来ないと言うジレンマがあります(泣)しかし変形後のカッチリ感やよく出来たパタパタ変形等、今現在で見ても凄い商品だと思いますよ。
因みに今フルセットで8万円位ですか。どんなに高くても10万までは行かないみたいです。まあ、それでもとんでもなく高価な商品である事に変わりはありませんが。
肩の変形は今回の商品も昔も、それに準じた様なデザインのロボット(ダイターン・ダイオージャ等)も皆クレーンアームだったりします。やまと製品の群雄「動」バルディオスはちょっと違う感じの可動アームでしたが。

しろぐれしろぐれ 2008/11/13 16:44 普段ミニサイズのSDロボットしか買っていないので、こういう動く大きい玩具に憧れます。
サンダーフラッシュのエフェクトに使っているパーツが赤かったら
レッドインパルサーに出来たんでしょうか。

そういえばダイオージャって設定だと全長が丁度バルディオスの四分の一なんですよね。
よく考えてみたらキャタレンジャーと同じサイズ・・・

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/11/14 11:43 しれぐれ様コメント有難う御座います。
や、でかいとは言ってもMGガンダムよりちょい背が低いのででかい玩具とは言えません。デカ物玩具愛好家の岬龍飛さんに言わせれば雑魚だそうです(涙)
レッドインパルサーは線のレーザーなのでそう言うエフェクトパーツは模型専門店にでも行かないときついですね。
ダイオージャってそんなに小さいんだ……とは言ってもガンダムより確実に大きいからいいんでしょうが。しかし三体分離した時は各々どの位の背なんでしょうね。10メートル位?(笑)

猫かつお猫かつお 2012/05/27 20:07 見てました本放送宇宙戦士バルディオスと戦国魔神ゴーショーグン
懐かしいです
それではさようならおやすみなさい

ekuseidchargeekuseidcharge 2012/05/28 02:29 >猫かつおさん
夢の葦プロロボ合戦は如何だったでしょうか。
まあ、こいつら身長が同じじゃないんですけどね……。

2008-11-08 遂に発売、CMsバルディオス! その1

何か魂っぽいコピーですねw

[]CMsバルディオスレビュー 前編

さて、今回の商品はあのシーエムズコーポレーション。足首折れた……とか! 合体できない……とか! 元に戻らない……とか! 言われている製品をよく作るシーエムズなのです。しかし今回のバルディオスは製品的にはそれ程問題無く。色々粗があるのは後述しましょう。

兎に角三大メカの紹介からしますねん。

f:id:ekuseidcharge:20081109071155j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109071240j:image

バルディプライズ。バルディオスの右足になる戦闘空母。旧野村トーイ版では機首部分がそのまま合体接続パーツになりましたが、CMs版は足首の中から折り畳まれた機首が出てきます。裏を見てみると主翼が凄い感じに折り畳まれていたり(笑)しかし旧版に比べれば主翼が大きいのは好印象。例えパタパタ構成でもね。重要なパーツ(接続アーム等)には金属が使われているので、「触れれば壊れる」等と言う程の脆い感じは見受けられません。注意するのは主翼位かな?

残念ながら脹脛部分から出てくる二連ミサイルはオミット。

f:id:ekuseidcharge:20081109071448j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109071522j:image

キャタレンジャー。左足になる重戦車。戦車なのに25メートルとはスゲェ(笑)

キャタレンジャーが一番構造が複雑なので心配しましたが、結構いい感じに頑丈です。キャタピラの接続アームもやはり金属製なので安心して戦車状に出来るってもんです。製品にはグレードアップパーツとしてデカイキャタピラパーツ(右写真)が付属。ちょっとデカ過ぎるんじゃないかとか言っちゃらめ。

f:id:ekuseidcharge:20081109071854j:image

問題のパルサバーン。うまく形状はTV版を現していますが、変形方法等一部違う感じに再現しています。

f:id:ekuseidcharge:20081109072147j:image

変形の途中段階はこんな感じ。二の腕の位置が本当は横に収納されますがこちらの製品は万歳して顔のあった部分に置く感じに変更になりました。まあ、そのまま横に位置していたら野村トーイ版の様に空飛ぶ弁当箱(笑)みたくなってしまうのでこれはヨシとしましょう。

問題あるのは、飛行形態がカッチリしない事やTV版っぽく合体出来ない事ですかね。後者はまあ別にいいんだけど、パルサバーン形態のカッチリしてないのはかなり不満でした。この腰パーツのグラつきは後の合体にも影響与えるのでチェックしておきましょう。

あ、あと機首の下部に着陸脚が収納されていますが、後ろの着陸脚は無し。そのせいで折角出した前の着陸脚は地面に接触しなかったり(重心が後ろに傾いているから着陸脚が浮いたままになる)するのがとても不満。何の為に出すんだって感じで(笑)

f:id:ekuseidcharge:20081109071651j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109072242j:image

合体編。パタパタ色々閉じて両足を構成。パルサバーンは尾翼部分とトライシンボルパーツを下にスライドするのが面白いですが、その下地の塗装は銀の塗装なので余りスライドばっかりすると塗装が剥がれる恐れがあるのでそぉっと降ろしましょう。

頭部は野村版と同じく背中をガパっと開けてせり出します。因みに頭部を出さずに腰パーツを合体状態(両足受け入れ準備)にする事は出来ません。腰の接続アームが頭部に干渉するかららしいです。説明書にも書いてあるので注意。無理にやるとアンテナパーツとか折れそう。これがTV版の合体を再現出来ない原因だったりする。やっぱり頭部は最後に出したいのにねぇ。

f:id:ekuseidcharge:20081109072530j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109072616j:image

両足接続、収納された手を出します。

手の収納は問題なし。しかし両足の接続が何か華奢ですね。これは後で後述しましょうか。ちょっと我慢ならん様な接続だ。

f:id:ekuseidcharge:20081109073502j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109073441j:image

合体完了!

腕パーツはそこそこ動きます。膝や股関節は申し訳程度。

f:id:ekuseidcharge:20081109072909j:image

説明書がカラフルなのが良いですね。

f:id:ekuseidcharge:20081109075020j:imagef:id:ekuseidcharge:20081109074718j:image

さて、文句言おうか。

何とこの商品、腰のパーツが固定されません。これが一番重要な処……なのに脚広げると強制的にバルディロイザー第二段階(分離)に移行しちゃいそうですよ! 

