桜の咲く頃

こんにちは。 はなです。


低い位置からご挨拶。


前回は私がちょっと寝ている間隙を突いて、emihana が勝手に

あんな気色の悪い記事を載せてしまいました。

本当に油断も隙もあったものではありません。


今回は、満を持して私が再登場です。ご安心くださいね。


さて、先週の土曜日、お父さんは一人ニイハオの国へと旅立ちました。

初めての単身赴任ですから、お父さんよりもっと、私の方がどきどき

色々心配してます。お父さん、一人で大丈夫かなぁ。


お父さんが発った日はまだほころび始めたばかりだった桜の花でしたが

昨日はほら



この場所は emihana 家から歩いて数分のところにある「太田道灌首塚」と言う名所なのです。

太田道灌・・・? どこかで聞いたことがありませんか?

江戸城を建てたのはだあれ?

emihana が子供の頃クイズであったそうです。(答えは大工さん)

江戸城築城に関わったえらい人だったらしいですが、最期は主君に疎まれ

暗殺されたみたい。しかもその首と胴は別々の場所に葬られたんだとか。

昔の人は、恐ろしいことをしますね〜。残酷。


それはともかく、首塚の桜です。


これは2008年の様子ですね。


そして、その日の私。


数日前、一足先に広州に赴任して行ったお父さんにこの写真を送ったんです。

この時は一月半くらいして、私もemihana と一緒に追い掛けて行きました。


そうです。こんなに悲惨な目に会わされて・・・


飛行機のことを思い出すと、いまだにげんなりとします。


結局、1年任期が伸びたのでしたが4年後、無事に日本の土を踏むことができました。

あの節は応援、ありがとうございました。


それからさらに1年後の桜です。


その日の私。


つまり、私がそちらの世界で最後に見た桜と言うことになりますね。

もっとも、この時私が見ていたのは地面だけでしたが。


桜の花は毎年ちゃんと咲いて、ちゃんと散って、そしてまたちゃんと咲きます。

来年も再来年もその次の年も、春が来れば咲くんです。


だから、お父さんには気楽に考えてほしいと思います。

仕事のことはわかりませんが、一人で寂しいって思っても

いつまでも一人ではないんですから。


って言うか・・・私はもうずっと、お父さんの側に引っ付いているのに

お父さんは気が付かないんでしょうか?


emihana は「私は平気だから、お父さんのことを頼むね」と言いましたけど

私だって、emihana のことはあんまり心配してません。

オバサンって、強いですもんね。


私はいつだって、お父さんのこと、側で見てますよ。


そちらでも、そうだったでしょ?


よぼよぼ〜になってからだって、ずっとそうでした。


だからどうか、少しは安心してくれませんか?




そんなわけで・・・私は今、ニイハオの国にいます。


だけど、皆さんが呼んで下さったら、あっと言う間に飛んで行きますからね〜。


これからもどうぞよろしくお願いします。



これは少し若い頃(2005年)の私と桜とお父さんです。