POST切手



東京ミッドタウン・デザインハブで開催中の、「POST切手 〜郵便が変わり始めた。切手のデザインはどう変わる。」を見てまいりました。

切手の魅力は、電子メールがこれだけ普及しても衰えることを知りません。郵便が変わり始め、切手のデザインはどう変わっていくのでしょう。200名のグラフィックデザイナーたちが、この小さくも魅力的な表現媒体に注目し、オリジナルの切手をデザインしました。

楽しい展示です。縦長の会場にずらっと並ぶ、切手、切手…。
美しいグラフィックやイラストによるデザインのものがほとんどなのですが、中にはユニークなものも。例えば、切手を舐めて貼る、というところから発想を得たチョコ切手。チョコレートの絵が描かれておりまして美味しそう。チョコの甘い香りを染込ませればなお良しかと。書き忘れた一言を書き添えるための、追伸用切手も。こちらは原稿用紙になっておりまして、デザイナーの、「マス目が小さすぎて書き込めないとの噂もあり」というコメントにも思わず口元が綻びます。他にも、手紙の内容が喜ばしいものなか、悲しいものなのかを切手でまず伝えてしまうというものや、1シート72枚が全て違う色というもの、キスマークぺったりのものなどなど。残念ながらこれらのデザインによる発売の予定はないそうなのですが、実際に使ってみたい切手多数。
入場無料、会期は年明け2月3日(日)まで。ミッドタウンでお買い物のついでに覘いてみてはいかがでしょう。