で、広がった股間を元に戻そうとすると微妙に戻らない。これは右写真の赤い部分が開いているせいでなっている症状です。この関節を閉じてから戻すとすんなり戻せます。でもぶっちゃけ、そんな手間を掛けないと元に戻せないのがすんごいストレス。

更に言えば、少し股を開いた状態で飾っておくと自重で自ら股裂きになって崩れ(特に硬い床とかつるつるした地面に置くと滑って崩れる)ます。これが一番許せん部分。もしこの商品を飾るなら、バルディオスの足を余り広げず、足首はちゃんと設置させて飾った方が良いかと。もしくは分離状態で置いておく方がいいかな。あ、でもパルサバーンの腰パーツがやっぱり固定されないのでどっちつかずですね……責任者出て来い!

まあそう言う感じでCMsバルディオスでした。まあ不良品ではないと言う意味では文句ありませんが、やはりガシガシ動かして遊ぶのは危険な玩具、更には飾っておいても危険な玩具と言う、ちょっと問題のある玩具かも知れません。これ、後で発売される色違いバージョンも同じ仕様になるんだろうか……。まあ違った、もしくは直されたバージョンになったとしても文句言うんだけどね(笑)いや、ホント、股間どうにかして欲しいです。

次回は武装関連で。それではまた(T_T)ノシ

弥国の部屋弥国の部屋 2008/11/09 12:20 The Model sale cost must:MOP$1,000.00(日本円:12,273.47)in Macau.

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/11/09 12:46 The price is quite attractive.
その値段はなかなか魅力的ですね。

mvunitmvunit 2008/11/09 23:39 ついに発売になりましたか。レビュー見させて頂きました。
アニメではヒンジ大活躍のパタパタ変形でしたから
実際に3次元化しようとするとどこかしらに無理は来るんでしょうね。
見ると、ビーグル形態はいい感じ。
(これはリアルカラー版?)バルディプライズの羽根は凄いなぁ。
折り紙の「紙鉄砲」状態です。下手するとパッキリですね。
キャタレンジャーはキャタピラ収納時のカバーまでは
再現されてないのかな。パルサバーンはやっぱりこうなりますか。
思ってたほど弁当箱にならなかったのが好印象。

腰が固定されないのですか。これは痛いなぁ。
通常の合金玩具みたく遊ぶと「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」状態に
なってしまうのですね。腰パーツをスライドさせる方式を採用した
結果なのかも知れませんが。固定パーツみたいなのを
あとづけで追加してくれればよかったのに。
(コンバトラーのサスペンダーみたく。)
固定&補強は個人個人で熟考あれ、ということなんですかね。
そういう意味では上級者向けホビーかも知れませんね。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/11/10 09:24 mvunitさん、いつもコメント有難う御座います。
いやー足部分の二機はそれ程文句は無いんですよ。
一番問題なのは葉パルサバーン。バルディオス形態になった状態でも、ビークル状態でも青い腰パーツは固定されないのでパルサバーンでも文句言いたかったです(怒)機首を下にすると途端にあの部分が翼ごと落ちてきますから。
キャタレンのキャタピラカバーは残念ながら再現されませんでしたが、まあこの小ささでよく再現したかな、と思います。因みに右キャタピラは腿に、左キャタピラは足首の中へ内蔵されます。だから両足首の中とか凄い事になるんですよね、この製品(笑)
>徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑
調べて画像見てみたらオエー(泣)何ですかこの死霊のはらわたも真っ青なグロ映画は! 肉が! 内臓が! 日本もこんなスプラッタ映画あったんですね。ウエー。

2008-10-14 もはや語るまい!

ヤマトは意外に精度はいい方です

[]群雄「動」シリーズ バルディオス

語るまいって言っておきながら細かなレビューをするエクシなのですよ。

10月15日発売の群雄「動」バルディオス、ようやく発売しました。

一杯写真撮ったけど、まだまだ足りない気がするので更新毎に貼るかも知れん(笑)

とりあえず見てくだされ。

f:id:ekuseidcharge:20081014210746j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014205503j:image

f:id:ekuseidcharge:20081014211816j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014210625j:image

意外に、かなりよく動きます。つか今までのバル玩具が動かな過ぎたんだよね(笑)合体のキメポーズも難なくこなせます。ただ、膝と肘の関節は二重関節でありながら九十度以上曲げるとパーツがポロリしちゃうので注意が必要です。改造とかすればもう少し曲がるかもだけど、このままでも十分ですよ、自分は。

f:id:ekuseidcharge:20081014211714j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014211651j:image

f:id:ekuseidcharge:20081014212105j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014211945j:image

肩アーマーはやまと独自の技術で、と公式ページで言っている様に、二重のダブルボールジョイントで肩と肩部プロテクターを繋いでいる感じ。結構取れない風になっているのは感心しました。更にこのプロテクターがグリグリ動くので結構いい感じに表情出せるんだよね。

足の可動はこんな感じ。つま先が曲げられるのは密かに龍飛さんを喜ばすかも知れない。地面につけた時も設置性は結構良好。豪将軍とか無頼我とか造形的にきつかったからこうしてみるとバルディオスの足首は良いデザインです。

片膝立ちは……まあおまけ程度に。これはある意味デメリットなデザインかな……(笑)

f:id:ekuseidcharge:20081014211531j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014212543j:image

肩が結構前に出せるので上半身だけで結構ポーズが取れます。付属物は剣付きの手と開き手のみ。ある意味漢らしい(笑)

f:id:ekuseidcharge:20081014211242j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014212318j:image

「最後だガットラー! 消え失せろ!」

腕をクロスさせてコミックスバルディロイザー第二段階発動を表現したりして。(笑)

そして最後に、

f:id:ekuseidcharge:20081014213742j:imagef:id:ekuseidcharge:20081014213958j:image

サンダァーフラァーッシュ!!

