eliyaの日記

2011-02-24

経済学の役割とナイトの不確実性 14:08

世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまでに関する極東ブログの書評を見て、経済学の役割について思うところがあったのでメモしておきます。(本は読んでないです。書いてあったらすみません。)



経済学の本質的な要素として、ノーフリーランチとトレードオフについて触れられています。これらのカタカナ語は、外生的な制約条件の存在を示唆します。もっというと、制約条件の内容と取りえる選択肢が既知であることを前提にしています。


マクロ経済学について

マクロ経済学は、制約条件が完全にわかっても、モデルが十分に複雑であるので解が自明ではない、という意味で経済学的アプローチと親和性が高いです。

ミクロ経済学について

ミクロは制約条件がわかってしまえばほぼ結論は自明です。スマートにエージェントが直面する条件を見抜いたモデルを作ったり(例:力士は勝ち越しか負け越しかで効用が大きく異なり、星の貸し借りは可能である)、優れた計量経済学的手法でパラメータを推定するのがポイントだと思う。


経営学について

経営学は制約付き最適化ではないように思えます。経済学者(のたまご)からみると、経営の本質は、労働者数や資本投入量を調整することではなく、いかに企業が直面する制約条件を知り、それを緩めていくかのように思えます。もちろんこれは広い意味では制約付き最適化とはみなせますが、選択肢(あるいはありうる選択肢の束の集合)や、それを選んだ際の期待利益すら既知でないという意味で、私が知っている範囲の最適化問題とは違います。



うーん、経済学的手法って日常生活では役に立たなそう。マクロ経済学の分析と日常生活の分析違うし。

意思決定科学あたりで私が検討したことは一通り考えられているはずなので、あとで調べてみます。

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