大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)
大学の話をしましょうか―最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 新書
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私大、文系の教授であるうちの師匠との考え方や問題意識の違いがいろいろありそうなので買ってみた。
経済、社会、教育、学生に対する考え方の差は色々とあったが、大学の組織が抱える問題については
結構同じような意見があったりする。
もっとも森博嗣はそうした組織に積極的に関わろうとするタイプではなく、うちの師匠は関わるタイプだが。
まあそんな誰にも通じない話はともかく、森博嗣らしくわかるところはわかる、わからないところはわからない、
しかし周りの意見はともかく自分が考えたり感じたりしている事ははっきり述べるという内容。
まず学生論だが、世間が騒いでいるほど学生の質が落ちたとは森博嗣はあまり考えていないようだ。
ハングリー精神みたいなものが欠けてる印象はあるが、無理やりださせようとしてもそれは無理でしょうとも。
ニートについて、働いて社会に迷惑をかける人間よりは、働かないで社会に迷惑をかけない人間の方がありがたい、
自分が働く理由の第一として「金を稼ぐため」とも。
道徳論や義務論に走らないあたりは学者らしいところだと思った。
大学論についてはとにかく助手から助教授になってからは雑務が多くて、本人としては教授になんてなりたくなかった、
というような記述があり、一般のイメージに比べて研究以外の仕事が多いという事が触れられている。
まあこれについてはうちの師匠からも色々聞いているので、私大でもおそらくは同じではないかと。
うちの師匠から聞いた、高校を回って推薦で学生を集めるための営業活動をするといった話は無かったので、
このあたりはやはりレベル低い私大と国公立の大学の差か。
細かい給料や仕事量の差はよくわからないが、どちらも雑務が多いのは確かだろうなあ。
研究費に関しては、色々知らない話が読めた。予算を取るための申請に色々問題があるとも。
とりあえず、私大にせよ国公立にせよ、大学教授という高い知識を持っている（はず）の人材に、
その頭脳を活用しない雑務が多いというのは大学の持つ問題点だろう。
最後の作家になった理由などのところでは、工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)の水柿君シリーズとは違うところが多く、
ああ、「あくまで」小説であるというのは本当だったんだなとしみじみ。
大学の仕事（前述の雑務）よりも小説を書く方が楽しいなども水柿君との違いか。
大学をやめるという意思が大分早いうちからあったというのは意外なところ。
助手時代が一番学問面では充実していたというような言及もあり、助教授の仕事に対する不満が感じられるかな？
全体としての印象は、大学生や卒業生が読むよりは高校生や中学生が読むとためになるんじゃないかなと。
大学生になってしまえば俺もそうだけどゼミの先生などからいくらでも話は聞けるだろうし。
あるいは子供を育てる親の立場の人が読むのもありか。
Ｑ＆Ａで話が進んでいくので読みやすいのもそういった層向けな感じ。
大学生が読むならば、大学１年生のうちぐらいに読んでおくといいかもしれない。
下手な、「大学で何をするべきか」系の本よりは役立つと思う。
水柿君シリーズが終わった事もあり、森博嗣の本は当分買うことが無くなりそうだなあ……。
水柿君シリーズ以外で読んでてニヤニヤできるタイプがあれば読んでみたいんだけど、どうだろ。
糸冬
リヴリア１ターンキル（難易度Nightmare）
ナイツ・イン・ザ・ナイトメア(通常版)
動かないボスなんて余裕と思ってたら案外てこずった。
というかホーリーアクス持ってるのにセットアップし忘れて……。
神聖属性スキル２倍とプリエステスのチャージ一瞬がないため、かなりの苦戦を強いられた。
エフェクティヴさえそろっていれば楽な相手だと思うのだが、苦労したので画像age
画像１ １ｔｕｒｎの表示。
画像２ シーンのタイトルで判定。
画像３ 活動時間５９．９８とかよく頑張った俺。ランクは気にしない方だが、Ｓはなんかうれしい。
