元気玉に守られて

今日もまた、はなに面会に行って来ました。

昨日は、はなが私に気付いてしまい、騒ぎ出してしまったので

今日はTVモニター越しの面会になりました。


モニターが繋がって、最初に画面に映ったはなは

立ち上がっていて、必死にホリホリ〜しています。

せっかくきれいに敷いてあるペットシーツをひたすらホリホリ

そして狭い酸素室内をクルクルと回って、またホリホリ〜です。

そして、立ち止まってハァ〜ハァ〜。

でも、昨日はじっと寝そべっていましたから、今日は活動的に見えます。


受付のお姉さんが診察室へ入って、写メを撮って来てくださいました。

映りはイマイチなのですが、舌の色がキレイなのがわかります。


この後、先生の手が空くまで30分以上、ずっとはなを見続けました。

もちろん、時々ハァハァはするものの、動きも舌の色も

昨日までより、良くなっているようです。


心の中で一生懸命はなに話しかけました。

「皆さんが応援してくださってるからね」

「大丈夫、必ずお迎えにくるから」

「それまで、ゆっくり休むんだよ」


その内、横になったはなは静かに眠り始めました。

お腹が上下に動くのを観察してみると

一昨日の朝より、呼吸の間隔が少しゆっくりになって来ている気がします。

その後はなは、慌ただしく動く先生や看護婦さんたちの気配や物音に反応し

目を覚ましキョロキョロ。そんな表情も、やや生気が戻ったかも。


胸の中に、徐々に期待が膨らんできました。

どうか先生の診立てでも、回復していてほしい。

ガッカリしたくないな〜と思いながら

あんなにホリホリして、点滴の管が取れてしまわないかしら

あ〜、目ヤニを拭いてやりたい、などと考えていました。


やがて、先生に呼ばれて診察室内へ入り、今の状況をうかがいました。

酸素室の外へ出ると、まだ呼吸は乱れてしまうけれど

中にいる分には、だいぶ落ち着いてきたので

早く家へ帰してあげましょう、とのこと!


私も昨夜主人と相談し、無理のない範囲でなるべく早く家へ帰してやってほしいと

お願いするつもりでいましたが、先生の方が先にそう提案してくださったので

とにかくホッとしました。

もちろん、外に出せば何が起こるかわからないと釘を刺されましたが

そこは重々承知した上で、あくまでも自己責任で連れて帰りますのでとお伝えし

酸素ケージの業者さんへの連絡をお願いして、家へ帰って来ました。

その後、すぐに業者さんから連絡があり、明日中には設置できそうです。

そして、金曜日にははなをお迎えに行けることになりました。


あと2日だけ、今のまま大きな問題なく過ごしてちょうだいね。

もうお家へ帰れるからね。

何とかして、その知らせをはなに伝える術があればいいのに。


すっかりご心配くださり、またたくさん応援してくださった皆さま。

皆さまの元気玉に守られて、はなは無事に再び我が家へ戻れそうです。


本当にありがとうございました。

皆さまとこうして繋がっていることが

私にとってどれほど大きな意味を持っていたことか

一人ではない、と言う思いはいつも私を強くしてくれました。


はなは、今もずっと元気玉に守られています。

だからもう大丈夫。金曜日に皆さんに改めてご報告ができるのを

待ちきれない思いです。