2011-04-07 被災地のバイクたち

被災地はどこも,まるで空襲に遭ったかのような悲惨な光景が続いています。
こういうものに反応するのはバイク乗りだからでしょうか。
かろうじて認識出来るsuzukiの文字。
金属部品がこんなに紙のように曲がる津波の威力。
見えにくいですが、写真右上に時計のベルトが見えるでしょうか。
この時計は,このバイクのハンドルに付いていたものです。
写真ではわかりませんが,奇跡的に動いており,いまなお正確な時を刻み続けています。
タイヤも新しいですし,所有者はきっと大切に所有していたんでしょうね。
どんな形であれ,このバイクが所有者のもとに無事戻ることを祈ります。
2011-04-03 未曽有の大震災

みなさんお久しぶりです。
沢山のコメントを頂いていたにも関わらず,返信すら出来ず申し訳ありませんでした。
私の思っている以上に多くの方に当ブログが支えられていることを実感いたしました。
本当にありがとうございます。
さて,ご存知の通り,先月11日に東日本大震災が発生しました。
当時,私は青森方面へ出張中で,新幹線内(しかも運悪くトンネル内)に一晩閉じ込められておりました。
その後,八戸市内の避難所にて一晩を過ごし,震災から3日目に仙台へ戻りました。
私の実家は仙台で,家は無事でしたが,ライフラインが完全に途絶え,大変でした。(現在は徐々に復旧しつつあります)
しかし,身内が石巻市に住んでおりまして,連絡がつかない状態が続き,これはまずいということで,単身,壊滅的な被害の石巻市へ向かいました。(その後,無事発見されました。)
深刻なガソリン不足が続いているため,車での移動は断念し,愛車のYBRとともに,雪が降り積もり,瓦礫が散乱している国道をひたすら進みました。
↑まだマシです。写真はありませんが,帰宅時はもっとひどい状態になってます。
ああっ・・・去年の暮に買ったばかりなのに・・・廃車覚悟だな(涙
路面が隆起し,寸断され,ヘドロや瓦礫で埋め尽くされた悪路を物ともせずに進みます。
何度もエンストしそうになりながらも(キャブに海水や泥が侵入?)懸命に鼓動するエンジン。
改めて中国製バイクの信頼性,耐久性の高さを実感。
そりゃ日本製に劣るかもしれないが,こういうシチュエーションで大活躍してるんだから,十分ではないか。むしろ感動すら覚える。
結果的として,無事,仙台〜石巻の往復(約100キロ)を成し遂げた。
ガソリン残量はまだまだ余裕。リッター40overは伊達じゃない。
ボロボロになりながらも走りぬいたYBR。思わず涙が出る。
きっとENでも,同じように走りぬいただろう。
これから東北は復興に向けて,いばらの道を歩むだろう。
今までのようにバイクに乗ってツーリング出来るようになるのは,あと何ヶ月,何年掛かるかわからないが,
被災者として,そしてバイク乗りとして,諦めずに頑張っていきたいと思う。
EN125愛好会はこれにて閉鎖します。
データは然るべき形で整理し,このまま残そうと思います。(まとめwikiに還元しそうかな?)
