パン屋さん



昨夜、仕事帰りに、駅構内にあるパン屋さんで、帰宅してからのおやつ用にクリームパンを購入。やや年配の女性の店員さんが、袋に詰めようとしながら、「あ、このパン欠けちゃってるわ。ほら、ここが。やめておきますか?」、と。見ると、クッキー生地がかけてあるタイプのパンの、一部分が崩れてなくなってしまっておりました。「いえ、結構ですよ。そちらいただきます」、と答えると、「そうですか。それじゃあ、申し訳ないから」、と言いながらショーケースを見渡し、マスタードたっぷりのソーセージパンを一つサービスしてくれました。「そんなにしていただいたら、かえって申し訳ないです。ではせめて、おつりは結構ですので」と申しますと、「計算が合わなくなるから」と。そのさばさばした中にも律儀さの感じられる対応が、嬉しかったです。