何とかでけたで、サンダーフラッシュ。エフェクトパーツとか全く無いのでどうしようかと思ったけど、

f:id:ekuseidcharge:20081014214043j:image

リボルテックEVAの残骸が役に立ってくれました(笑)

f:id:ekuseidcharge:20081014225420j:imagef:id:ekuseidcharge:20081015000129j:image

そんな感じでバルディオスでした。今までバル玩具を持っていなかったエクシとしてはかなり満足のいく商品でした。それに合体玩具等よりリーズナブル(まあこの商品で3150円と言うのは高いかも知れませんが)ですし。シーエムズのは恐ろしすぎる……ガクブルガクブル。

今まで多個買い前提に動いたのはボトムズ以来。ああ、俺ってこんなにバルディオス好きになってたんだね……としみじみ思う今日この頃でした。さぁーて! これを片手にスパロボZやろっと!(笑)やっぱりタイアップ商品があってナンボですよ、ロボットアニメってのは。と言う感じで今日はここまで。

それではまた〜(U_U)ノシ

追記

そう言えば、結構問題視されているCMsコーポレーションのバルディオス。一番購買者が困惑するのが今月と来月に出る二バージョンの色違いについて。画像掲示板から画像を頂いてみたので見比べてみてくださいな。

f:id:ekuseidcharge:20081015174555j:image

左が今月に出るリアルカラー? 右がアニメ版カラー……だったような気がする。

ぶっちゃけ、こんな色違いをやる必要があったのかな、とエクシも困惑しております。CMs、バルディオスに一体何を掛けているんだろう。まあそれでもどちらか買っちゃうんでしょうけどね(笑)

mvunitmvunit 2008/10/14 23:30 うわー。結構ポーズ取れますね。
かなり間接の自由度高そうですし。
3150円ですか。材質=ABS・PVC(非フタル酸)・POM
商品サイズ=全高約130mmってことは
1/144ガンダムとタメくらいの大きさですかね?

弥国の部屋弥国の部屋 2008/10/15 00:07 Baldios's toys hot sale now. I think SRW Z help the Anime give the young people know Baldios.

Because SRWZ, Hong Kong and Macau have more people can know Baldios.

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/10/15 00:36 mvunitさん早めのコメント有難うございました。
まあまだMSインアクションとかには及ばない処が悲しいですが・・・。そうですね、144ガンダムより頭二つ大きい位でしょうか。なんかもう、シーエムズいらんのじゃない?とか思っている自分がいますW

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/10/15 09:07 弥国の部屋様、コメント有難う御座いました。
えっとえっと、
I want people in the world to learn Baldios more.
もっと世界中にバルディオスが知られるといいですね。

ぱじゃたぱじゃた 2008/10/15 19:15 スゴイ、バルディオスったらカッコイイO(≧∇≦)O
役者を目指して田舎を後にしたものの何年たっても目が出ないバカ息子の晴れ姿のようです!!>意味不明

予約もしないまま今日を迎えてしまったので
地元で一番大きな模型屋に行ってみたのですが「取り扱ってません」でした。
どっかで買わなきゃ!!

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/10/15 22:42 ぱじゃた様、コメント有難うございました。
>何年たっても目が出ないバカ息子の晴れ姿のようです
あー分かる分かる(笑)自分もボトムズがあんまり音沙汰無いとそんな気分になります(笑)
模型屋系は結構無かったりするんですよね。トイザラすの方がまだ売っている可能性があります。後ヨドバシとか。
しかし……シーエムズのバルディオスはどうしてこう、変な売り方をするんでしょうね。超、謎です。

2008-09-10 バル日記 番外編

ガットラーさんでけぇぇぇ!!

[]最終話 マリン対ガットラー 宿命の対決!

辛うじて機能している冷凍冬眠エリアにガットラーはいた。そこへ現れるマリン。

地球は汚染された……いずれはあの星がS−1星になる。それなのにお前は一人で何をしにきたのだ」

悠然と佇むガットラーに銃を構えるマリン。

地球はまだ完全にS−1星になっていない。俺達は運命に支配されない。だが、お前を生かしておけばまた戦争が始まる。だから俺はここに来た。ガットラー、お前を倒しに来たのだ!」

「しかしお前には撃てまい。この後ろにある人工冬眠カプセルの制御装置がある限り。撃てば一万人のS−1星の民間人が全て死に絶えるのだ」

「くっ……」

「それに儂を殺せば彼らは永遠に目覚めることなく宇宙を放浪し続ける。誰かがこの装置を制御しなければならない。お前はS−1星人でありながら全ての同胞を滅ぼしつくすつもりか?」

構えた銃が震える。そして突如銃を投げ捨てると、猛然とガットラーに突進し殴りかかる。

「くそぉぉぉっ!」

ドスッとガットラーの腹部に拳が当たる。しかし彼は平然とした表情でマリンの襟首を掴んだ。

「ふんっ」

そのまま後ろに投げ飛ばした。無様に転がるマリン。鉄の床が彼の身体を強かに打つ。

「儂はここに眠る同胞達と共にまた新たな旅に出る。そこにまた何がいようと侵略し、支配するだろう」

それを聞いて起き上がったマリンが激昂する。

「何故だ!? 何故支配しようとする! 何故侵略しようとする! 共存し分かり合おうとしない?」

再びマリンは猛然と駆け出し、飛び回転横蹴りを放つ。しかしその蹴りを流し気味にキャッチしリフトアップしつつ投げ飛ばした。高く叩きつけられたマリンは朦朧としながらも立ち上がる。

「我が人民の為だ。住む星も無く宇宙を彷徨う同胞達の為だ。人の心は弱く、支配されなければならない。そしてそれは他の惑星人に対してもそうだ」

ダッと駆け出したガットラーは立ち上がったマリンの腹部に重いパンチを放つ。

「ぐふぁっ!」

胃液が逆流しそうになるボディブロー。ボクシングチャンプ時代のパンチに衰えは無かった。渾身の一撃はマリンの立ち上がる力を萎えさせる様な勢いだった。たまらず膝をつくマリン。

「人は支配される事で安息を得るのだ。支配とは力だ。力こそは即ち悪だ。だが悪と言われようと、独裁者と言われようと、儂はこの道を突き進む。支配される事で真に戦いの無い世界が築かれるからだ」

目の前に立つ巨漢の存在が大きい。マリンはこの野望に燃える男を倒す事は出来ないと思い始めた。彼の言葉が、そして彼の体躯の全てが自分を圧倒する。

しかし逞しく大きい存在にマリンはまたも殴りかかる。顔面を拳で打つ。彼は避けもせずに掌底でマリンの顔を打った。横蹴りで彼の鳩尾を打った。しかし強固な筋肉が急所を急所とさせない。足を掴まれ受身も取れずに床に叩きつけられる。無駄と分かりつつもマリンはガットラーへと向かった。そしてその度に投げ飛ばされる。

