アメリカフヨウ、ルリタマアザミ

札幌、雨曇り。涼しい。気温が一気に10℃近く下がった気がした。

今朝の藻岩山。

道端、原生林の下草に、ツユクサ(露草, Dayflower, Commelina communis)が急に目立つようになった。昨日記録したムラサキツユクサ(紫露草, Tradescantia ohiensis)とは属(genus)が異なる。

タンポポ公園に三本あるエゾノコリンゴの木の一本に、なんと、ひとつだけ実が成っているのに気づいた。真冬に初めてエゾノコリンゴを同定したときのとこが思い出される。


昨日フヨウ(芙蓉あるいは木芙蓉、Hibiscus mutabilis)と記録したこの花について、pirikainankleさんからアメリカフヨウではないかとご指摘いただいた。私も調べている最中に、アメリカフヨウのことはちょっと気になっていたのだが、フヨウはフヨウだ、と妥協して、それ以上追求するのを止めてしまった。しかし、「違和感」は消えず、今朝も気になって撮影していたのだった。(詰めが甘い!)pirikainankleさんのご指摘を受けて、調べ直した結果、アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉、Hibiscus moscheutos)、別名クサフヨウ(草芙蓉)に違いないと判断した。

ところで、私のアオイの仲間に惑わされ続けている記録は、そもそも草のタチアオイをフヨウだ、フヨウだと大喜びした時から始まった。現在町内ではすでにタチアオイは終わりかけていて、各種ムクゲが咲き誇っている。その後、木のムクゲをフヨウだ、フヨウだとぬか喜びし、その時点でフヨウが見たいという気持ちが萎えてしまったせいで、ちょっと変わった大きな花を違和感を覚えながらも、草に見えたのでタチアオイと記録してしまい。しかしそれが実は待望していたフヨウであったことに気づかされ、しかもさらにそれがフヨウはフヨウでも、草のアメリカフヨウ(これはなかり複雑に交配されたもののようだ)であることに気づく、という経過を辿っている。

これは木だったので、ムクゲだと思う。

定点観測しているナシは、直径5センチくらい。カビが生えたものが目立つ。このカビは6月27日にサクランボに寄生しているのを記録し、mmpoloさん(id:mmpolo)に教えられた「灰色かび病菌」と同じように見えた。

こちらの定点観測している直径6〜7センチに生長したセイヨウナシには今のところ、カビが生えたものは見ない。もしかしたら、同じナシでもこちらにはカビは生えないのだろうか。

庭でブドウを栽培しているお家がある。羨ましい。何ブドウだろうか。未同定。

思いがけない場所、あるお宅の庭の奥に、大型の球形のアザミと思しき群生を見かける。ズーム撮影した。ルリタマアザミ(瑠璃玉薊, small globe thistle, Echinops ritro)のようだ。