電源を剛力 400W から換装しました

交換したのは ATX 電源ではなく、Seasonic の ATX 拡張ブラケット付き SFX 電源の SS-300SFD という代物。スーパーヴァーサティル・プラス。かっこいい名前です。実は P7K500 や Gentle Typhoon と同じ日に購入していたのですがいままで箱からも出していませんでした。
というのも Antec SOLO は優秀な静音ケースですが、電源はマザーボードを外さないと取り外せないという素敵仕様。更に Turion 64 MT-32 を載せている MSI K8MM3-V は4ピンの 12V コネクタが CPU ソケットの真横にあり、一旦ヒートシンクを外さないと取り外せないのでコア欠けの恐怖がありましたが、なんとか成功したらしく問題なく動いています。
この SS-300SFD は 80 Plus 電源の一覧に載っていることから剛力と比較して高効率であると期待していましたが、その期待に違わず剛力で 54W だったアイドル時消費電力が SS-300SFD では 45W46W にまで低減していました。アイドル時でここまで差があるなんて驚きです。まあ DOS/V POWER REPORT の電源比較記事のグラフを見ていれば当然といえば当然ですが。
更に SFX 電源なので当たり前ですが、剛力と比べてなんという小ささ。ケーブルも細いので SOLO の内部がすっきりました。唯一の難点はシリアル ATA電源ケーブルが当たり前ですが若干短くて、電源コネクタの先端は問題なく最下段まで届くものの、先端手前のコネクタが SOLO だと一番上のベイでないと届かないことでしょうか。Seagete の方を2段目から1段目に変えてしまいました。
しかし剛力は若干埃をかぶっていましたが見た目だけは最高ですね。ヘアライン処理を施された黒光りする筐体。美しいです。さすが価格コムで人気のある電源です。ケースに入れたら全く見えませんが。
DVD ドライブの IDE ケーブルが外れていたため 1W 下がっていたようなので訂正しました。ペリフェラル4ピンコネクタは繋がっていてトレイの開閉はできたのですが、IDE ケーブルが外れるだけで差異があるんですね。