Hatena::ブログ(Diary)

三上のブログ

2010年08月28日

知念ウシ(ちにんうしぃ)の日本自立論

| 知念ウシ(ちにんうしぃ)の日本自立論を含むブックマーク 知念ウシ(ちにんうしぃ)の日本自立論のブックマークコメント

沖縄核密約もあることだし、池澤夏樹に噛み付いたことでも知られる知念ウシ(ちにんうしぃ)さんの「日本こそ沖縄から自立すべし」という立論は痛快に正しい。


f:id:elmikamino:20100824231810j:image:w600

f:id:elmikamino:20100824231808j:image

朝日新聞(朝刊)2010年8月24日


知念ウシさんはかつて沖縄を訪れる日本人観光客にも噛み付いた。よく分かる。


沖縄には日本(本土)から年間五百万を超える人が来るそうだ。

 バニラシェイク色の手足、日焼けではれた皮膚、半ズボンからむき出しの足に揺れる黒いすね毛。赤い唇。細い目。なまりのある大きなうわずった声。目深にかぶる帽子。日傘。サングラス。雑誌にのってる服。アイロンのかかったシャツにズボン。ノーネクタイ。肩の落ちたアロハシャツ。握りしめたガイドブック。カメラ。おどおどして同時に傲岸(ごうがん)な目つき。組んだ足。発音の違う沖縄語。台風が来ると怒る。曇ると怒る。交通マナーを守らない「わ」ナンバー。勝手に子どもの写真を撮る。葬式の写真も撮る。

 「沖縄が好き。癒やされる」。どこにでも入れる魔法の無料チケットみたいに言う。

 いつも思うんだけれど、この人たちは沖縄から帰ったあと何をしているんだろう。

 「ねえ、どうしているんですか? 沖縄から帰った五百万人が国会議事堂に直行して座り込めば、沖縄の基地は一挙になくなりますよ。沖縄が好きなんでしょう。基地をなくしてくださいよ。そしたら、もっといい沖縄になりますから」。

 何回か聞いてみたことがあるけれど、みんなシーンとなっちゃうんだよね。「沖縄が好きなら基地を一つずつ、持って帰ってもらえませんか」と言うときもそう。ま、まさか、基地のある沖縄が好き? えっ、まじ?!

 もし、基地があるのがお好きなら、ますます、どうぞ、テイクアウトでお願いします。(むぬかちゃー)


「沖縄に来る人 知念ウシ:こころの風景」(asahi.com, 2004年05月18日)


参照

謎の男の謎の話

| 謎の男の謎の話を含むブックマーク 謎の男の謎の話のブックマークコメント

f:id:elmikamino:20100828130159j:image

アキアカネ(秋茜, Autumn darter, Sympetrum frequens


f:id:elmikamino:20100828130728j:image

サフラン公園


f:id:elmikamino:20100828132026j:image

謎の男は、松前家墓所の召使の墓石の謎について語った。

月光

| 月光を含むブックマーク 月光のブックマークコメント

f:id:elmikamino:20100828222742j:image

午後10時21分。

蛹、死のプログラム(apoptosis)

| 蛹、死のプログラム(apoptosis)を含むブックマーク 蛹、死のプログラム(apoptosis)のブックマークコメント

f:id:elmikamino:20100828130157j:image

f:id:elmikamino:20100828130201j:image

アゲハチョウの蛹か、未詳。


蛹といえば、人間の精神の蛹化、羽化のようなことを考えてしまう。蛹のまま羽化できずに終わる、とか。それは〈死〉をうまくプログラミングできない場合である、とか、、。「自分のこと、言ってるの?」