難易度ナイトメアを示す表示は特に無いが、３番目の画像の総ダメージ量でなんとなくわかるか。
後、キーアイテム回収とかはしてない。神聖属性２倍があればそういった余裕もでたかな……。
タクティクス画面ではワルダーの初期位置にリズ、宝箱近くの位置にハンスリーヴを配置。
アイテムは審判の天秤、ダーキッシュ＋２、ヴィーナスワンド＋５、スラッシャー＋８。
審判の天秤はレイジシュートでの事故防止と、発動時間が長いのでその間にインジャリー回復されるのを避けるため。
ダーキッシュはメインの攻撃手段。＋２はたまたま付いていただけで、特別な意図はなし。
ヴィーナスワンドはホーリーグレイルを１発撃つために。こちらも＋５には特別な意図は無し。
スラッシャー＋８は攻撃には全く使用しないが、攻略の肝心要の存在。
エフェクティヴ３のチャージ高速化を利用してリズとメリアにヴィーナスワンドでのＬハイスキルを一気にチャージさせる。
ついでにチャージ高速化中に可能な限りハンスリーヴで通常攻撃を連続して当てて、少ないＴＩＭＥ消費でＭＰを稼ぐ意味合いも。
また、エフェクティヴ１８でハンスリーヴのペガトリーバッシュを１回一瞬で溜めて発動させている。
タイミングがよければ１０秒以内に２回溜められるのだが、リヴリアの攻撃に阻まれて今回はそれはできず。
下準備はこんなところ。
戦闘開始直後はリヴリアの攻撃が確定した瞬間にＬからＣへとフェイズチェンジを行う。
どうも攻撃のパターンが最初の行動の時にどちらのフェイズだったかで変化する模様。
Ｌフェイズなら上から降ってくるエナジーストリームを３セットぐらい続けてくれる。
Ｃフェイズだと星ばら撒きのトゥインクルスター→持続中にエナジーストリーム発動から始まり、
最初から激しい運ゲーにされるのでこちらは避けた。
この行動の変化については誰のデータでも確実に起きるとは保障できないのであしからず。
一応今後のボス相手にも確認してみようと思っている。
フェイズチェンジの後は、エナジーストリームをかわしつつメリアがＣ通常スキルで３度前進。
ハンスリーヴが上に１段階目の通常Ｃ攻撃で移動、右に２段階のＣ攻撃で移動。
これでラッシュカウントが３、ＭＰが２ちょいになるので、エナジーストリームに気をつけつつ、
メリアとリズにヴィーナスワンドのハイスキルをチャージさせてレディ状態に。
どちらもインジャリーの割合の大きい攻撃なので、最後の最後まで取って置く。
その後、リヴリアの攻撃が終わったあたりのタイミングでハンスリーヴはＬ通常攻撃連打でＭＰ溜め。
この最中にリヴリアがレイジゲージを溜めるアクションを取ろうとするが、チャージ高速化もあり、
通常攻撃を連打していれば攻撃無効状態になる直前に攻撃がヒットして無効化できる。
その後はＭＰが８、ラッシュカウントが偶数になったらハンスリーヴがペガトリーバッシュで攻撃開始。
ラッシュカウント１８の時にはエフェクティヴの効果で一瞬でチャージされるので、それも活用。
今回は一回分しか活用できなかったが、ペガトリーバッシュ程度の時間のスキルなら２回は活用できそう。
ペガトリーバッシュを２回ぐらい当てるとレイジゲージがたまるので、審判の天秤でレイジゲージを０に。
その後はひたすらペガトリーバッシュを撃ち続け、リズとメリアのＬハイスキルでトドメがさせそうになったら発動。
したのだが、体力が微妙に残っていたのでペガトリーバッシュで駄目押しして撃破。
残りＨＰ５０００ぐらいで時間切れ負けが多かったので、神聖属性２倍のエフェクティヴがあれば勝てたって事でいいよね、
と諦めそうにもなったが、メリアにもヴィーナスワンドでハイスキルを撃たせる事でなんとかフォローできてよかったよかった。
エフェクティヴ３のありがたみを痛感した戦闘だった。
○○のチャージが一瞬で完了に比べるとＴＩＭＥ消費はあるものの、クラスを問わないという利点がある。
また、ラッシュカウントが確定している間はずっと効果を発揮するというのも魅力。
１ターン目でＭＰを９にしてから２ターン目にエフェクティヴ発動、スキル連打でずっと俺のターンというのも有効だろう。
１ターンキルには使えないけど……。
ラッシュカウントが３なので、雑魚戦で使うのも面白い。
というわけでエフェクティヴ３と１８（ランスナイトチャージ一瞬）があるスラッシャーも良武器という事で。
序盤でないと入手できないが、なるべく集めておきたい武器だ。
糸冬
