LED照明

一応、勉強の方が一段楽したので、液晶ディスプレイの修理なども含めてLED関連の作成や能力調査を再開する方向で動く予定です。
最も、来年の2月の講習までにそれなりに勉強をする必要が出てきているので、それほど多くの時間が取れないのがネックです。TRPGのキャンペーンの第二幕もあるし。


まずは、現在使用中のLED灯に変わるLED照明の製作からですね。
やっぱり安いLEDを大量に使用して作成している関係、今一明るくない&その割に消費電力が思ったより大きい(前に比べると激減するけど)です。
SHD-HBW02WというLEDを手に入れたのですが、指向角60°で6,000〜8,000mcdという明るさ!! 東亜でも指向角60°では2,300前後だというのに。
ま、もちろん実測してみない事には分からないのですが、それでも東亜のLEDよりは値段が安い*1のが魅力的。
購入店は「しまりす堂」です。
東亜の製品を使ってLED照明を作る場合の制作費などを考えると、このあたりが手の内どころかなと考え、他のLEDの照明能力の測定を待たずに200個ほど購入してしまいました。
まぁ、組み上げて実際の明るさ次第では、キッチンの照明にすればいいんじゃないかなとも考えてますし。


それも含めて、まずは車載のルームランプのLED化で簡単なブランク解消を目論見ました。内容の記述は下記にて記載します。

*1:1個あたりの値段は約半分

いじめによる自殺問題

福岡の中学二年生のいじめによる自殺で、メディア世論は大きくいじめ問題を取り上げだした結果なのでしょう。
飲酒運転は一気になりを潜めましたね。


さて、文科省あたりは大変でしょう。教育委員会も自殺者を出した学校も大変です、
まぁ、何しろ文科省にいじめによる自殺予告が届き、予告を出した人かどうかは不明ですが、自殺者は予告日及び以降で止まんないんですから。
愉快犯による文科省へのいじめ自殺の手紙なのか、本当に出してきたのか選別はほぼ不可能でしょう。
あまりに数が多いので、文科省は愉快目的での投稿は止めて欲しい等のコメントをだしましたが、そんなコメントを出せば、本当に助けを必要としている人が出せなくなってしまいますので、やってはいけないコメントをしてしまったのも、自殺が止まらない背景の一端を担っていると思っています。

車載ルームランプのLED化

すでに多くの方が実施されているし、専用球の工場生産品も販売され、値段もお手軽になっている車用のLEDルームランプ。
しまりす堂では1個400円程度で売っていますので、従来の5W球を購入するよりはこっちを購入した方が建設的でしょう。


もちろん、LED化ということですから自作はあたりまえ。
市販品の場合、LEDの個数は6個。おそらく、直列3個を1グループとして並列で2列組んでいる設計だと考えられます。
車内灯用の電圧を12Vとすると、


3.8x3=11.4 12-11.4/0.02=30 


30Ωの抵抗をそれぞれの列に取り付けていると考えられます。ただし、車なので電圧がかなり変化するという事実を考慮すると、抵抗を取り付けているとは考えにくいです。
レギュレーターあたりで12V制御しているんじゃないかなぁーと考える次第。
ただ、写真を見る感じレギュレーターが見えないんで、後ろに設置してあるのかそれとも定電流ダイオードで電流制御をしているのかもしれないです。
まったくなにもしていないって事はないと思うんですが、しります堂でまた別の品を購入する機会があれば、一緒に購入しようと思いますので、コメントはその時に。


で、市販品のLEDの電力は0.48Wです。5Wが約0.5Wと1/10になるのはかなりエコだと思います。


市販品の感想はこのくらいにしておいて
今回私が作成するLEDルームランプに使用するLEDは、同上のお店で購入したLEDを使用します。
市販規格の電圧が3.0V〜3.2Vですので、直列3個ではなく4個使用します。こうすると、動作規格の電圧は12V〜12.8Vの間となるわけです。


さて、車のバッテリーの電圧はどの程度かというと、12.5〜13Vの間に大体は収まっています。
バッテリーの電圧がこれ以上落ちると、エンジンがかからない危険性があるのでバッテリーの交換を考えないとなりません。


エンジン起動後のオイルネーターから供給される電力の電圧は14.6Vでした。なので、電圧制御は必要です。


さて、安く仕上げるのであればレギュレーターを使用してください。1個100円程度で低消費の奴が購入可能です。
これを、定電流ダイオードを使用する場合、1個50円から80円の出費が必要であり、設計次第で500円まで膨れ上がります。


今回私はとことん消費電力を抑える方向でいきたいと思ったので、レギュレーターに使用される電力をケチりました(笑)


まずはルームランプの取り外しからです。

ekワゴンのルームランプ取外し


取り外しは簡単でした。ネジ2本で固定されているのでそれを外し、下に引っ張ればOK。
差込型のコネクタを使用していたので、設置も簡単です。
eKワゴンのルーム球は8Wでした。かなりびっくり。


さて、ここから設計を始めたのですが、かなり悩みました。
深さが無いので、前面に設置するスペースが無いのです。
わずかな隙間にフラットタイプのLEDを使用し、前面のわずかなスペースにはチップタイプのLEDを使用することが頭に浮かびましたが、それだと明るさが十分に得られそうに無い感じです。
FluxLEDを購入してそちらを前面に設置使用とも考えましたが、その場合でも前面のわずかなスペースに入る感じはしません。
ですので、ルーム球のわずかなスペースに設置する事にしました。



自作ekワゴン用LEDルームランプ


4×4の16個使用です。こういう無茶が出来るのが、自作の強みでしょう(笑)
そのままだと綺麗に並ばないので、LEDの根元の出っ張りをペンチを使って加工しました。
ちなみに、設計上の電力は0.96W(1.12W)になります。
元が8Wだったので、1/8ほどの低電力化



自作ekワゴン用LEDルームランプ2


写真画像のような形で、定電流ダイオードを設置し、電流制御をします。



LEDルームランプ取り付け


形はかなり不恰好になりましたが、取り付け取り外しは前のルームランプ同様に行えるのが特徴です。



設置後


LED16個使用は伊達じゃない!!
体感で言えば、8W球に遜色は無いし、前よりも明るさの範囲が広く感じます。まぁ、eKワゴンのルームランプのランプ位置が悪かったという感じがしなくもありませんがw
ただ、本当に明るいかどうかというと、前の電球が肌色色で今回は白色なのでどうも比較しにくいのが欠点ですね。
機会を見て、直下とトランク、センターメータ付近の照度を測って比較してみようと思います。


さて、気になるお値段ですが


LED @55 *16 = \880
ダイオード15mA @60 *4 = \240
ダイオード10mA @60 *2 = \120
計 \1,240


基板の値段や半田の値段を入れても、\1,300程度だと思われます。
市販品の約三倍(中国製)前後。あちらは6個使用だからそっちを加工して18個使用のルームランプを作成した方が倹約的かなと少し感じます。
その場合、消費電力は1.5Wとスペース的な設計問題もありますが。