まるで大きな障害にぶち当たる感覚。とうとうマリンは立ち上がる気力を失いかける。だが、ある疑問が生まれつつあった。それが最後に立ち上がる気力を残した。

「なら教えてくれ、ガットラー」

「うん?」

もうファイティングポーズも取ろうともしない、マリンは幽鬼の如く立っているだけだ。

「その支配とやらの為にアフロディアは死んだのか?」

「!!」

「もう一度聞く。ガットラー、何故彼女は死ななければならなかったんだ?」

静かに語りかけるマリンの目は哀しみに満ちていた。対して、ガットラーはその言葉で激しく動揺していた。

「支配される世界を前にして何故彼女を見殺しにしたんだ?」

「黙れ……」

「お前も俺も彼女を愛していた。だが、支配と言う力の為に彼女は死んだのではないか」

「黙れ……黙れ!」

アフロディアと言う言葉を耳にしてガットラーは酷く動揺し、激昂していた。彼の身体が小刻みに震える。そして虚ろだったマリンの表情に力強さが戻り、声の限りに叫んだ。

「支配する力とはたった一人の女すら守れないのか? どうなんだ! ガットラー!!」

「黙らんかぁ!」

ダッと駆け出しその巨腕をマリンに対して振り下ろす。マリンの顔面を狙った殺すつもりの拳だ。

全く無防備を晒すマリン。その目前に迫る必殺の拳を眺めながら、彼は過去を思い出していた。

――――日本の言葉でな、柔よく剛を制すって言葉があるんだ。

あれはBFSの訓練場で雷太とスパーリングをしていた時だった。自分の勢いがそのまま投げに繋がる。柔道着を着た雷太にマリンは全く手が出せなかった。強烈な一本背負いで訓練場の床に叩きつけられたマリンは何が起こったか理解出来ずに呆然と雷太を見上げる。

その豪放、快活な笑みがマリンの胸中に蘇った。

「てぇりゃあぁぁぁ!!」

ガットラーの拳が空を切る。急に沈み込んだマリンがその腕を後ろ向きで掴み、一瞬の気合を発して起死回生の投げを放つ。日本の国技、柔道の一本背負いが奇麗に決まる。凄まじい勢いの拳がそのまま投げに繋がった事でガットラーは数メートル吹っ飛んでいった。鉄の床が今度はガットラーの背中をしたたかに打つ。

「がはぁっ!」

投げを放った直後、マリンは膝をつく。今の投げで全ての力を使い切った様だった。

「フフフ……ハハハハ!」

大の字で寝ていたガットラーが笑う。そして今の投げのダメージ等然程にも感じずにむっくりと起き上がった。

「それでこそマリンだ。その一瞬の爆発力。ここ十数年、ワシを平伏させた者はいなかった」

肩で息をするマリンに言い放つガットラー。もうマリンには立つ力すら無かった。

「お前こそ儂が求めていた男だ。どうだマリン、儂と共に来ないか」

「断る! だ、誰がお前なんかと。お前と俺は一生交わる事が無い道を歩んできたはずだ!」

その言葉を聞いてふっと目を伏せるガットラー。

「そうだな……その返答もある意味、儂が望んでいた物かも知れん」

そう言うと、ガットラーは冷凍冬眠エリアの奥へと歩き始める。傍らで膝をついているマリンに目もくれずに。

「例え一人になろうと儂は自分がS−1星人であると言う誇りは捨てない。儂は儂の夢を追い続ける。それが徒労に終わるかどうかは分らないが、何もせずにいるよりはましだ」

制御装置にあるコンソールでボタンを数個押す。そしてマリンに向き直り、マントを翻すと言った。

「このエリアは数分後、空間跳躍を行う」

「ガットラー……」

狼が旅立つ。宇宙の果てに安楽を捜し求める狼がまた、再び旅立つのだ。

「さらばだマリン。誇り高き民族の血を捨てた、愚かなる地球人よ……」

パルサバーンは冷凍エリアから飛び立つ。その数瞬後、冷凍エリアは空間跳躍を行い巨大な宇宙船の欠片は跡形も無くなっていった。

そしてパルサバーンは地球へと向かう光となった……。




☆解説

本当のシナリオは、駄々っ子の如く殴りかかるマリンを抵抗もせずに見下ろす大人、みたいな感じなんですよ。こんな会話も、技の応酬もさっぱりありません。何かもう、頭だけ抑えられて「ほーら殴れないだろー」みたい感じで嫌なんですよね、あれ。まあその無力感もバルディオスの魅力の一つと言うか。

本当のシナリオで、一番納得がいかないのが「一緒に来ないか」です。屈強なガットラーに対してマリンの力はさっぱり通じない。そんな弱い男をガットラーがスカウトするとは思えなかったのです。一矢報いてこその「儂と一緒に来い」であり、敵味方を無にして右腕になって欲しい、だと思うんですよね。

ぶっちゃけるともっとヒーロー的にすれば「これは月影長官の分!」「これはアランの分!」「これは雷太の分だぁぁぁーッ!!」って一方的に殴らせたかったんですけどね。で、更にガットラーが膝をついて「こ、この儂が膝をつくだと!? 認めん……認めんぞ!!」と言う超展開をですね……つかどこのジャンプ漫画だよ!!!!(笑)

ラストシーンなんだから、どちらもカッコよくなきゃ嘘だよね。特にマリンは皆の思いを背負っているのだから。楽しんでいただけたなら幸いです。と言う感じで今日はここまで。

それではまた〜(T_T)ノシ

岬龍飛岬龍飛 2008/09/11 00:53 ぬー…!
…おれは負けない!でも勝てない(-”-;)
…つうわけで最終話の決闘はこれに近い形にさせて頂きます。宜しくご了承くださいませ。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/09/11 01:17 岬龍飛さん、コメント有難うございましたー。
いやいや、自分なんてまだまだです。色んなオマージュも入ってるし。
詳細に書けば結構ボロ出てきそう。でもそれを絵にする方が凄い事だと思いますよ。持ちつ持たれつ、で行きましょう。
こちらこそ宜しくお願い致します〜。

gsfgsf 2008/10/20 23:31 びっくりしたのでいきなりすいません。
この作品のファンの方で、脚本や漫画化しようと
いう方がいるのですか?
感動で涙でそうです。(笑)

DVDも買いましたがどうしてもTV版ののラストが
見たいと思っているのが私だけでないと未だに
思っている人がいるのはうれしいです。
コミケとかで発表しますか?
ぜひ拝見したいものです!
がんばってくださいね!

