コルクガシ



コルクというものは、大きな塊の状態で土の中に埋まっているもの、となんとなく思い込んでおりました。先日、これが大きな間違いであることを、知人より教えていただきました。
ワインの栓や床材として使われております“コルク”は、コルク樫という木の樹皮なのだそうですね。このコルク樫、樹皮を剥ぎ取っても10年ほどで新しく再生されるので、木にとりましては少々気の毒なようですが、繰り返し収穫をすることができるのだとか。まるで羊のような木。
調べておりまして知ったことがもう一つ。あの素晴らしく美味しいイベリコ豚はコルク樫の林に放たれ、たっぷりのドングリを食べて育つのだそうです。樹皮は繰り返しコルク材に。実は最高の豚、イベリコ豚を育てる。コルク樫は、偉い木。