2011-10-29 [LED]LEDシーリングライトの効率が笑えるほど悪い件について

東芝(63.8lm/W)*1やシャープ(78.1〜81.3lm/W)*2が発表しているLEDシーリングライト(主に家庭用に使用する照明)の効率が悪すぎて、正直言えば高いだけのメリットが無い製品だなという印象しかありません。
これを買うなら、インバータータイプのシーリングライトの方が良い。という感想を最初は持ちました。
一方、シチズン電子株式会社が最大効率155lm/WのLED素子(照明用)を発表*3しています。
もうちょっと効率よくならないのか? と疑問しか出てきておりません。つーか、最近発表されている製品はどうにも効率が落ちてきているような・・・・・・・
で、どの程度のエネルギー効率のさなのかな?とおもって、「シーリングライト インバーター」でググり、最初に出てきた製品の型番から仕様データを検索してみました。
蛍光灯シーリングライト HHFZ4191
http://ctlg.panasonic.jp/product/spec.do?pg=06&hb=HHFZ4191
この製品の効率は109.3 lm/Wで、器具光束分を考慮し3割落ちの76.5lm/Wとしても、東芝よりも13%も省エネであり、シャープ製品に若干劣ると言う状況です。
さらに言えば、スパイラルパルックシーリングライトというのがあり、全光束が114.0lm/W〜124.3lm/Wですので、器具光束分の3割落ちしたとしても、87%ですので、東芝LEDシーリングライトよりも1.3倍程度の効率の良さなわけで、、、、
常にMAXで運転するわけではない、調光や調色などの様々な蛍光灯には出来ない機能*4があるとはいえ、これは酷いとしか言えません。
この数値の唯一の懸念は、ランプの光束が「全光束」な点であり、カバー分の損失を3割で計算していますが、カバーの透過率も向上している点と*5、大和ハウスの「エネボ」でもわかる通り、反射板の効率は100%弱と言われるレベルまで達成できている状況です。
なので、3割と言う数値は正しくはなく、実際はもっと効率が良い可能性が高い(1割落ち程度の可能性もある)為、器具光束での比較でなければ数値の信頼性が担保されません。
もし、LEDシーリングライトの購入を検討しているご家庭があるなら、迷わず「やめろ」と言いますね。
「買うならスパイラルパルックシーリングライトだよ。金額を安く抑えたいなら、普通の(ツインPa)インバーター型のシーリングライトだね」
という風にアドバイスしますね。
具体的な経済的価値について考慮しますと
・まず、双方の価格に一万以上の差があります。
・仮にLEDの方が効率が2割良い物が発売したとします。
・一万円分の電気代を消費電力に換算すると、454kwである。
・蛍光灯の消費電力が80Wとし、LEDが2割効率が良いので64Wの16Wエコ
・16W省エネ分を金額で一万円分取り戻すためには454kw÷16W=28,375時間運転
・一日10時間、365日毎日運転した場合、改修するのに8年弱
・8年後にはLEDは今の二倍以上の効率の良い、値段も安い品が出ている。
・だが現実は、蛍光灯とLEDのエネルギー効率に差はない。
結論:やっぱりアドバイス通りでFaである。
ただ、ホームセンターや大型家電屋で展示している蛍光灯ですが「インバーターではない」製品が見られます。効率計算してみると、ラビットやグロースタータータイプの物もあるようで、、、、
予想ですが、ホームセンターや大型家電屋は「安さ重視」している関係で、インバーターよりもラビットやグロータイプ*6を重視しているんだと思います。
今年の冬も、節電を求められる可能性がありますが、安易にLEDには手を出さず、スパイラルかインバーターを購入する方が省エネになりますのでご注意を。
なお、廊下やトイレなど、電球タイプの器具を使用している所を買えるのであれば、LED電球でセンサー付きの物をお勧めします。
または、センサーを別途取付+白熱球が良いかと。
理由は、センサーを組み合わせる方が省エネである点と、蛍光灯は応答速度が遅いがLEDや白熱球は早い点と、周辺温度が低いと蛍光灯はチラつく場合があるが、LEDや白熱球はそれが無い点があるからです。
廊下やトイレまで暖房を入れているなら、ちょっと話は変わってきますけどね。
話が逸れましたが、LEDのシーリングライトは省エネではなく、増エネであるということです。
購入検討している人はやめましょう。
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本記事は2011年11月の物で2012年5月の状況を踏まえた内容を書きにまとめております。この記事だけでなく、併せてご参照ください。
■次の記事:LEDシーリングライトの2012年5月の今!?
*2:LEDシーリングライト「ELM(エルム)※2」3機種を発売
*3:【製品】世界最高レベルの大光量照明用白色LED“CL-L330(26W)” “CL-L340 (41W)”を開発−当社従来比2倍以上の大光量を実現−
*4:調光は蛍光灯でも可能だが、出力と効率は比例して落ちる関係にあるが、LEDはそれが無い
*5:LEDに使われている白色カバーの透過率は95%を超えると言われている
*6:下手すればインバーターより半分以下の値段
おっとそう言えばパチンコの換k
太陽光はまったく同意です。ピークカットにもならない。
あれやるくらいなら間違いなく太陽熱温水でしょう。
インバータ式からの交換では省エネ効果は期待できませんので、新規もしくはグロー式器具からの買い換えの場合で、インバータ式程度の価格であれば悪くないかも・・・といったところでしょうか?
90lm/W〜100lm/Wvs70lm/W〜80lm/Wとなり、2割〜3割ほどLED器具の方が悪いという結果になります。
半分ほどカバーロスがあると言う奴は、埋め込み式タイプとかそのあたりではありませんか?
そちらではデータシートで全光束9600lmが器具光束になると4800lmと言う物を見たことがありますので。
を見ると、実測の明るさで蛍光灯より明るくしてもLEDの方が低消費電力みたいですね。
はじめまして、毎度です。
記事の紹介、ありがとうございます。
蛍光灯とLED、本日はこの記事自体がすでに半年前の物であることも踏まえ、紹介していただいた記事をベースに1本書き上げました。
http://d.hatena.ne.jp/electrosphia/20120520
今後のご参考になれば幸いです。