資金計画とは「一番大事な目的をしっかり認識する」ことです

資金計画とは「自分の安全な予算を把握する」と云うことです
　　　
今回は、安全な予算を組むためにはどうすればいいか？と言う話です。

それは、『家づくりの目的』を知ることです。
あなたの家づくりも
まず、正しい資金計画をするには、
「生活を楽しむこと」を目的とすべきです。
そのことをしっかり認識することです。

「楽しい生活を送る」ことを、家を建てる目的にしなければいません。
でも実際、家づくりが始まると、何とか良い家にしようと努力します。
建物ばかりに焦点がうつって、
楽しく暮らすという一番の目的が横に追いやられてしまいます。
家づくりが進めば進むほど、建物の話になっていきます。
それは、家を建てる業者さんもそうです。
業者側も、ほとんど建物の話しかしません。
（私も業者です、十分注意するように気を付けます）

いかに良い建物にするか。
いかに長持ちする家にするか。
彼らは、そういうことには確かに長けています。

しかし、建物があなたの夢を提供してくれるわけではません
新築したからといって、勝手に夢の生活が始まるわけではありません。
ごくごく当たり前の日常生活を送ることになります。
その日常生活で、どういう生活をおくることが、自分にとって一番いいのか？
それは、それぞれの家庭によって違います。
価値基準によって違います。

ですから、
自分が生活を楽しむためには
どういう家にすべきかという観点で考えるべきです。
本来、家を建てることは手段のはず。
しかし、建物が目的になってしまうんですね。
目的を間違えないこと、それが一番大切なことです。
それは、無理な資金計画にしないことなのです。

例えば、設備を決めるとき、その設備を入れることによって
更に楽しい生活ができるのか？
無理な資金計画にならないか？
全て何かを決める時には必ず、
自分達の生活がより楽しくなるかどうか？
無理な資金計画で生活が苦しくならないか？
そういう判断基準で考えると、建物に焦点が行かずにすみます。
ぜひ、生活に焦点を合わせた家づくりをしてください。
家は新しくなったのに、家族がバラバラ。
残念ながら、そういう家庭が多く見られます。
それは特に、狭いアパート住まいの方に多いみたいですね。
なぜなら、新築の家はアパートより広くなるからです。
当然、部屋も増えるし、広くなり、快適になります。
すると、家族それぞれが
自分の部屋にとじこもるようになります。
それは、家族のコミュニケーションが減ってしまうことなのです。
家族が同居人になってしまうという問題が起きてしまうのです。
アパート住まいの時は、部屋数が少ないので
どうしても１つの部屋にいる事になります。
その時は、家族が一緒にリビングダイニングでだんらんを楽しんでいたはずです。
しかし、新居では食べ終わったらそれぞれが自分の個室に行きます。
そして、朝まで顔を合わすことがない。
そういう家庭をよく見ます。
そうならない工夫した家づくりを考えてください。

また、無理な資金計画をすると、
後々返済できなくなり家を手放すことにもなりかません。
そうならないためにも、ぜひ安全な予算を組んで下さいね。

今回は、資金計画についての話で
資金計画では「一番大事な目的をしっかり認識する」こと
まず、家を建てる目的は生活を楽しむこと。
間違っても家を建てることが目的にならないようにと言うことでした。

次回は住宅ローンの話です。
是非、次回もご覧下さい

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