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/10/20 23:59 gsfさん初めまして〜
HP拝見させていただきました。リアルバイク羨ましいです!(笑)
自分もバイクは大好きですが未だ玩具や原付止まりなので。モスピーダとかーガーランドとかーFFのフェンリルとかー。最近は昔のバイクアニメ玩具を商品化しているので嬉しいですね。何かもっとでかいモスピーダ玩具が出るみたいですよ?(笑)
えー……で、ですね。只今私が所属している同人サークルにてバルディオスの未放映話を漫画化しています。まあぶっちゃけ自分は漫画描けないので文に徹している状況ですが。前回同人イベントにてバルディオスの全話を解説した本も発行致しました。
今の所、35話から一冊一話で再現中で、今度のイベントでは最終話を発刊する予定です。
もしご興味がありましたら、コメントやメール等でお知らせ下さい。
バルディオスヒストリカ(全話解説本)ですが、一応この日記に書いてある事の編集本なので、こちらのブログのカテゴリー、宇宙戦士バルディオスをクリックすれば大体見れると思います。もし宜しければどうぞご覧下さい。

2008-08-20 バル日記39回目

この泣き顔はズルイゼ!

[]SS 第四十話「明日を救えバルディオス

作……エクシードチャージ  監修……岬龍飛

 

ガットラーとの決着をつけられぬまま、マリンは地球の仲間達の所へ戻った。

地球では、全ての者が生きるために努力を惜しまないでいた。BFSの面々はシェルター内で以前食物を不毛化された時に作った、人工栄養食の大量生産に取り掛かっていた。仲間達は暖かく迎えてくれるが、マリンの胸中はとても穏やかとは言えぬものであった……S-1星の歴史を熟知しているマリンは、これからの人類の過酷さを目の当たりにするのだから。

このまま歴史を進めてもまたいずれガットラーが生まれる。その時には自分はいないのだ。結局は無駄ではないかと。

だが、諦める事は出来ない。諦めることは出来なかったが、策は何もない。現在の科学では放射能を除去する事も出来ないし、パルサバーンの亜空間エンジンで故意にタイムスリップを起こす事は出来ても、過去に飛べる保証は殆ど無い。歴史は繰り返す。またタイムスリップが起きる。戦争が行われ、地球は核に蹂躙されるのだ。防ぎようのない輪廻をどうやって変えればいいのか。皆が作業に勤しむ中、マリンは絶望の淵にいた。

「教えてくれよ! 父さん……」

大気圏突入の影響で焼け焦げたパルサバーンのコクピットの中でマリンは一人慟哭する。グローブボックスから写真を取り出し、父の肖像を眺める日々が続く。

ふとある日、彼は写真の裏に書いてある九桁の番号に気付く。何の番号かわからないマリン。以前クインシュタイン博士が言っていた事を思い出す。バルディオスへの変形機構を開発中、パルサバーンのコクピットには不可解なスイッチ類が多々あった。しかし、それは操縦に全く関連の無いものだと。

「まさか……父さんが?」

数ヶ月前バルディオスはパワーアップ改造を施され、大幅にコクピットを改修されたが、そのパネルだけは以前のまま残された。クインシュタインの配慮である。パネルはテンキー型で、非常に小さな字でA・B・Cと表記され三カ所にあった。この番号をアルファベット順に入力すれば……何かが起こるかもしれない。

マリンはBFSメンバーを招集し、キーを入力する。すると、モニターが点灯し、彼らはそれを目の当たりにした。亡くなったはずのマリンの父、レイガン博士が写った。それは記録映像だった。

「父さん!」

「マリンよ、おまえがこの映像を見ているという事は、私はもう死んでいるのかもしれないな」

父の声はマリンに静かに語りかける。彼の父は薄々自分がガットラーに殺されると予測していた……そして、彼はパルサバーンのデータボックスに自分の研究の成果を秘匿していたのだ。

「この研究が終わる頃か、もしくは途中で終わるか。もし途中で終わるのならおまえが引き継いで欲しい」

最後におまえを心から愛している、と言い残し映像は消える。顔を覆い嗚咽を噛み殺すマリン。直後、映像は設計図を次々と表示する。驚く一同。

マリンには見覚えがあった。放射能濾過循環装置の図面だ。自分もその開発に参加していたため、その設計書はほぼ完成していることを確認できた。レイガンは襲撃を受ける直前までデータをパルサバーンに転送していたのだ。

「これがあれば地球は救われる!」

喜ぶBFSの面々。しかし、

「いいえ……無理です」

クインシュタインが目を伏せながら言い放つ。

つまり、それを完成させるにはS-1星でしか精製することができない凝縮放射能性物質「ベルキロウス」が必要不可欠なのだ。亜空間要塞のエネルギー源でもあったその物質が精製出来るのに一体何百年かかるか分からない。「アルデタイト」という物質が無かったせいで亜空間航法機を地球側が大量生産出来なかったように。

そして疑問が残った。この設計理論はすでにこの現代にあるにも関わらず、マリンがいた時代では基礎理論すらなかった。何故か?……それはこの理論が打ち捨てられた証でもあった。これから放射能で汚染された地表より、地下で生活を営む事を選んだ人類にとって実現できない技術など宝の持ち腐れだったのだろうし、新技術の開発を待てないほど、今は生き残ることが先決だった。

万事休すか。しかしここでマリンはある事を思い付く。

「博士、バルディオスを改修し、長期保存する事は可能でしょうか?」

「それは……可能です。ネルドの真空理論と、亜空間エンジンを併用すれば、正確な年数は不透明ですが……数百年という期間は何とかなると思います」

マリンはそれを聞き一つの希望を見いだす。まるで遠い世界を見つめるような眼差しをしているマリンにジェミーが聞く。

「何をするつもりなの? マリン」

「遥か未来の人類に贈り物をしたいんだ。絶望しかない世界の中でたった一つの光を」

マリンは赤い土色で覆われた世界を見た。慣れ親しんだ光景だった。皮肉にも故郷に帰ってきたという言いようのない感覚がこみあげる。

彼は未来で培った、不毛な大地で生き残る術を現代の彼らに伝えなければならなかった。

「まだ俺にはやらねばならないことがたくさんある。ここで立ち止まってたまるか」

マリンの顔に力強さと、笑顔が戻った。




長い時が経った。地球という名がS-1星へと改名されるのに850年。人々は日々を生きるのに必死で、遠い昔に異星人との戦争があったことを辛うじて覚えている者は物好きの歴史学者だけで、記録等と言った物は殆ど存在しなかった。そして、人口増加に伴い人類という種は限界の淵に立たされていた。