蛹(さなぎ)は、昆虫の一部のものが、成虫になる寸前にとる、成虫に近い形で、ほとんど動かない一時期をさす。また、成虫になるための準備期間であることから転じて、成長を遂げようとする人を比喩的に指して使う場合もある。多くの昆虫は幼虫から成虫へと変態を行う。バッタやセミなどでは、幼虫の体は成虫と比較的よく似た構造をもち、幼虫の背には小さな羽が見える。このような昆虫は、幼虫から脱皮によって直接に成虫が生じる。このようなものを不完全変態という。それに対して、チョウやコガネムシなどでは幼虫は成虫と非常に異なっており、幼虫の体はひたすら餌を食べて栄養を蓄えるのに向いた形態をとる。彼らの体は概ね、餌を認識する最低限のセンサーと消化器官から出来ているといってよい。しかし、成虫になる一回前の脱皮の時に、成虫の構造を小さくまとめたような姿になる。これが蛹である。完全変態の昆虫では、蛹の段階において身体の大改造が行われ、成虫の体は、一般的には飛翔能力を含めた高い運動性を備え、異性と出会い交尾し子孫を残すのに都合が良い形態となる。このような変態を完全変態という。蛹は成虫の大まかな外部形態だけが形成された鋳型である。その内部では一部の神経、呼吸器系以外の組織はドロドロに溶解している。蛹が震動などのショックで容易に死亡するのは、このためである。幼虫から成虫に劇的に姿を変えるメカニズムは、未だに完全には解明されていない。蛹は、多くの場合、成虫の形から、体を膨らませ、羽を縮め、手足をすくめ、それらを体に密着させた形になっている。鱗翅目は羽が大きいため体の大半を包み込んでしまい、脚や触角などは体に沿うように添えられている。(蛹 - Wikipedia


多くの品種の幼虫は、5齢で終齢を迎え、蛹(さなぎ)となる。蛹化が近づくと、体はクリーム色に近い半透明に変わる。カイコは繭を作るに適した隙間を求めて歩き回るようになる。やがて口から絹糸を出し、頭部を∞字型に動かしながら米俵型の繭を作り、その中で蛹化する。絹糸は唾液腺の変化した絹糸腺(けんしせん)という器官で作られる。絹糸腺にはセリシンという糸の元になるタンパク質がつまっており、これを吐ききらないとアミノ酸過剰状態になり、死んでしまうのでカイコは歩きながらでも糸を吐いて繭をつくる準備をする。また蛹になることを蛹化というが、養蚕家は化蛹(かよう)という。蛹繭の中でカイコの幼虫は丸く縮んで前蛹になる。これはアポトーシス(プログラムされた細胞死)が体内で起こっているのであり、体が幼虫から蛹に作りかわっている最中なのである。その後脱皮し、蛹となる。蛹は最初飴色だが、だんだんと茶色く硬くなっていく。羽化すると、尾部から茶色い液(蛾尿という尿。つかんだりしても敵を驚かせるために出す)を出し、絹糸を溶かすタンパク質分解酵素を口から出して自らの作った繭を破って出てくる。成虫は全身白い毛に覆われており、小さく退化した翅を有する。成虫は飛翔能力を全く持たない上、口吻が無いため餌を取ることは無い。交尾の後、やや扁平な丸い卵を約500粒産み、約10日で死ぬ。(カイコ - Wikipedia


アポトーシス (apoptosis) とは、多細胞生物の体を構成する細胞の死に方の一種で、個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞自殺すなわちプログラムされた細胞死(狭義にはその中の、カスパーゼに依存する型)のこと。これに対し、血行不良、外傷などによる細胞内外の環境の悪化によって起こる細胞死は、ネクローシス (necrosis) または壊死(えし)と呼ばれ、これと区別される。Apoptosis の語源はギリシャ語の「apo-(離れて)」と「ptosis(下降)」に由来し、「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味である。(アポトーシス - Wikipedia


