コホホホホ!王騎が付けていたかも知れないキングダムな黄金のすねあて出土!中国3000年前の歴史
黄金のすねあてが見つかったよ!!
秦の始皇帝とその忠臣李信の活躍を描くマンガ「キングダム」にすっかりはまっている恵美嘉樹です。
キンドル始めてから、キンドル版「キングダム」ダウンロードしまくり(コミックよりちょっと安いし、いい大人なので電車でマンガ見るのに恥ずかしくない)
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早く、コミックスとキンドル同時発売にしてくれ〜!
ドガラドガラと叫んだところで本題です。
中国で始皇帝より700年ほど古い3000年前のすねあてが出土しました。
青銅製です。この美しい曲線美は芸術品ですねぇ
=新華社
青銅というと、みなさん誤解しがちですが、当時は青くなくて
黄金色に輝いていました。
青いのはサビです。
でも、鉄より柔らかいです。ただ光る光る。
秦の始皇帝の時代のよろいの形は兵馬俑でわかりますが、材質については分かっていないそうです。かならずしも鉄ではなく、青銅もあったかもしれないですね。
特に六将クラス(キングダムよめ)なら、膂力じたいがハンパないですから、鉄と青銅器の堅さの差よりも「美しさ」を選ぶんじゃないかなぁとか想像しています。
- 作者: 原泰久
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: コミック
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おととい(2013年3月11日)人民網の日本語版が、これについて
三千年前に戦場に馳せ参じた将軍たちは、鎧に身を包んでいたのだろうか。青銅の鎧は、どのような形状をしていたのだろうか。
陝西省で昨年偶然発見された宝鶏石鼓山墓地から出土した文化財を整理・研究した結果、現存する最古の青銅の鎧が発見された。これにより、青銅の時代の将軍たちが、青銅の具足や胸当てなどを持っていたことが証明され、青銅の時代の鎧の制作、古代の武器の歴史研究などに向け、貴重な資料となった。新華網が伝えた。
陝西省宝鶏市考古チームの劉軍社隊長は、「秦の兵馬俑は鎧を着ていることが多いが、秦の兵士がどのような材質の鎧を着ていたかは知られていなかった。しかし宝鶏石鼓山墓地から出土した青銅の鎧は、秦の兵馬俑の時代よりも700−800年前に青銅の鎧があったという実例を提供した。これは青銅の時代の中国古代文明や戦争などを研究・理解する上で、重要な学術的価値を持つ」と説明した。(編集YF)
と非常に興奮する記事を掲載していたのですが、文字だけ写真なし(ガクっ)
で、きのう(2013年3月12日)になって、ようやく我らが新華社通信が写真付きで配信してくれましたとさ。
ありがとう中国(でも、慰霊祭にはちゃんと出席しなさい。中華が不義理をしたらおしまいです)
=新華社
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