そんな中、皇帝は暗殺され、総統となったガットラーは他惑星開拓への道を開く。誰もが生き残る為にそれに随伴する。しかし、ガットラーに反感を覚えるもの、故郷を捨てたくないもの、そして人数調整の為置いてきぼりを食らったもの。ガットラーに随伴していった人間達に比べるべくもないが、急ぎすぎた移民計画のおかげで、辛うじてS-1星は無人の惑星にはならなかった。

皮肉にも大半の人民を随伴したおかげで、残された人々の生存率はあがった。だが、やはり死を待つという運命は変えられないように思えた。

そんな中、三人の少年少女が希望を捨てずにいた。

荒廃した地表を探索し、わずかでも希望はないかと模索する。それは半ば好奇心にも似た、冒険であった。

そして彼らは見つけるのだ。かつてマリアナ海溝と呼ばれたそこは、度重なる環境変化の影響で干からび、1万920メートルに及ぶ大穴をあける。その底で待つ巨大な石の棺を。

長さ120メートルを越す長方形は巨大な建造物であった。冒険者達は石の棺をくまなく調べ、入り口らしき場所に彫り込まれてあるメッセージプレートを見つける。

『平和を愛し、侵略を拒み、故郷を愛する者達にこれを贈る/ブルーフィクサー』

(ぼくらの命も みえないけれど 地球を守る祈りで満ちれば)

「これって俺たちのことかな?」

「きっとそうよ! ご先祖様達が残した物なんだわ、きっと!」

「よぉーし、開けてみようぜ! みんな!」

(父母皆があこがれていた 希望のブルーが蘇るでしょう)

かつてブルーフィクサーと呼ばれた者達がいた。

青は平和の象徴。彼らは紛争を取りまとめる、心から平和を願う者という意味で結成された戦士達だった。

そしてフィクサーという言葉にはもう一つ違う意味がある。修復するもの、治癒するもの。

今ここに新たな、そして真のブルーフィクサーが生まれるのだ。

(ブルーブルーブルーフィクサー 明日を救え バルディオス


             終

エクシ解説………衝動だけで書いたと言っても良い作品。多分バルディオス関連の文章で一番古い作品だと思われます(笑)岬龍飛さんからDVDを借りて視聴、更に安く手に入ったバルディオス豪華本を購入して物語の大部分を読んだ後に思ったのは「こりゃ何があっても絶対救われねーわ」でした。でも、何としてでもハッピーエンディングにしてやりたい。マリン達は今までずっと苦しみながら戦ってきたのにご褒美も無し、報酬も無し、救いも無しではやりきれないと思って何とか形にしたのがこのオリジナルショートストーリーでした。大体救いも無しでクインシュタイン達が未来のS-1星を作るのがどうにも納得いきませんし。

まずヒントを得たのはガットラーの逃亡先である地球の超古代。ならばこちらはガットラーのいない時代、ガットラーが時間跳躍した後の未来のS-1星で平和にしてやろうと思った次第です。因みに誓って言いますが、豪華本の酒井あきよしさんのオリジナルストーリーは未見で書きました。

酒井さんのお話はアフロディアが35話・36話で生き残り、ガットラーを追い詰め、戦争が終わった後にパルサバーンで時間跳躍してS-1星に帰還。何気に放射能濾過循環装置がパルサバーンに搭載されていて(笑)S-1星を平和にした後、二人で楽園を築くみたいな話でしたっけか。色々言いたい事はありますがこの作品に関してはノーコメント(笑)

作品コンセプトは「ご先祖様の贈り物(遺跡)からバルディオスが出現!」と主題歌の「父母皆が憧れてきた希望のブルーが蘇るでしょう」と言うくだりから。オープニングから蘇るって言ってんのに何で蘇らないかな、本編は(泣)当時岬龍飛さんに見せた処「これが真のエンディングだ!」と狂喜してくれました(笑)何気に漫画も描き上げている様で完成が楽しみであります。エクシは当時の地球の技術では放射能濾過循環装置は作れないと言う風に書きましたが、龍飛さんの監修でS-1星でしか精製出来ない「ベルキロウス」が必要不可欠と言う感じに変更しました。これなら未来でしか装置が起動出来ない理由も納得する事が出来ます。その節は岬龍飛さん、有難う御座いました。

本来バルディオスと言う作品はバッドエンドが主体なお話で、これは正道ではなく邪道かも知れません。しかし願わくば鬱エンドで終わりたくない、と言う視聴者の方々に喜んで頂ければ幸いです。

それではまた〜(L_L)ノシ

鉄人王鉄人王 2008/09/12 23:09 はじめまして。

ううむ、これなら筋が通りますし、酒井氏がLP版で語っていたバルディオスという作品のメッセージにも通じますね。バルディオスは左脚が欠けた状態で戦闘不能ではあっても、結果的にOPの詩に添う結末ですし・・・。

酒井氏や首藤氏にも閲覧してほしいですね。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/09/13 09:05 初めまして鉄人王様。コメント有難う御座いました。
ありがとうございます!ありがとうございます! この文章発表しても全然リアクションが無いので少しがっかりしていたんです。褒めて頂いただのは貴方で二人目です!(泣)
>酒井氏がLP版で語っていたバルディオスという作品のメッセージ
LPを持っていないのでどんなメッセージかは分りませんが、多分OPの歌詞に沿った内容なのでしょうね。どこかで売っていたら(絶望的でしょうが)是非見てみたい物です。
共闘三世社のリーダー岬龍飛さんはこの小説の漫画化を企画しています。左足を無くしたバルディオスが地球を再生するお話です。やっぱり左足無くしていると言うのはバルディオスファンにとってデフォルトなんですね(笑)こちらも刊行しましたらブログにてお教えしますので宜しければご覧下さい。
最新の日記ではマリン対ガットラーの対決小説も掲載しています。こちらも宜しければご覧下さい。
コメントありがとう御座いました!

selsior@gmail.comselsior@gmail.com 2011/04/25 04:41 でた!!バルディオスの最終話!

