曖昧模糊



赤坂のバーで、頭が痛くなるほど飲んでしまいました。社長と二人で、なんやかやで実に7時間ほど飲み続けていたことに。久々に、二日酔いになりそうです。
懸案の音楽協会問題について、たくさんの話をいたしました。最終的にどのような話になったかと申しますと、「Yさんとあなた、二人を見ていると、まあ9割方あなたが正しいのはわかる。ただ、あなたは真面目で、話をすると論理的で正論吐きなので、確かに間違ってはいないのだけど、相手を追い詰めてしまうところがある。何事も白黒をはっきり付けないと納得しないところがあるが、世の中はもっと曖昧模糊としたもの。あまり考えすぎず、気持ちを楽に、音楽協会を乗っ取るぐらいのつもりで、もっとしたたかに生きなさい。Yさんには、何も話さないでおくな」、と。
帰宅いたしましてすぐに、また勘の鋭い母から電話が入り、「どうだった?」。状況を説明しますと、「それが一番賢いわね。社長たいしたものだわ」。…はい。どうしても辛いようでしたらまた考えますが、もう少し、頑張ってみることにいたします。