後日,動きがあるかもしれません。
2011-02-05

皆さんお久しぶりです。会長(自称)です。
その間、私自身の生活にも様々な変化がありました。
バイクに関しては、大型二輪免許を取得しましたし、北海道一周のツーリングにも出かけました。
メインバイクのCB400SFは売却し、その後、数台乗り継いで現在に至ります。
EN125は・・・
家の駐車場の片隅で、埃を被って放置状態です。
カバーを掛けているため、中の様子はわかりません。
「来週末にはきっと直してやろう。」と思いつつも、多忙で見て見ぬ振り。
結局、丸一年が経過したわけです。
私が書いた記事を読み返してみると、最後に行った作業は、腰上の分解だったようです。
つまり、腰上がバラバラな状態で放置されていると思われます。
カバーを掛けているとはいえ、気休め程度。
長期放置でのクランクケース内への水分、ホコリなどの侵入やサビの発生が心配です。
明日、意を決して封印されたカバーを開けてみようと思います。
さて、この愛車のEN125とブログの今後についてですが、
ENについては、レストア後、手放す予定です。
理由としては、私を取り巻くバイク環境の変化が挙げられます。
以前のように毎日バイク整備に明け暮れることは出来なくなりました。
これは当ブログにとって致命的です。
なにせ改造や修理をネタにしているわけですから、ネタが無くなったも同然です。
さらに実を言うと、125ccのバイクをもう一台所持しております。(ライバル車のYBR125です。)
決してYBRに比べてENが劣っているとは思いません。
むしろ、パワー感ではENの方が上ですし、その他装備や価格、楽しさ(適度な鼓動感)を取っても、ENの方が上です。
これは両方所有している私の立場から、そう断言出来ます。
しかし、私のENは現在不動車です。
駐車スペースや維持費を考えても、このままずっと放置する訳にもいきません。
レストアして再び使おうとも思いましたが、すでに新車でYBRを購入していますし、いまさら・・・
そんな訳で、手放す方向で動いています。
レストア(というより腰上修理?)については、近いうちに始めようと思います。
手放すその日までこのブログは続けていこうと思います。
更新頻度は一年前のあの頃に比べ少なくなりますが、目標としては、一週間に一度の近況報告と、修理の進捗を写真を交えながらお伝えしようと思います。
のび作
お久しぶりです。お忙しい中でもとても充実したバイクライフを過ごされているんですね。僕は相変わらずGNオンリーライダーです。北海道一周、いいですねぇ。僕もいつかロングツーリングに出ようと思いながら、プチツー&プチプチツーばっかりです。
メインバイクのことも良かったら教えてくださいね。
また、よろしくお願いします。
Cervo
会長 お久しぶりです 一年間色々あったようですね。私は、通勤オンリーで距離の方は、あまり伸びませんが、毎日ENに跨ってやっています。以前に比べればENをネタにしたブログも増え、情報も徐々に増えてきました。
「ENの小部屋」と此処は、EN乗りの聖地なんじゃないかと思います。YBRと違ってパーツ供給に日本のメーカーの支援が期待できないENだからこそ、ネットの住人の情熱で支えられてきた面があると思います。ENを降りてしまわれるとのことですが、「愛好会」は、可能な限り残してもらえると、後進の者の良き道しるべになると思われます。
takafumi
はじめまして。実は私がEN125の購入を検討してる時からずっと読んで、参考にさせて頂いておりました。更新がなくて、ちょっと寂しいなー、なんて思っていたのですが...そうでしたか。
H4のヘッドライトも、マネさせて頂きました。ヤフオクで落札したら、なんと記事と全く同じもので笑ってしまいましたが(笑
私も、このブログの記事が読み返せると、とても勉強になるので残して頂けるととても嬉しいです。
ノールック
お久しぶりです。
ENを手放してしまうのは残念ですが、諸事情あるようで仕方ないですね。レストアの記事、楽しみにしています。
お忙しいようですが、もしまた別のブログを始めることがありましたら、その時はまたお邪魔させて頂きますね。
べーやん
再開を期待して待っていたのですが、とても残念です。
今まで情報を提供して下さってありがとうございました。非常に参考になりました!