これもなかなか良い感じだと思います。
豪華版LDBOXを買ったとき、中にコンテで最終回はあったのですがやっぱり映像で見たい!
小説も3種類見ましたが、どれもせつない最終回!

もっとも美しい最終話をこちらで拝見し、納得の希望&未来。
うまい具合に全編をしめくくっておりよいと思います。

映像化、楽しみにしております!(って誰がするの?)


ありがとうございました!

ekuseidchargeekuseidcharge 2011/05/27 17:32 selsior@gmail.com さん
ああ、最近こちらのブログを閲覧する事すら忘れていました。
すいません、本当に申し訳ありませんでした。

バルディオスに興味があるようですね?
最終回は多分、こちらのブログを遡るか、自分で資料を探す位しか見る事が出来ないですよね。
私は、この日記に書かれている通り、やはりこの最終回には納得が行かず、自分で最終回の先に何があるのかを考察してショートストーリー化した次第であります。
以前同人誌でも小説化した事もありますが、既に絶版状態で(汗)
しかしバルディオスに興味ある方は潜在的にかなりいらっしゃるようですよね。
もうバルディオスはやり尽くした感覚がありますが、以前発行した同人誌を再販する可能性は……どうしよっかなあ?

映像化……ただ今バルディオスのスパロボZが登場しているので、その可能性も無きにしもあらずかなーと思っております。

2008-06-13 バル日記38回目

実は結構お気に入りキャラですw

[]クインシュタインファイルズ(eyes only)

バルディオス開発計画>

私はエラ・クインシュタイン。世界連盟から派遣され、BFSの科学開発局長に任じられている。

この記録には、パルサバーン、バルディプライズ、キャタレンジャーの三大マシンに付いての注意点や特筆点を記している。仮定として私の身に不測な事態が起こった場合、プロテクトは解除されこの記録は閲覧可能になる。一般人にも理解出来るように記録するので、専門用語等は出来るだけ使用せずに記す。今後の開発等の参考に役立てて欲しい。

先日、マリアナ海溝にて敵との交戦に際し、異星人マリンは三大マシンを合体させスーパーロボットバルディオスを誕生させる。飛行試験等も行わない危険な行為ではあったが、無事に合体機構が作動、短時間なれど亜空間の飛行を達成させた。全ての事が奇跡的に成功した事に私は安堵すると共に、侵略者同様異星人でありながら勇気ある行動を示したマリン・レイガンに敬意を表したい。

亜空間力学と言う原理は、私がネルドと共に研究していた頃からの研究課題である。俗に言われている亜空間航行とは通常三次元から別次元へと移り、通常空間で受ける障害を完全に無効化させる事が出来る。現実世界で瞬間的に消失する、などと言うSF的な行為を見事にこの力学は可能にしてしまう。理論上は可能である事は研究時代に知識として理解はしていたが、それは机上の空論レベルとも言えた。簡単に言えば、対象物を爆発的なエネルギーで通常空間から別空間へと弾き飛ばす行為である。そのエネルギーは例えて言うなら、このBFS基地の核融合炉を数百個駆使したとしても実現は難しいと言われている。実際にその様な有りえない実験を世界レベルで出来るはずも無く、行ったとしても現段階では対象物がどこに向かったのかも確認する術がない、では意味が無かった。

しかしそれを可能にする物質が現れた。アルデタイトと言う有史以来、未知の物質である。この物質は幾重の次元にも同時に存在する性質を持っており、物質の位相を変える事で、いとも簡単に亜空間への跳躍をこなしてしまう。それをエンジン内で制御し、戦闘機として成立させたのがパルサバーンであり、敵軍の機動マシンである。

現時点で地球側において対象物、つまりバルディオスを亜空間に突入させる事が出来るのはマリン・レイガンただ一人である。亜空間力学に精通し、突入のタイミングを身体で感じながら測り、行う。S−1星で日常的に亜空間を跳んでいた彼にしか不可能な技術である。もし同搭乗員のジャック・オリバー、北斗雷太に操作させた場合、亜空間突入のタイミングを逸し、別次元に間違って跳躍し、永遠に彷徨うことになるだろう。現代においてアルデタイトの確認は未だ成されていない。仮定として発見された場合、敵よりも早く保護する事は最優先事項であると言える。

以上の事柄がマリン・レイガンの所有するパルサバーンから確認する事が出来た。敵軍の技術テクノロジーは我々とそう大差ないと言う事も確認できた訳だが、未知の物質アルデタイトがその差を歴然とさせる。私はその差をイーブンにする為に最新鋭の二大メカの攻撃力と、パルサバーンの技術テクノロジーを合致させバルディオスを完成させる事を考案したのだ。

キャタレンジャーとバルディプライズにはパワーアップの懸案が以前からあった。二大マシンを両足へと構成させ、新技術で構築された戦闘機をボディと見立てる事でその計画は完了する。しかし実際にその計画を行うに当たって、現在の二大メカを大幅に上回る性能を持った機動兵器の製造が難航していた。そんな時、突如として未知なる敵の攻撃を受け、更に新技術の塊とも言うべきパルサバーンが私の目の前で巨大な体躯を横たえている。これは天恵なのか、と改修を行いながら非科学的な事を思案した程である。

マリンの乗っていたパルサバーンは調べれば調べるほど理解に苦しむ部分があった。全長50メートルの巨大な戦闘用機動マシン。しかし戦闘用だと思われていた機体には然程大した武装は積まれていなかった。前部にある大口径のレーザー砲が二門、たったそれだけの武装しかないのだ。それに意図不明なデッドスペースが数多く存在する事も理解を困難にしている。亜空間エンジン内のアルデタイトの余剰出力を兵器転用した場合、現武装を遥かに越えた戦闘力を持つ事は今現在の科学力でも明白である。私はマリンの話した事情から、この機体は本来戦闘用ではない、別の用途を持ったマシンだと言う結論に至った。例えて言うならそれは、放射能除去マシンである。

マリンの故郷である惑星、S−1星では長い放射能汚染により地下への居住を強いられていた。地表での放射能除去が成功すればS−1星人が気密防護服無しで大地を踏みしめる事が可能になる。マリンの父であるレイガン博士は青い空と海、それに太陽の光を浴びる事を夢見ていたと言う。半生をその技術構築に費やし、念願の実験が成功した時にクーデターが起こり、放射能濾過循環システムは永遠に失われた。つまりこのパルサバーンと言う機体は恐らく、そのシステムを搭載し故郷の星を浄化させる目的を持った機体だと思わずにはいられない。

