まだあった〜!


こんにちは。 はなです。



ほぼ7年前の私です。




ほぼ7年前という事は、私はほぼ15歳でしたね。

とか言ってたら、ほぼ、ほぼ、うるさいって〜

ヘタレおばさん。面白くなさそうな顔してますよ。

何でも最近、みんな「ほぼ」のこと「ほぼほぼ」って言うのが

どうにも気になるんだそうで、「ほぼは1回でじゅうぶんじゃないか」

「わざわざ言いにくくする必要ないのに」だって〜

もう、そんなことそうだっていいと思いませんか?



それはともかく、7年前の私はまだ広州で暮らしていました。

寄る年波には勝てず、心肥大がひどくなって来て

時々発作も起こしてましたし、咳なんかにも悩まされていて

それまでの獣医さんだけではなく、北京からたまにやって来る名医の診察も

受けるようになっていたのです。
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だからどことなく、本調子ではなさそうですよね?




名医の見立てによれば、しつこい咳は心臓が肺を圧迫しているせいで

肝臓も圧迫され、どうやら怪しげな影も見える、血圧も高い・・・

などと、とにかくパッとしない状況らしくて、お薬を増やし

多飲多尿になったため、元祖・外シッコ派の私が苦心惨憺しながら

中でもシッコ派へと転向を余儀なくされていた

そんな時期のことでした。



だけど、苦しかったりしんどかったりしたにせよ

犬の日常はそれなりに穏やかに過ぎていて



自分のペースでのんびりお散歩して




美味しいものには lock-on!ぴったり張り付き




来るものは特に拒まず、去るものはちょびっとだけ追って見せ

あるがままの日々を受け入れて過ごしていました。



そんな私がある日、検査のためお腹の毛(フサフサ)とグッバイ。




自慢のお腹毛を失った私を不憫に思ったのか


emihana が・・・また・・・



マタギスタイル・・・だって。




急なことで腹巻を調達することが出来ず、使い捨てカイロを

ハンカチに包んで巻き付けてくれたのでした。


・・・にしたって、何かもう、とにかく体裁ってものがまるでアウト。

ねぇ・・・。

シッポの垂れ具合は体調のせいだけではなかったかもしれません。


それでも文句ひとつ言わず、淡々と我が生をまっとうしていた

健気な私でした。



まぁ、emihana も悪気はないんです。

日本のように何でもさっと手に入る環境ではなかったから

苦肉の策で、私を少しでも快適に過ごさせてやろうと言う

その気持ちだけは嘘じゃなかったと思います。


なんて、一応庇ってあげる私はなかなかできたわんこじゃないかなぁ。

あ、これって、自画自賛? あはは〜。




なんだかんだで頑張っていた、あの頃の私なのです。