プログラム細胞死(プログラムさいぼうし、英語:Programmed cell death, PCD)は多細胞生物における不要な細胞の計画的(予定・プログラムされた)自殺である。組織傷害などで細胞死を起こす壊死と異なり、一般にはPCDは生物の生命に利益をもたらす調節されたプロセスである。PCDは植物、動物、一部の原生生物で正常な組織形成や病原体などによる異常への対処として働く。(プログラム細胞死 - Wikipedia


細胞動物の高度に組織化された細胞社会を構築・維持する上で、アポトーシスはきわめて重要な役割を果たしている。例えば昆虫では、蛹化の際には唾液腺などの幼虫器官が組織崩壊し、成虫原基の養分となる。これは、蛹化ホルモンであるエクジソンが、幼虫細胞アポトーシスシグナルを誘導するためである。

Regulation of cell death: Lessons from flies and mammals(川口将史「COE外国人研究者等セミナーレポート」

ラルマナイ渓谷

| ラルマナイ渓谷を含むブックマーク ラルマナイ渓谷のブックマークコメント

f:id:elmikamino:20100827214643j:image

f:id:elmikamino:20100827214636j:image

f:id:elmikamino:20100827214644j:image

f:id:elmikamino:20100827214641j:image

f:id:elmikamino:20100827214639j:image

f:id:elmikamino:20100827214634j:image

f:id:elmikamino:20100828152511j:image

恵庭市を流れる漁川(いざりがわ)の支流ラルマナイ川白扇の滝。近くには滝としてはもっと見応えのあるラルマナイ滝、三段の滝がある。その辺り一帯をラルマナイ渓谷と呼ぶ。紅葉の頃には大勢の見物客が押し寄せる。私たちが立ち寄った時には他に人はいなかった。熊がひょっこり現われてもおかしくない凛とした空気だった。滝と言えば、観光スポットからは外せない風景美の象徴であるとともに、古くから信仰と結びついて精神の鍛錬、修行といったイメージを喚起させる。特に激しく落下する水は穢れをきれいさっぱり洗い流してくれそうだ。だが、少なくとも私のケガレを洗い流すには、日本の滝では無理だろう。せめてイグアスの大瀑布ほどの水量が必要だろう。「それでも無理よ」。


f:id:elmikamino:20100828145956j:image

ミズナラ水楢, Japanese oak tree, Quercus crispula


f:id:elmikamino:20100827214640j:image

ハリギリ(針桐, Prickly castor-oil tree, Kalopanax pictus


f:id:elmikamino:20100827214638j:image

アカイタヤ(赤板屋, Mono maple or Painted maple, Acer mono ver. mayrii.


f:id:elmikamino:20100827214637j:image

ハルニレ(春楡, Japanese elm, Ulmus davidiana var. japonica


関連エントリー

rotring1984rotring1984 2010/08/30 10:11 三上先生、こんにちは。
松前家墓所の謎とはどういった話なのでしょうか?気になります(^^)
昨日、福島町千軒の松前神楽を見てきました。「ヨーソロー(良う候)」と、周囲の方々と声を出し、千軒そばを食べて楽しく過ごしました。
獅子に頭を噛んでもらいそびれてしまい、次回こそは!と思っています。
松前家墓所は一見の価値がある場所です。近いうちに写真をお送りします。

elmikaminoelmikamino 2010/08/30 14:56 そもそもなぜ召使の墓が? そしてその素性は? が謎です。さらに、それと関連しているかもしれないと予感するのですが、謎の男が見せてくれた松前家墓所の写真には、墓所の隅っこに小さな墓石が寄り添うように固まってあります。

rotring1984rotring1984 2010/08/30 17:32 家臣ではなく、召使ですか?興味深いですね。
誰の墓の隣にあるのでしょうか…。松前のお墓には、犬のお墓もあったりします。召使のお話、松前の墓標調査経験者の上司に聞いてみます。

謎の男性は、どこから来たのでしょうか?
不思議だらけです。

elmikaminoelmikamino 2010/08/30 21:17 「謎」とは半分冗談ですから、あまり気にしないでください^^;