明晰

頭が痛い

サッカー批評の今回号は、2ヶ月経ってW杯の日本を思い返すという企画だったわけだが、前号で論を書いた反町康治が某所に行ってしまったので、何も書いていない寂しさはもう放っておいて、どうにもこうにも自己主張よりも、他者批評に終始している感がある。私が欲しいのは「以上のことから、結論として、我々は・・・して欲しいのである」という主張である。批評になにより必要なのは根底の思想である。「見守りましょう、但しデッドラインはいついつまでよ」程度でもその紙面の評価は変わる。

平山相太の移籍には失望した。ホームシックで帰ってくるにしても、帰り方が悪すぎる。
大黒将志にも失望した。本人がイタリア希望なら、中田英寿同様最初からイタリア語を話せたりしないのだろうか。グルノーブルに行ったのは何だったのか、その残したモノの空虚さを感じると失望が倍増。

  • ジャメイン・デフォー

移籍志願だそうで。まぁトットナム・ホットスパーはFWが多いからねぇ。扱いからしたら出て行きたいんだろうねぇ。イングランド代表もあることだし。FW過剰といえば、シェリンガムスウェーデンのジュールガルデンからオファーとか言う話もあったな。ハマーズも若くて将来を感じるFWが多い。

チェルシーが次にモニターするのは、オリンピアコスカスティージョ選手なんだそうで。彼はウルグアイ人で前に飛び出すスピードが非常に素晴らしい印象が残っているのだが、調べると面白いことを発見しますな。
彼は1984年メキシコ生まれで、父親も有名なサッカー選手であり、現在は代理人。15歳の時にマンチェスター・ユナイテッドと契約寸前まで行くも、労働許可証が下りず破談。というわけで移籍したのはギリシャオリンピアコス
ウルグアイのU-17、オリンピック代表チームにいて、2002年のW杯予選メンバーに招集されたりしたわけだが、メキシコ協会側もアプローチをかけてきたから、本人は悩んだ挙げ句、どっちの代表へも行かず、ギリシャ協会からもアプローチをするという中々悲運な人だ。
で、ユヴェントスからオファーがあったんだけれども、リバウドという素晴らしい選手が来るという理由で残留を決断。パパはメキシコ代表に入れるためと言うことで2006年初頭チーバス・グアダラハラに移籍と契約しようとしたけれど、クラブ側が拒否と。現在は2010年まで契約が残っていると。
ちなみに昨季、彼をチャンピオンズの大舞台で見ることができなかったのは、膝をケガしていたからだそうで。今季は復帰。是非とも、リバウド選手に最後の花道を添えて欲しい人ですね。(まぁおそらく、あと数年でハゲ先生も引退なので、頑張って欲しい。)

ミヒャエル・シューマッヒャーが引退ですよ。しかし、ドイツ語読みすると何か強くなさそうだなミハエル・シューマッハ
ベネトンで優勝した時期から見ていたので、何とも時代を感じる。そして後任にはマクラーレンからキミ・ライコネンが来ると。長い間レースをやったので、ベストレースがどれかだとかスグに選べないが、記憶に残っているのはF1最多勝利記録を更新したときに号泣したシーンは印象深いなぁ。そういえば。