思い立ってスクワット



いつもお願いしております美容師さんOさんは、確かな技術と、気取りの無いお人柄で、たいへんな人気。今回のカットも、予約の電話を入れましてから、20日待ってようやく。
さて、多くの芸能人の顧客を含む、数百人、数千人の女性を見てまいりましたOさんがおっしゃいますに、年を重ねても素敵な女性は、「自然のまま。身体を動かしている。気持ちが前向き」。(なんでも、女優の十朱幸代さんも、通っているスポーツクラブの“腹筋大会”で優勝するほど、日々鍛えているとのこと。)持て余すほどのお金を持ったマダム達は、いきおい、引っ張り系(皺伸ばし等の整形)や、注射などに走りがち。でも、そういった、美容にたいへんな額のお金を注ぎ込み、人造的ともいえる美を追求する女性よりも、60代になってたとえソバカスだらけでも、テニスをしたり、色々なことに興味をもち、日々明るく楽しく生活をしている女性の方が、ずっと綺麗で素敵。そういう女性の方が会話もウィットに富んでいて話をしていても楽しい、とのお話。
出来るなら、私も素敵と言われるおばあちゃまになりたいもの。手は加えておりませんし、日々楽しく生活する、もなんとかできているように思うのですが、身体を動かす、はまったくだめ。たまたま、知人のフィットネスクラブ店長とランチをご一緒したのでこの話をしてみたのですが、「身体は動かさないとだめ。筋肉をきちんと作ることが大切。何歳になってもこれは可能。でも、emimiさんは…いかにもインドア派という感じ。うちのフィットネスクラブに来ていただいても、絶対に無理はさせられないタイプですね」、と。そうなのです。過去に、テニス教室、スポーツクラブやプールに通ったことも、登山、キャンプに挑戦したことも、クラシックバレエを習ったこともあるのですが、ヨガ以外はどれもだめ。かえって体調を崩し、具合が悪くなってしまうのです。でも、更年期障害も、老人性痴呆症も、身体を動かすことによってリスクを少なくできるそうな。
このままではいけない。森光子さんの若さに肖りたい、と先ほど突然スクワットを試してみましたところ、関節はポキッ、パキッとなにやら怪しげな音をたてますし、足はこむら返りそうになりますし、ぜんぜんだめだめです。さて、これは何か考えませんと。