SpookDesign
群馬でシングルを専門にカスタムしております。SingleCustomGarage SpookDesign と申します。分解中でもかまいませんので譲っていただけませんか?ご連絡おまちしております。お引き取りには伺います。あrEq



自分はそろそろバイク乗り換えのためにEN125を手放すことになりそうです。
4年間で20000km走り、悪天候の日は全く乗らなかったとはいえ
消耗品交換のみで全く故障もなく、始動性も良かったです。
私の住んでいる仙台は,一応,東北有数の大都市(?)なので,あれだけの震災にも関わらず,復旧も早く,すでに普通の生活にもどりつつあります。(電気・水道は復旧)
とはいえ,開いている店も少なく,スーパーに行っても生鮮食料品が手に入りづらい状況です。(陳列棚に空が目立ちます)
地震,津波,原発と,八方塞がりで泣きそうです・・
5月の連休がもうすぐですが,この調子だと到底,ツーリングなどできそうにありません...。
家でおとなしくENの修理しようと思います。(YBRも海水に突っ込んで,電気系統がおかしくなったので修理しなければ)
このブログは閉鎖予定ですが,落ち着いた頃に,新しいブログを作ろうと思うので,その際はご連絡させていただきます。
わずかながらですが私の水没車の整備方法を書き綴って
みたいと思います。
1:エアーフィルタは中性洗剤(台所用でOK)を薄めたお湯で
十分洗ってからエアーを吹くか良く振って乾かす。
2:キャブレターは出来るだけ早めに分解し、同じく洗剤お湯で
洗う。
すすぎもお湯で行うと熱で乾燥しやすい。特に防錆の処理は必要
なし。
3:ガソリンタンクも中のガソリンを全部排出させてから洗剤湯
洗い。そして市販の水抜き剤を1L(200ccボトルなら5本)用意して、まずは半分をタンクに入れてシェイクして排出。これを2回
繰り返す。加水分解で残った水分を外に排出するためです。
4:燃料コックのガソリンフィルターはできれば交換。もしくは
洗剤お湯で洗って十分乾燥させる。
5:エンジン本体
かかってるようだけど、クランクケースのサイドカバー
を左右外して内部の確認。
この時点でオイルが白濁してれば塩分を薄めるために水を大量に
かけてから水抜き剤をスプレーで吹いてあげて加水分解。
その後安い四輪用エンジンオイル4Lを用意して、最初のオイルは
走り出して30分程度で次へと交換。
2回目のオイルは出来るだけ1日で長距離を走って熱でエンジン内
の湿気を蒸発させる。
そしてその日のうちに3回目交換の交換。
6:ホイールベアリングやスイングアームピボットは分解掃除
やベアリング交換。
7:一番大変な電装関係は「全てのコネクタ・カプラーをひとつ
ずつ外して水洗い、その後エアー吹いて乾燥かあるいは水置換性能
のよいCRC6-66マリーンを接点に薄く吹いてからふき取り」。
または中古のハーネスに交換。
8:ステムベアリングは分解掃除(グリスアップ)
9:問題はフレーム内の水分ですが、これは諦めるか下方の水抜
き穴を探してから、上方の隙間より真水を流し込んですすぐくらい
しかできないでしょう。
こんな感じで過去に汽水域で完全水没させた知人のバイクを一週
間で復活させて、その後2年間快調に走らせたことがあります。
塩分を含む水没なので理想は3日以内に行うのがいいのですが、
とにかく塩分を早く中和(排出)させるのがもっとも有効です。
極北のエスキモーは船の船外機やスノーモービルを海で水没
させても時間をかけて分解掃除をして復活させるのが多いと
聞きます。
動いてるバイクは整備をすれば必ず状態がよくなります。
忙しいかと思いますがわずかな時間でコツコツを直してあげて
ください。
励ましのお言葉ありがとうございます!
ENは今でも良いバイクだと思っています。
私はYBRに乗り換えてしまいましたが,個人的には,GN系のあのエンジンのフィーリングは好きです。
どちらのバイクも一長一短があり,優劣つけ難いです。
ありがとうございます!
津波で壊滅的な地域を半分、水に浸かりながらかけずり回ったので,廃車覚悟でしたが,故障もなく帰宅できました
現在,正常に動いております。
(ウインカーリレーが不調で,異音がしますが,ウインカーの点灯動作に問題はありません。)
ただ,車体内部の各所に塩水や泥が侵入していると思われますので,早いうちに手を打とうとは思っていました。
しかし,あまり悠長に整備している暇もないのが現状です。
(仕事柄,復旧作業で被災地を駆けずり回っていますので...涙)
連休頃には、ENの修理も含めて、やろうと思います。
機会があったら似たような規格の汎用品に変えればOKです。
ついでに各ウィンカーも分解掃除するとよいかと思います。
(メーターケース内とかどうなんだろう・・・メーター自体は分解できないからしかたないけど。)
ハーネスの配線は年月が経つうちに腐食断線する可能性はあるかもしれません。
海水が染み込んでたら導線(銅線)が腐食するからです。
いつか理由がわからず電気系に問題が起きたらハーネス自体も疑ってみてください。
あと、一応セルモーターも分解点検をすることをお勧めします。
Oリングで防水構造にはなっていますが念のため。
ネットでも被害にあったバイクを復活させてる日記がぼちぼち出てきましたね。
とにかく分解掃除のようです。