平和への願いを込めて作られたパルサバーンが、今戦闘用のマシンとして再構成される。私にしても常々平和への技術を模索していた技術者である。しかし現実に侵略は行われ、防衛の為の兵器を構築しなければならない。何と皮肉な事であろうか。

デッドスペースに変形機構を搭載し、それに応じた武装を施す。コクピットも改修し、強力な武装を一人でも三人でも使用する事を可能にさせた。その途上、壁面にあるグローブボックスと思われる部位から幼いマリンとレイガン博士と思われる写真を見つける。まるで巧妙に隠されている様であった。マリン本人はそれに気付いていないのかも知れないので、後で伝える事にする。改修の際用途不明のスイッチが多々あるが、出来るだけ現状を維持する為廃さなかった。

武装としては以下に記載する。

ショルダーキャノン…肩部装甲シャッターに収納された大口径実弾砲。

腹部多用途ミサイル…様々な用途に応じて装備されたミサイルラック。

バルディミサイル……両足脛部に搭載されたミサイルランチャー。二大マシンの主武装でもある。

バルディカッター……両足脛前部に装備されたカッター型の刃を射出する武装。目標を「蹴る」事でも威力を発揮する。

パルサーベル………エネルギーの消費を抑える為の近接兵装。胸部シンボルマーク下部に装備されている。基本材質はパルサバーンと同じハイバナジウム‐ニッケル鋼で構成され、驚異的な破壊力を誇る。

バルディクラスター…左腰部に搭載された菱形状の分銅が付いたチェーン型武装。主に敵を拘束する兵装である。

亜空間ビーム…………額部クリスタルから照射されるバルディオスのエネルギー兵装。エネルギーの消費が激しい為、多用は出来ないが、亜空間・現空間を問わず敵にダメージを与えられる。

サンダーフラッシュ…胸部シンボルから発射されるプラズマ兵器。亜空間ビームより威力は劣るが、エネルギーの消費は前者よりも抑える事が可能となった。

現状では上記を全て使用することは出来ないが、最終調整を終えた後には全ての武装の使用が可能となる。防御面としては、戦闘中機体表面に不可視のバリアを発生させる事が出来る為、多少の攻撃にも怯む事は無い。但し、強力な兵装を使用する時はバリア出力が弱まる事があるので注意が必要である。(2100年7月31日 記) 

バルディオス強化プラン>

 遂にバルディオスの戦闘力を上回る敵が現れる事になった。辛うじて帰還したバルディオスの損傷を修復するのは短期間で行える。しかし同じ結果に陥るのなら意味が無い。私は以前から考えていた強化案を機体に施す事を月影長官に許可を求めた。改修、調整を行うのに約一ヶ月の期間を要するが、機体の性能は飛躍的に上がるだろう。特筆すべき点は脳波探査装置を応用したサイコエネルギー感応装置と様々な追加武装である。今まで操縦と兵装の使用を同時に行っていたマリンだが、精神波感応装置をコクピット内に設置する事により、難しい操縦が要求される亜空間突入時であっても兵装の使用が可能となった。操縦者の負担を軽減する事自体が機体の性能を向上させる結果に繋がる、これは人間の戦いの歴史からも証明されている。

追加武装は以下の通りである。

ベストリンガー……機体表面に発生させているバリアを高出力で放出、球形バリアを形成し敵に突貫する中央突破武装。

3Dバルディ………連続で亜空間に突入し、位相を変える事で実体のある分身を発生させる撹乱兵装。

パルサーベル・ドリンキング……二本のパルサーベルを連結させ槍状に、防御に、二刀流にと変幻自在の攻撃が可能。

亜空間シャワー……対象物を破壊する事無く拘束・牽引するトラクタービーム。額部から照射される。

 尚、この他にも追加兵装が存在するが、現在の状況では上記の四つ以外は未開発中。技術者の人員不足が原因でもある。ここに来て連盟から派遣されたアラン技術者が冷凍冬眠刑に処された事が悔やまれる事態である。

最終追加武装は以下の通り。

バルディガード……表面に強力なバリアを放出する追加防御盾。個別にエネルギーを有する為、使い捨ての兵装。

ビームボウガン……亜空間ビームを10秒間照射する事が出来る追加武装。ガードと同じく使い捨て兵装である。

バルディロイザー…バルディオスの最終決戦兵装。第一段階でベストリンガーを上回る高エネルギーを機体から放出、敵巨大戦艦等の内部へと突入。第二段階としてバルディオス本体を三大マシンに分離させ、敵の内側からエネルギーを纏ったまま脱出すると言う絶対破壊兵装。

バルディロイザーは対亜空間要塞戦における切り札であるが、万全の状態で使用した場合でもバルディオスが機能不全に陥る可能性がある。機体に損傷がある場合は絶対に使用してはならない事に留意したい。(2100年12月18日 記)

如何だったでしょうか。クインシュタインの手記と言う感じで書きました。最初これを書くにあたって一番書きたかった事が、

亜空間突入は何故マリンにしか出来ないの?

パルサバーンは何の目的で製造されたの?

亜空間力学ってどんな技術?

体当たりだけで透明円盤潰しちゃうバルディオスって……

サイコエネルギーで動くとか言われてもなぁ……?

と言う事。殆どエクシのデタラメオリジナル設定ですが(笑)だって亜空間力学なんて知らないもん! 粒子加速器とか重力を圧縮して云々とか色々あるけど、その為には莫大なエネルギーが必要、程度にしておきました。因みに亜空間力学はマリン達が2100年に来る以前から研究はされていました。だってデビットとかずっとその力学を勉強してたって言うし。しかしデビットにしてもマリンにしても学者って感じじゃないですよねーと言う感じで今日はここまで〜。

それではまた〜(?_?)ノシ

岬龍飛岬龍飛 2008/06/13 13:07 マニアックな記事書きやがってコノヤロー(笑)

しかしこういうのたまらんなあ。

ekuseidchargeekuseidcharge 2008/06/13 13:51 そしてそっと原稿のストーリー解説の中にひっそりと入れておく(笑)挿入するとしたら26話以降辺りか。年月日は至極テキトーですが、放送年月日を参考にしていたり(笑)